荒ぶる魂

2004年12月18日(土) 私が出会ったレスラーたち

今日、打ち合わせの後に友人と食事。
彼女は元某アメリカエアラインの客室乗務員だった人。
で、彼女が語る「私が出合ったレスラーたち」

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多分80年代後半から90年代前半にかけての頃。
当時、ファーストクラスに乗る客については
あらかじめ名前と座席のリストを渡されて
話をする時には必ずMs.〜〜、Mr.〜〜と名前で呼びかけなければならなかった。
ある日、シアトルから東京の便に乗務した時
とても大きくてハンサムな男性が入ってきて禁煙席に着席。
(当時は全面禁煙でなく分煙)

同僚のアメリカ人乗務員らは
「きっとフットボールの選手だわ!」

リストで名前をチェックしたら「スタンリー・ハンセン」とあった。
あれ?これってもしかしてスタン・ハンセン?
日本で大活躍しているあのプロレスラー?
アメリカ人乗務員にそのことを教えると
彼女たちは「オー、グレイト〜!」
さっそくミスター・ハンセンにサービス開始。

でも私は、彼の職業をばらしたのは
1人しかいない日本人乗務員の私だとバレバレなので
近寄らないようにしていた。
だけど、通路でぶつかりそうになって
「エクスキューズミー」と謝ったら
ニコ〜ッと笑って「大丈夫だよ」と言ってくれた、その笑顔が
とっても優しかった。
ジェントルマンだなあと思った。
今から思えば恥ずかしがらずにサイン貰っとけばよかった。


それからある時、NYの免税店で見覚えのある3人組の女性。
クラッシュ全盛の頃だったから、女子プロレスを見たことのない私にも
長与・飛鳥・ダンプだと分かった。
当時、クラッシュとダンプは敵同士という間柄だったのに
「あー、ホントは仲いいんだ〜」と思いながらみた。

そして飛行機に乗務したら、その3人も乗っていた。
彼女たちはハンセンと違ってエコノミー。

離陸時には窓側から長与・ダンプ・飛鳥の順で座っていた。
飛鳥がはダンプの髪をいじっていろんなヘアスタイルにしたりして
楽しそうだった。
水平飛行に移って(客席が空いていたので)
3人とも席を移動、1人がけになった。
手荷物の移動もしたので私はチェックに行った。
そしたら3人とも荷物がきちんと置かれていなかった。
それで「すみません、前の座席の下に入れてください」と言いながら
ギュッギュッと押し込んだ。
そしたら、飛鳥だけが
「あ、ありがとうございます」と言ってくれた。
一般的に日本人は乗務員に対して「ありがとう」と言わないので
飛鳥っていい人だなあと感激した。

さて飛行機が成田に着いた。
乗務員は別にバスで空港ビルに移動するんだけど
何やら若い女の子たちがいっぱい群れていた。
一体何かと思っていたら長与と飛鳥のお出迎えだった。

ふ〜〜んと思いながら眺めたけど
その時にはダンプはどこかへ消えていた・・・



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ちなみに彼女はクラッシュたちと同じ年頃。
ガイアが解散すること、飛鳥・長与は引退することを教えるとびっくりしてた。
4月の解散興行までにはぜひもう一度飛鳥を観たいとのこと。
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