moonshine  エミ




2005年08月10日(水)  そのお立ち台から下りよ

今日は仕事のことを書く。少し踏み込む。

私が勤めている会社は子会社をもっている。そのひとつは、同じビルの、私の部署と同じフロアに入居している。話し声も聞こえるくらいの距離に、お互いがいる。

子会社の収益の一部分(その子会社にとっては相当部分とはいえる。)は、親会社の仕事から発生する、ある仕事に従事することで生み出されている。この収益は外部に対するものなので、連結決算をしても相殺消去されるものではない。つまり企業グループ全体の売上に貢献している収益である。そのことについて子会社は自信をもって当然だし、親会社側は敬意を払うべきだと私は思う。たとえ、企業グループ全体からみれば、小さな割合の収益だとしても。

その子会社の仕事が発生する源となる業務に関わる担当者たちは、しばしば言う。

「自分たちが、子会社の仕事を取ってきてやってるんだから。」
「うちらのおかげで、あの子会社は利益が出せるんだから。」
私は、こういう考え方こそが、うちの会社の問題点だと思う。

収益が発生する入り口の仕事をしている人たちには、自分たちが物事を動かしているという実感があるだろう。ほかの人には知り得ないその仕事の苦労も当然にあるだろう。でも、入り口だけでは、仕事は絶対に完結しない。その後の処理を怠っては、会社は絶対に成り立たないのだ。脚光を浴びない分、権限がない分、わかりやすいモチベーションを持ちにくいそういった仕事をする人たちが、それでもきちんとやってくれるというのは、実際の収益の数字以上に価値のあることだと、入り口にいる人たちこそが肝に銘じるべきだと思う。スタンドプレイに酔っていてどうするんだ。

私は経理担当者なので、会社がやっている新しい事業については特に、契約関係の体裁を整えてくださいとか、こういった資料が必要ですとか、営業担当者にお願いすることがよくある。正直、気分の重い仕事である。担当者によっては、「収益も上げない部署の人間から、前向きな仕事にケチをつけられている」という受け取り方をするからだ。

もちろん経理の人間は、収益を上げる現場にいる人たちに敬意を表する必要が常にある。しかし、経理が営業と一緒になって、「やれ行けそれ行け」と何でもゴーゴーになっていては、会社はやりっぱなしになってしまう。「ひとつの案件をより完璧なものにするために、経理は経理の視点からサポートしていく」というスタンスで私は仕事をしたいと思っている。そういう意味では、経理は立場的に、絶対に営業の人たちと相容れない部分はある。悲しいが、それが宿命でしょう。それでいいのだ。会社の仕事、目標というのは常にひとつで、そのためにおのおのがそれぞれの責任を果たしていくというのは、そういうことなのだ。

社内でのレイアウト変更があり、その子会社や、別の、営業のある部署が同じフロアに来てからは、私は経理の「数字」という観点でそれらの部門について発言する必要があるときは極力、注意している。数字だけみると小さなものでも、それを小さなものだと扱うことは無礼だ。

どの部署にも、外野に言われると悔しいことというのはある。「しょせん小さな収益しか生み出さない部署だ」「人のふんどしで相撲をとってる部署だよ」「管理部門は収益に直接貢献していない」「新しい事業って言ったって、結局オフバランスを進める、イコール、体のいい不良債権の飛ばしじゃないか」絶対に言ってはいけない言葉たち、危険な思考だ。実務的にはその場その場で利害が一致しないことがあっても、企業グループ全体にとってすべてが、必要不可欠な仕事である。心根の部分でお互いがお互いを尊重するべきだと思う。それが、同じ企業グループに属して働くということだ。

そして、立場の違うそれぞれの部署が、それぞれの責任を果たすことができていたら、それを正当に評価するのが、上席者、引いては経営陣の仕事のひとつだと思う。
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2005年08月09日(火)  ギミキムチ!

8時〜19時仕事。

Give me KIMUCHI!
を合言葉に、思い立ったが吉日、韓国料理の居酒屋へ。白菜、キュウリ、大根などのキムチの盛り合わせや、もやし、ほうれん草、ぜんまいなどのナムルの盛り合わせで野菜をたっぷりとる。ユッケ・韓国風冷や奴・牛肉のプルコギも食べる。そのあと鍋といきたかったのだが、意外とおなかがいっぱいになってしまった。ぴりりとしたものたちのためにビールが進むせいでもある。

二次会まで行って、総酒量は中生ジョッキ2杯、韓国の焼酎を使ったカクテル2杯、梅酒ロック2杯、IWハーパーのロックを4杯、だったのだが、翌朝の目覚めが快適で体も軽かったのには感動すらおぼえた。これは絶対、唐辛子パワーだと思う! キムチ教に入信してもよかですか?
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2005年08月08日(月)  面影たゆたう

8時〜20時、仕事。とにかくさくさく。

朝、お弁当用に肉野菜炒め作る。中華だしちょこっととナンプラー。香りよい。夏にぴったり。ああ、最近、恐ろしき食欲だ。そしてそれに忠実に追随する体重。どういうことだ。夏痩せってもんを知らないのか、わたし。

昔は掛け値なしに夏が好きだったのが、ここ数年は複雑。迷いの季節なのです私にとって。そして、乗り越えるでもなく秋が来る。いつまでこれを繰り返す? 
だけど、今でも夏の夜は好き。それこそ、清少納言ばりに、「夏は夜」だ。

いつものお店で飲む。今日はあんまりお腹すいてないし、とか言いつつしっかり食べる。スコッチエール、タラモアデュー、ミルトンダフ、グレンモーレンジ。

帰宅後、洗濯。辛いものが食べたい(まだ食うか!)
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