| moonshine エミ |
| 2005年07月04日(月) いくらだってそれがなんだ | ||||
| 8時〜20時半、仕事。ゆうべ2時半まで本を読んでいたので、朝はけっこうぎりぎりまで寝て、お弁当は簡単に水菜とトマトのサラダなど。その割に朝食は珍しく、お米をしっかり食べた。あと、冷や奴。どちらにもかつおぶしをふりかけた。 月末月初で伝票類たっぷり。一日じゅう、あんまり前向きな仕事がなくてけっこう滅入る。ま、経理の前向きな仕事ってなんだ?って考えるとある意味難しいところではあるけれども。イレギュラーはエネルギーを使うぶん充実するときもあるけど疲れる。ルーティンって、こなす手ごたえはあっても時々虚しくなる。 とはいっても常々思うこと、以下。うちの会社は金融とか不動産だとかやっているので、会社が扱うお金は、日々、ものすごい。そこで起こる幻想は、「大きなお金を動かすのが、大きな、すごい仕事。」というもの。でもそれはきっと、違う。 私は経理担当者なので、資産にしろ負債にしろ損益にしろ、大きな額の勘定は日ごろからだいたい把握している。同時に、決算のときなど究極的に「重要性」の観点というのはあっても、日々の帳簿では、1円単位まで正しく記そうとする。どちらも当然のことだ。何億という額にも、何円という考えようによっては小銭にも、同じ気概で臨む。だって自分のお金じゃない、会社のお金だもん。会社の中には、億単位の投融資、あるいは借入や資金移動を扱う人もいるし、それに比べたらお小遣い程度の金額の収益や費用を積み重ねていくのが仕事の人もいる。それを、どちらが重い仕事だとか一概には絶対に言えない。なんだって会社にとって必要な仕事、会社の歯車のひとつであることにはかわりない。私はそれを当たり前の感覚として身につけてきた、そういった公平性(?)をもつのが経理の義務だと思う。経理だけでなく、その認識を会社の全員がもってくれてることを祈るけど、どうだろう。 帰宅後、シュークリーム持参の客人あり。学生のころに買っていたマンガ、『クローバー』(稚野鳥子 マーガレットコミックス)に舌鼓(違う)をうっていたもよう。私も久しぶりにぱらぱら読み返してみた。奥附を見ると、1998年とか書いてある。20才のころか・・・。そのころは柘植さんが年相応の大人に思えたものだったが、今はしみじみ思う。こんな大人っぽい(老けた)29才、いないよ、絶対。でも柘植さん、かっこいい、やっぱり! |
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| 2005年07月03日(日) 街のざわめきだって楽隊みたいなもんさ | ||||
| 本読んだり掃除したりシーツ洗ったりしてると時間に少し遅れてしまった。今日はちーちゃんとランチ。彼女の頼んだイカ墨パスタにちょっとトラブルあり。でもそのおかげで、私までたくさんおこぼれにあずかった。話がある、というのでそれなりに心の準備はしていったものの、思いがけない話をもちかけられてびっくりする。うーん。考える。 バーゲンをちらちら覗いたが、この狂騒の中でいい買い物をするほどの情熱は到底ないわ、と思い、静かにその場を去る。かわりに買ったのは、CDと本。友人にすすめられたのが切欠でいたく気に入り、この夏のテーマソングと決めたbonobosの『Thank you for the music』だが、日を追うごとに愛情が深まってしかたなくなってきたので、久しぶりにアルバムを購入! うーん、夏感あふれる。しかしあの歌、何かを思い起こさせると思ったら、小沢くんとスチャダラパーの『今夜はブギー・バック』だわ。リズムといい、なんとなく・・・。 本屋で、サイバーエージェント社長の藤田晋が出した自叙伝(というには若すぎるが)を立ち読み。奥菜恵の旦那さんでホリエモンの友人で・・・といったくらいの印象しかなかった人なんだけど、引き込まれてついつい長々と読む。書き方もうまいんだろうけど、かなり胸打たれてしまった。買ったものの1冊、森博嗣の『魔剣天翔』(講談社文庫)は、こないだ買って読み終わったやつやん!と帰ってから気付いてかなり凹んだ。それも含めて、17冊ほどBOOK OFFに売りに行って、1050円手にしたので、また書店に引き返して、今度こそシリーズの次作を買った。そのほか、また仕事関係の本を一冊。勉強意欲ってわけじゃないけど、面白いし、仕事の本ってある意味、軽い気持ちで読めるのですぐ買ってしまう。ちょっと高いんだけどね〜。 夜は、あんまり食欲もわかなかったので、水菜とトマト、豆腐のサラダをつくって食べる。長風呂で読書。こまごま家事。休みって本当にあっという間だ。 |
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| 2005年07月02日(土) 平和に暮らしたい | ||||
| 寝苦しい夜が続くが、寝ているときはクーラーも除湿も使わない習慣である。汗かきながら眠るのは、意外と嫌いじゃない。すごい汗をかきながらでも眠れる今の健康さがかけがえのないものかもしれない。あと、朝方など少し気温が下がっていて、ぼんやり目が覚めた瞬間は汗をかいていないのに、ベッドでちょっとまどろんでいると途端に皮膚が湿りだす感触が、いつも変な快感だったりする。眠りと覚醒とで、たぶんずいぶん、体というのは違うのだ。 午前中、まだすっきり起ききらないうちからしばし来客あり。そのあとトーストとブロッコリー、ヨーグルトを食べて、また寝る。ぼんやり起きて、読書、洗濯など。 久しぶりの部活動、はい、トム部です(部長:しずりん。)封切られて間もない『宇宙戦争』を見てきた。予備知識がなかったので家を出る前に公式サイトを見たら、いかにも怖そうで正直ビビりながら出かける。 予想にたがわず、怖かった。私は怖いことにかけてはもう全方位型、万能で、ホラーもサスペンスもなんもかんもダメ。年をとってきて、さすがに少し耐性はついてきたが・・・。この映画に関しては、有事の際の人々のパニックの様子がとにかく怖かった。人類を襲う宇宙の生命体とか「トライポッド」とかは、けっこう想像の範囲内の姿だったので大丈夫だった。むしろ、もうちょっと目新しくしてもよかったんじゃないのー?と思ったくらい。でも、帰ってからネットを見てたら、これってリメイクものだったのね。 トム様はかっこよかった。もうトム様自身よりも背の高い息子をもってもおかしくないお年になったのねー、と思うとそれも感慨深く。天才子役(らしい)ダコタ・ファニングは、顔がまずホラー向きすぎ! 金切り声といい、怖いよー。あの太ったおじさんがティム・ロビンスだったのには帰ってから気付いて微妙にショックだった。それにしても、トムって、ブルーカラーの役がやっぱりいまいち、似合わないような。 ガレリアでサラダをパスタを食べつつ、しずさんとしみじみ語る。お互い、なかなか厳しい現実を感じているので、ぱーっとしたいね、と旅行の話など出る。帰りに彼女が、「何年か前にさ、『恋がしたい恋がしたい恋がしたい』ってドラマあったよね。内容はほとんど覚えてないんだけど、最近、そのタイトルをふと思い出すんだよね・・・」と言ったのが笑えた。わかるよ、その気持ち! |
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