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smoke is missing

2012年06月27日(水)

ペンギンたちの挽歌

「夜の国のクーパー」
 おもしろかった。ザ・ハッピーエンドですね。
 ラスト、風向きはよくなりかけているかもしれないけど、この人に何ができるんだ… という不安からのカタルシスがよかった。それも、圧倒的ではなくて、どこか微笑ましい。
 本を読む前に、インタビューを読んで、図らずもオマージュになっていた作品も覚えていたのに、引っかからず読み進めることができてよかったです。しかしいろんな料理の仕方があるなー。
 読み終わるとタイトルに きゅん… とします。



「おおきく振りかぶって 19」
 榛名編が終わりました。武蔵野がんばった! いいチームでした。カバー裏でショックを受け通しの榛名が、正直、ほんとに、かわいい。かわいい。
 秋丸が憎い… 榛名に必要とされ、期待される秋丸が… でもこういう人いるよね。秋丸は別に悪くないと思います。ただ恨めしい。
 あとそういえば榛名は2年生だから後輩がいるんですね(戸田北の子も後輩か)。末っ子気質なので全然そんな感じがしない! 
 榛名に謝ってもらえて、阿部くんもよかった! 三橋との関係が徐々に変化してきて、二人がそこそこ自然にしゃべれてるので、ほっとしますね。でも阿部くんが時間をかけてそこに到達したのに、榛名がふつうに三橋の言葉を理解していて笑った。どうぶつども…
 準太さんまさかの性悪にもたぎりました。
 カバー裏の、西広と巣山が初恋まだっていうのも、超たぎりましたかわいい。
 そして次巻予告…あるあるこういうタイプの、礼をたたき込んだチーム! 西浦の子らがどんな刺激を受けるのか、楽しみです。


「やじきた学園道中記 15」
 文庫版。赤目編突入。
 安定のスカート丈…ミニも嫌いじゃないですが、制服のスカート丈はこの作品くらいがベストです。足が細くて清楚に見える。
 恥ずかしながら赤目四十八滝を知らなかったのですが、「縋藤滝」という名称が素敵すぎて一気に行きたくなりました。滝いいなー。ずぶ濡れになるときのやじさんきたさんがかわいい。女を落とすモードに入ったときのきたさんの色気は相変わらず半端ない。
 私は無性に千乃介が好きなので、再登場がとても嬉しかったです。いちいち美少年面しててかわいい! 美少年なのに普通っぽくて、小生意気で、千とか千ちゃんとか呼ばれて年上から構われてるのが自然でかわいい! どこかの巻で、ハーディに会わないほうがいいよって言われてたと思うのですが、どうなるんだろう。あと一のほうの人物紹介が「やじさんきたさんの仲間」となってておもしろかった。一乃介さんはけっこうメインに含まれる人物だったんだな…


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