凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年05月05日(木)

連休最終日。
いくらなんでもアイまで引きこもり気味の連休で終わってしまうのは可哀相と思い、車で一時間程の子供牧場?みたいなとこへ連れて行った。
アユムは今朝から咳が出始めているが、熱はあれから出ないし、明日はどのみち病院だし、悪いけれどちょっとお姉ちゃんサービスさせてもらおう。(←鬼)

久々の外出で子供達はハイテンション。
牧場内ではスタンプラリーをやっていて、アイはスタンプもらう!と猛張りきり。
遊具で遊んでポニーに興奮してヤギに舐められて動物スケッチに参加してと大はしゃぎ。
あぁ無理にでも連れて来て良かった。
連休の思い出がダイエーでカードゲームした事だけってのも可哀相だったしね。

「次は草スキーやりたい!」と意気込むアイ。
対象は小学生以上。二人乗り禁止、というヤツで、アイは小学生になった事で自分ひとりで乗れる遊具等が増えたのが嬉しくてたまらないのだ。
「アユムは小学生じゃないからおるすばんね」と誇らしげにソリを持って登っていく。
しかし結構ここ、急じゃない?人工芝だし、こけたら痛そう。大丈夫かな…
思ったとおり、一回目、アイはコースの半ばでもんどりうってこけた。
痛みに飛び跳ねつつも、懲りずにまた上っていく。
おお、凄いぞアイ。失敗を恐れず挑むその姿は凛々しく見えるよ…
そう感心して見ていた二回目。
アイは見事、顔面からこけた。うわー。
見物客からも「わ、あれは痛そう」との声が。
痛みに飛び跳ね走るアイを呼び寄せると押さえた顔半分流血。
うひゃー顔面すりおろし状態ですか。
下ろし金で擦るとこんな顔になるのかもね。
などと思いつつも、係員に消毒薬等を頼むが、薬箱に予備が無い。おい(怒)
「救護室に案内しましょうか」って、当然だろうが(怒)
この流血を個人でどう処置しろと(怒)

救護室とは言っても結局は管理室(事務室?)で、係りのお姉さんが救急箱の消毒薬で消毒してくれて、冷やすための氷をくれただけ。
まぁ、擦り傷だけだしこんなもんか。

顔面半分擦りおろし状態のアイはすっかり意気消沈。
「帰ろうか?」と声をかけると「…スタンプ、まだ押してない…」とか細くも力強い返事。おいー。

まぁ、いいか、スタンプラリーの達成感くらいは味あわせてやろうとわき目も振らず、スタンプのみを求めてサクサク歩く。
商品はアイス。でも痛みで食べる気力なしのアイ。

広範囲の擦り傷なので消毒しただけで放置。
夫はガーゼでも貼れば、というが、かえって化膿するかもしれないので冷やすだけであえて何もしないでおいて傷口が乾くのを待つことにする。

「明日学校行くの恥ずかしい…」おお、女の子ねぇ。
でも病気じゃないし、「恥ずかしいから」という理由だけで擦り傷で学校を休むのもどうかと。
まぁ、怪我の様子を見てからだね。

アユムは咳が酷くなった。
あー今日出掛けたのは失敗だったのかなぁと軽くへこむ。
でも怪我なんかいつか治るし、アユムの咳もいつもの事だし。
長い目で見たら、今日の事も良い経験になるよね。多分。
アイの人生でのネタのひとつが出来たって事で。(←思い出と言え)
バーチャルなゲームで一喜一憂するより、リアルな日常でそれを体感してほしいもの。

自分に言い聞かせて正当化しようとしてるあたり、結構自分的にもダメージくらってるな、と。





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