凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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「あぁドキドキする〜」と寝床でアイが嬉しそうに言う。 何が嬉しいのか聞いたら、月曜から始まる給食が楽しみで眠れないんだそうな。 はぁ。そうですか。
持っていくお箸も幼稚園で使っていたフォークとスプーンがセットになったお箸ではなく、お箸単体。 それがまた嬉しいらしい。 体操服をランドセルに入れずに体操服袋ごと横にぶら下げる。 ランドセルはほぼ空っぽに近い状態なんだから中に入れればいいのに、 横にぶらさげるのが小学生らしくって良いんだとか。 集合住宅内の子供達と大勢連れ立って登校するのが一番嬉しいよう。 毎朝上の階の子が呼びに来てくれるのだ。 飛び上がって走っていく。 小学生になったのが毎日嬉しくてたまらない。 クラスに同じ幼稚園だった子は男の子が二人いるだけで、女の子が一人もいないのがちょっと心配だったのだけれど、今の所特にそれにこだわってもいないよう。 あと何年かすれば、学校行きたくない…なんて言い出す事もあるだろう。 そんな日がこなければいいなぁと思いつつ、とりあえず喜んで登校し、満足して下校してくる姿を今の所胸をなでおろして見ている。
帰って来たアイに、「給食楽しかった?」と聞いてみると「くやしかった」の答え。 はぁ?給食が悔しいんですか? 「給食当番やりたかった」 はぁ。そうですか。
いや、給食当番なんか、この先何十回もやらなきゃいけなくなるし。 あ、いや、まぁ、そうだね。そりゃ悔しかったね。
一喜一憂大忙しの小学校生活のようです。
暁
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