moonshine  エミ




2006年04月04日(火)  世界の中で生きている

8時〜22時半、仕事。

期末ならではのものすごい処理量。よく片付けた。これを「マニュアル見れば誰だってできる」って言われるのはやっぱり心外だよな。いちいちそんなことしてたら、締め切りに間に合うわけないんだし。そもそも使い勝手のいいマニュアルなんてないし、この会社の場合。

雷が鳴るほどの雨。桜もだいぶ散ってしまっただろうか。

帰って、二日ぶりにビール飲む。洗濯、明日のお弁当の準備、台所の片付けなど。

日経新聞で連載されている堺屋太一さんの『チンギス・ハン』が面白くてたまらない。平明な文章で綴られる英雄の物語、ってとても好きだ。今が好景気に入っているからかもしれないが、朝に読む日経新聞って、一日の活力をくれると思う。自分が属している日常のポジションを遥か離れて、俯瞰させてくれる。大きなうねりの中で生きている、という実感は、時に怖いものでもあるけれど、ある意味希望を感じもするのだ。
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2006年04月03日(月)  走り出す4月

8時〜22時半、仕事。

今日は初日だから、とか、心新たに新年度の打ち合わせ、とか、うちの部署の仕事にそういう感覚は一切ない。3月というオープン戦を終え、自主トレもミーティングもすっかり終わって、長いペナントレースの開幕戦、それが4月最初の営業日なのだ。はっけよい待ったなし、エンジン全開いきなりトップギア。そしてそれはえんえん3ヶ月ちかく続きます。途中で給油とかタイヤ交換とかあるとはいっても、8秒くらいでピットを出ないとどんどん遅れていっちゃう。さあどこまでがんばれるかな。
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2006年04月02日(日)  桜の国

あら、エイプリルフールも終わってしまった。

先週はさすがに忙しかった。たとえるならオープン戦の大詰め、という感じだ。やらなきゃいけないことはいくらでもあるし、気持ちもだんだん昂揚してくる。期末のあの独特な嫌な感じも、また今年も味わった。残業も多かった。まぁそんな中でもよく飲みに行った、飲み始め9時半とかよくある話だ。

3月31日オープン戦最終日なら、土曜日だった今年の4月1日は調整日って感じで自主トレさながら仕事。途中からフロアで一人ぼっちになって黙々とやる。帰って急いで家事をやっつけて、夜から賢ちゃんと会ってやっと週末モードに入る。

日曜日の今日は小倉へ行った。賢ちゃんはいつでも殆ど高速を使わないので、運転をまったくしない私もこの8ヶ月くらいでいろんな道を走った。先週といい今週といい、車から見える道々や、川沿い、学校の校庭、遠くの山にも、桜が咲いている。本当に、桜の国だなあと思う。咲くのは短い期間なので普段は忘れているくらいだけど、どこにだって桜の木が植わっている。あたりまえの感想のようだが、桜は遠くから見てもいいし、風が吹いて枝が揺れるさまもいいし、間近で花びらを見てもいい。

しかし賢ちゃんという男は、長崎だろうが小倉だろうが熊本だろうが柳川だろうが、どこに行くにも道をよく知っているし、車を降りてからだって、複雑な現地の路地もアーケードも、どこでも自分の街みたいに勝手知ったるという感じで歩く。店もいろいろ知ってるし、これってつまり、よっぽど今まで遊んできてるってことだと思う! ひきかえ、私は大学時代も社会人になってからも、ほんとに遠出が少ない。自分は別に全然それを後悔してない。ただ、自分の足で行ったことのある人って強いなーと思う。出て行くことを躊躇しないから。 

さあそして明日から新年度だ。
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