V字回復請負人・酒井英之の4行日記
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2016年07月23日(土) 広島の黒田投手、日米通算200勝達成おめでとう!

広島の黒田投手が200勝を達成した。インタビューが粋だったのでここに記しておこう。「プロの世界は、結果がすべてだと僕は思っていた。常に結果。毎年、結果を残し続けるというのを自分のモチベーションというか、それが反骨心になっていた。20年もいればいろんな選手とか、素晴らしい選手でも1、2年たてば自分の置かれる環境、立場は変わってしまう。その中でどうやって生き抜いていくかを常に考えながら、マウンドに立ち続けるというのを目標、モチベーションにやってきた」。ベテラン社員を活性化したい企業は多数ある。力が抜けてしまうベテランは「自分の置かれる環境が変わる」にリアルさがないのだろう。黒田投手のモチベーションは『強く必要とされ続ける』ことへのこだわりか。素晴らしい記録とその生きざまを見習いたいと思う。


2016年07月22日(金) 名古屋大学経済学部大学院での招聘教員

この冬に名古屋大学経済学部大学院で教鞭をとることになった。「招聘教員」というらしい。届いた書類には「非常勤講師」とあるから、そう呼んでもいいのかもしれないが、昨日その発足式があり、参加した。そこで受講生の挨拶を聴いて感動した。皆、自分の研究テーマ(修士論文のテーマ)を持っていたのだ。受講生の一人が「しっかり勉強したい」と語ったら、「大学院は勉強するところではなく研究をするところ」だと、経済学部長に修正された。ここでは『研究テーマを持っていること』が当たり前。私も挨拶でじぶんの研究テーマを話したが、その環境に刺激された。


2016年07月21日(木) 日本環境設計「FUKUFUKUプロジェクト」の衝撃

日本経営合理化協会の全国経営者セミナーに参加した。日本環境設計の岩元会長の話を聴いてぶっとんだ。なんと、「服からバイオエタノールを創る。廃プラスチックから再生油を創る」という。そしてその目的は、「戦争のない世界を創る」こと。地下資源を奪い合うから戦争が起きる。これに対し、消費者が捨てる服やおもちゃから採る地上資源なら戦争は起きない。この考え方に世界中の企業が賛同し、同社のプラントにゴミが集まる仕組みを築いているのだ。その中では、IYとイオンが手を組むことも起きている。米国のシェールガス採掘技術によってエネルギー市場が激変したように、この技術でエネルギー市場が本当に変わるかもしれない。同社のプロジェクトのキャッチフレーズ「One recycle for one sell」(ひとつ売るならひとつリサイクルせよ)「Sell Power is recycle power」(売るチカラはリサイクルするチカラ)の社会が本当に来れば良いなと願う。。


2016年07月20日(水) 新商品開発支援企業の成果発表会!

新商品開発企画をお手伝いしていた某社で、半年間温めてきた企画を発表する「成果発表会」があった。今回のテーマは「同社ならではの固有の技術を既存市場以外の市場にも展開できる新市場を開拓すること」であった。同社はB2Bの企業なので、まずはメンバー7人に「見込みがありそうな市場の展示会」に出かけていただいた。この時のミソは各自がバラバラで行かず、必ず2人ペアで行くこと。そして、そこにいる人たちに「困っていることはないか?」を聴くことだった。そして、そのお困りごとに自社の技術で応えられる可能性がありそうだったら、後日その会社を訪問し、提案してみる、という方法である。雲をつかむような方法だが、これが大当たり。今日は3案発表されたが、うち2案はこうして見つけた市場であり大きなビジネスになる可能性が見えてきた。受講生たちは新商品開発を通して自分たちで市場を探し、未来を生み出す喜びを感じてくれたであろう。私もとても嬉しかった。


2016年07月19日(火) 利を以て和と成すか、和を以て利と成すのか。

某社で5Sの成果発表会が行われた。その発表を聴きながら、当初は「やらされ感」だらけだった現場の社員が、徐々に自主性を発揮し、ついに自分から「こうしよう!」と自燃性の人になっていた。この流れを簡潔に示すと、5Sをはじめた当初は、言われたからやる「利を以て和と成す」集団だったが、それがいつしか「和を以て利と成す」集団に変わったということだ。その転換点になったのが「5Sの効果の確認」。やらされ感だらけで整理整頓しても、「使いやすくなった」「気持ちがいい」「仕事が早くなった」「仲間に褒められる」などの効果は実感できる。このことを確認できると、5S=意味のある行動との確信が生まれ、「皆でもっとやろう」「次はこれをしよう!」と自分たちから気づき実践する集団へと進化するのだ。「利を以て和と成す」か「和を以て利と成す」かは私の中での長い間の疑問だったが、ついにその答えを見つけて嬉しくなった。


2016年07月18日(月) 衰退著しい今日的なおもちゃ店のミッション

名古屋市の企画した事業承継講座「Baton!」の仕事で、街のおもちゃが減っていく中で、今でも多くの顧客を集めている「おもちゃのメルへン」の渡辺社長がゲストで来てくれた。同社ではこの日曜日でも「ベイブレード大会」を開催し、約300人もの子供たちが来場したという。今日のおもちゃ屋はモノを売る場ではない。参加者にとっては、自分の駒を用いてそこに集まった者と闘い、ドラマの主人公になる場である。自分が高揚できる非日常の場の提供こそが、その存在価値なのだ。渡辺社長に今後のおもちゃ屋の展望を尋ねると「考えてはいけない。感じることが大切だ!感じた分野でオンリーワンになればいい!」との強烈な返事を頂いた。その言葉には、栄枯盛衰が激しいおもちゃ業界を生き抜いた凄みがあった。


2016年07月17日(日) 新人がいきなりコンサルティング営業に挑む会社

某社で新卒19人の営業マン教育を行った。同社の営業はモノ売りではなく「問題解決をする」という意味で、100%のコンサルティング営業だ。それを商品知識が乏しいまだ入社3か月の社員に先輩の同行もなく単独で新規開拓させようというのだから、この会社の新人への期待の高さに驚く。しかし、このような挑戦的な取り組みは、新人たちを困難に立ち向かわせる良い経験になるはず。コツは顧客に教えるのではなく、顧客から徹底的に聴いて、それを一言集約して上げること。そのためのスキルは十分に伝えたので、後はそれを忠実に実践してほしい。


2016年07月16日(土) 中途採用面接で社長が工場案内する会社

C社の社長の中途社員の採用基準を伺う機会を得た。そこで大変な感銘を受けたので記しておこう。C社は現在、海外進出に相応しい人財を探している。そこで社長は、採用希望者が来るといきなり同社の工場や倉庫を案内する。案内役は社長自身だ。工場の作業環境や、働いている人たちの表情、仕事の忙しさなどを肌で感じてもらう。次に、現場の案内が終わったら、採用希望者と役員とで食事に出かける。食事をしながら、採用希望者が今までやってきたことや、家庭環境、今日現場を見た感想などを聴く。その上で会社からは今後、アジアを中心とした海外展開を考えていることを伝える。そして、同社での就業意向を聞き出す。こうしてC社は一人の採用面接に都合4時間もかけているが、こうして採用した人材はその後の定着率は高いからだ。いきなり現場を見せる方法はサービス業では有効だが、サービス業態化する製造業でも有効なのだと実感した。


2016年07月15日(金) 他社とのスピード競争に勝つ秘訣

某社の幹部がどうしたら他社に納期で勝てるのかを尋ねてきた。そこで私は、仕事には6つのスピードがあることを伝えた。仝従認識にかかる時間 代替案を出すまでの時間 B綢悵討亮損椶魴茲瓩襪泙任了間 ぢ綢悵討房茲螻櫃るまでの段取り時間 ヂ綢悵討亮孫圓僕廚垢觧間 実施状況を検査する時間。このうち、今日ではどの会社も似たような道具、設備を用いているのでイ任呂泙坤好圈璽匹忘垢呂弔ない。大きな差が付くのは、とぁF辰豊は決裁権のあるトップの責任。またい禄抄醗のモチベーションに比例する。に時間がかかり過ぎると、従業員のやる気が削がれてしまい、迅速な行動が期待できなくなるからこれもトップの責任と言える。納期短縮は、競争優位を生み出し、コストダウンも実現します。熟慮するのは大いに結構なことだが、トップはに悪戯に時間をかけすぎないよう注意したほうが良い。


2016年07月14日(木) 就職先に中小企業を選ぶ要因ベスト3

大企業ではなく、中小企業を就職先に選ぶ理由ベスト3は、「社風が合いそう」「風通しが良さそう」「仕事を任せてもらえそう」(中小企業庁調査)。ひと言でいえば、のびのびと働いて、成長したいのである。彼らのお手本は先輩だ。先輩を見て、この会社には「人財育成力」があるかどうかを図る。そして、「ここにいたら自分が成長できる」と思える会社に人は集う。人財育成はかつては大企業にしかない大企業用語だった。このアンケート結果を見て、今日の中小企業にとって最重要な取り組みだと痛感した。


酒井英之 |MAILHomePage

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