moonshine  エミ




2006年01月16日(月)  このしなやかな腕に体を横たえ泣きなさい

8時〜22時、仕事。今週は仕方ないかね、またこんなふうでも・・・。

今日は上司が東京へ出張。飛行機は嫌なので新幹線でお出かけになりました。先週末に言い渡されたミッションに朝から取り組むも、不調に終わる。・・・・・・・。数字を転がすように操れるようになりたいものです。なんていうとまるで悪徳経理屋みたいだけど、数字は「作るもの」だという側面も確かにあるのだと思う、企業会計・税務の世界・・・。ああ、染まってゆく私。(堕ちてゆくのとは断じて違う!)

帰りににしてつストアに寄ったら、「ポイント2倍デー」の翌日に「ポイント5倍デー」という、悪徳小売屋の真髄が展開されていた! くそう、と思いつつ冷凍食品を買いだめる小市民の私。(踊らされてるのとは断じて違う!・・・と、思いたい。) でもね、最近、気づいた。このスーパーの独自ブランドがけっこうイケてるってこと。乾燥わかめと乾燥椎茸がすごくおいしいの。

夜、よっぱらいの賢ちゃんより電話あり。聖母のような優しい気持ちになる。ふふ。さんざんわがまま言い尽くした最後に、「よし、明日は俺が起こしてやるからな!」と男らしく宣言していたけど、さて、朝が楽しみやね、どう転んでも。ふふ。あら、悪魔かしら? 

ゆうべ賢ちゃんが置いてったLARK MILD メンソール吸いながら書いてるこの日記。寝る前のミッション、今から洗濯物いっぱい干さねばなりませぬ。
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2006年01月15日(日)  今日の奇跡

しばらく日記の間隔ができてしまった。先週は見るも無残に(?)働いておりました、毎日22時オーバーな日々。すべてを投げ出したくなるほど嫌になるわけではないが・・・やりがいがあるといえばそうなのだが・・・やはり、目がしょぼしょぼして情緒不安定ぎみになるくらいには、じゅうぶん疲れる。

久しぶりに『キッチン』(吉本ばなな)を読むと、思いもかけず号泣したりして。最初に読んだのはまさに発売当初で私は小学6年生くらいだった。それから15年?(ひゃー)、何度、何十度読み返したかわからない。でも、間違いなくこれまでで一番泣いたね。昔「なんとなくいいな、素敵〜」って単純に思ってたなんて、なんと子供だったことよ。こんなにも疲労と絶望の影が強い物語だと、当時はとても思えなかった。併録の「ムーンライト・シャドー」にも、涙なみだで。確かに拙いところもある気がするけど、こんな話を20歳そこそこで書いたなんて、まぎれもなく、すごい感受性と、才能だわ。

人間関係の約束とか契約みたいなものを、自分はほとんど、信じてないんだな、と思ったこのごろ。人間不信って意味じゃなくて・・・自分にとって都合のいい関係を「あたりまえだ」って思いたくない、長く続くいい関係は奇跡のようなもの、あるいは、小さな努力の積み重ねの成果だと思いたい。「いつ、何が起こるかわかんない」って常に思ってる気がする。

なんでそうなんだろう? 選ぶともなく選んだ何かがそういう性格を作ったとは思うんだけど、それはもしかしたらこういう読書体験なのか? それともやはり、こういう読書に身につまされる何かが、私の中に、知らず蓄積されてきたのかしら? 魔法のように長く効く言葉を聞いたことがないわけじゃない。でも、自分がそういう言葉を発することができると自惚れたくない。昔から、なぜか、そう強く思う。

・・・まあ、そんなこと人にはどうでもいい話なんだけど。(それはこんな日記全体にいえることなんだけど。)

昨日は、しず・ゆいのオンナ27の会をうちで開催。相変わらずディープな話。私は昼間(というか夜まで)、連日の疲れで相当寝てたのに、彼女らが帰ってからまた一瞬で爆睡。今日、日曜日は、姉の結婚式に着る着物を調達に出かけ、夕方、北海道から帰ってきた賢ちゃんがうちに来て、ごはんを作って一緒に食べる。おみやげ、六花亭のマルセイバターサンド、白い恋人、向こうでは有名らしい「けやき」てラーメン屋さんのおうちセット、そしてロイズの“サントリー山崎”モルト入りチョコレート! おいしかった・・・。二人で飲んだビールは総量、3100ml。ふー、酔っぱらった。
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2006年01月11日(水)  あー明日もがんばろう

8時〜22時半、仕事。7時55分に席に着いたら、既に内部監査に入られたあとだった・・・ええ、机の引き出しに入っていたCD-Rと伝票について、しっかりチェック入れられてました。でもCD-Rは有報の添付資料で、公に開示されてるものなんだよー、だから機密書類じゃないよー!(というのはもちろん言い訳と受け取られる。)

まあ、忙しいのなんのって。終日外出していた上司も、夕方帰ってきてから種種の事態を知らされて怒り心頭。気持ちはわかる。そこで怒れる人だからこそ、ついていけるんだとも、思う。だけど、怒ってる人のそばにいるのは、自分が原因でなくても、ちょっと怖い・・・。

帰宅し、ビール飲みながら賢ちゃんに電話してみる。
「もしもし?」
「もしもーし!」
「何してんの?」
「滑りよる」(はっ、受験生の方、気にしないでね)
えっ。いま、23時過ぎなんだけど。ていうか、滑りながらよく電話とれるな・・・。

小一時間してコールバックあり。
「シンデレラなんとかで、24時まで滑れるんよ。いやー大変だった。雪降りよるし、酔っぱらっとるし。今からどんべえ食べて、寝る」
だ、だいじょうぶか。酔ってて気づかないだけで、明日の朝になったら体のどこかをすごーく痛めてる、っていうオチがつかないことを祈る。

ま、自分は忙しくて冴えない日でも、恋人が元気でごきげんがいいのは、なんとなくうれしいものだ。と思った今夜でした。・・・明日もがんばろう。愛する人に捧げよう。ていうこのフレーズはエレカシの『四月の風』からで、深い意味はないけど、そういう意気込みってとこですかね。
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