moonshine  エミ




2005年12月08日(木)  上司とさしむかいで河豚鍋!

8時〜21時仕事。午前中いっぱい読み合わせして(途中吐き気をもよおして涙目になりながら読み続ける読み役の私でした)、午後は午後で、飲み物も飲まずトイレにもずっと行かないほどの妙な集中力で仕事した。

そのあと、不意にフグを食べに行く。5年目にして初めて、上司にサシ飲みに誘われたのである。・・・といっても、今度の監査法人との忘年会のための下見だったんですけど。でもとってもおいしかったー。彼の鍋奉行っぷりは完璧だったし、いろいろ話せてとても満足した。会社でも毎日毎日一緒にいるし、夜遅い時間になったら特に、よく二人きりになる(ぷっ。でも男女的に怪しいことは何ひとつ起こりえないのがまた、すばらしいところ。)ので、まああれこれ話をする機会はけっこうあるのだけれど、やっぱり、会社という場所じゃなく、おいしいものを目の前にして、っていうシチュエーションだとやっぱり違うもの。

上司で好きだと思うところはいろいろあるんだけど、自分に妥協しないところ、人に優しい気持ちをもてるところ。頭がいいところ。自分の仕事が何なのか、はっきり理解しているところ。

そして、リーダーシップがあるところ。部下に対して、「そうねそうね、そうだよね」って相槌を打って理解を示すだけじゃなくて、新しい視点を授けることができるところ。理解を示した部分には、「わかるけど我慢してね。組織だからさ」っていうんじゃなくて、改善のために実行してくれるところ。上に対しても、(時には自分の立場を悪くしてでも)正しいアピールをしてくれる。ただし、甘やかすんじゃなくて、こちらに求めるところはちゃんと言い含めるところが、「なめられずに、慕われる」上司の要件をみたしてる。つまり私の上司は、「筋を通せる人間」だと思う。うーん、べたぼめだな。

ちなみに、私は上司が大好きなので、賢ちゃんにもよく彼の話をするんだけど、賢ちゃん曰く、「あのさーもしかして、おまえの上司と俺って似てない? なんか、その人が言ってることって、いっつも共感するんやけど・・」とのこと。うーん確かに、筋を通すことにかけては、どっちもどっちってくらいに頑固者だと思う。見た目とか雰囲気は、ぜーんぜん!っていっていいくらい違うんだけど。まあ賢ちゃんに言わせれば、私も相当の頑固者らしい。・・・自覚がないことはない。上司から見ても、私ってがんこな部下なのかしら?

ただ、私の体がいまいち本調子でなくて、ほとんどお酒を飲めなかったことが唯一の心残りです。リベンジを期す。

今日も、いったんUPしたあとに追加。私って人間は、いま上司について書いたように、「これについて、こういうところが好き、嫌い」っていう漠然とした感覚を、なんとか言葉にしようという気持ちが強いみたいだ。そこがある意味かわいくないんかねー。でも、自分では、無邪気ではないけど、私はとても素直な人間だと思う。読んでる皆さんもそう思われませんか?
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2005年12月07日(水)  ありがとう忘れない

8時〜20時、仕事。目が覚めたら、タイマー予約していたお米が炊ける匂いにウッときて、少し吐いてしまった。これではまるでつわりではありませんか。

会社に行くと、当然仕事はたまっており(まあ、2日も休んでなんにも仕事がなかったらそれはそれで凹むだろうけど)、おまけに税務調査も来ている。やっとコイツが戦線復帰したよ、的な扱いでわけもわからず前線に放り込まれるが、抗議する余地なんてないわけで。でもあたし、まだ負傷兵呼ばわりしてもらってもいいんですけど、、、!

仕訳考えてたら悪寒がしてきたので早めに帰り、お味噌汁つくる。寒くなってからよく作っている。インスタントでじゅうぶん、とも思うけど、やっぱりこしらえたほうが、味噌の味が優しい。具が、多くても少なくても、たいていなんでもいいところも好きです。今日は、かぼちゃとニンジンと玉ねぎ。根菜を入れると冬らしい感じがするのもまた、良い。

お風呂をためて、本を読みながら入る。賢ちゃんから酔っぱらったメールがやってくる。八木山か・・・どこだろう?

今日は涙が出るような別れがあった。といっても、人とのお別れじゃないけど、これが月日というものならば、人間はなんて残酷で、そして幸せなものだろうか。思わず、コンビニに寄ってビールを買って飲んだ。具合悪くなってから禁酒していたので(なんて言ってますがたった2日間ですが)、あっというまにぼうっとなった。このまま寝るか。

と、いったんUPしたけれど、ビールがまだ残っているので書きます。久しぶりだと飲むのも遅い(なんて言ってますが、繰り返しますがたった2日ぶりです)。

それなりの年になって思うことは、今が大事、将来が大事だというのと同じくらいに、これまでの自分、これまでの自分を創ってきてくれたことや人々も大事だということ、そして、これまでを大事にするというのは、結局、今このときを大事にするということじゃないかと思う、ということ。あー、わかりにくい文章。とにかく、大人にとって、「今を大事にする」ということは、刹那的な意味ではなくて、もっと大きくて、いろんなものを包み込むようなことだと思う。若くてかわいらしい人たちの将来に責任をもつということも然り、既に大人の人を大事にするということは、その人の過去をも許容することでもある、ということも然り。そして、自分を形作ってきたすべてものに感謝しつづける、ということでもある。
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2005年12月06日(火)  たまにあらわれる闘病記

やってしまいました。風邪です、かなり最悪の。日曜日の夜半、異変を感じて目が覚めたら既に38度超。それから間もなく胃の腑がきゅーっとなってきて嘔吐(わたし、熱が出ると吐く癖があります・・・)。二日も会社を休んでしまった。寝込んでたってやつです。

しかしまあ、寝込みでもしないと、人間、こんなに文字通りに「休養」しないもので、何日かすれば治るだろう、という楽観のもとに、トイレに立つのもだるいくらいの弱った体を甘んじて受け入れて過ごした二日間だった。なんせ、「今、やるべきこと」と「今、できること」が、どちらも等しく「ただただ、おとなしく寝てること」なのです。ある意味、こんなに単純なことはないかも・・・。

そして、体が横になったままでもできることといえば読書しかない(「しかない」ってのはちょっと個人的な決めつけのような気もするが)ので、体力の続く限りに、読みに読んだ。

「あー、仕事、どうなってっかなー」とか現実的なことを考えなければ、あと、ごはんと掃除と洗濯の世話さえしてくれる人がいれば、それから新しい本を差し入れてもらえればなおさらのこと、もう1週間くらい寝込んでもいいかも。熱に浮かされるのだって、吐き気と腹痛さえなければまだしばらく耐えられそうな気がするし。でも、現実は待ってくれないし、世話してくれる人は当然いないし(お見舞い行くよ、ってのはうれしいけれど、さすがにこの状態で人に会う気になれない・・・)、やっぱりもう床上げしないとね。といいつつ、シャワー浴びた瞬間からまた熱が上がってきたんですけど・・・。もうさすがに会社休めないんですけど・・・。
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