moonshine  エミ




2004年07月27日(火)  続くこと手すさびの如く

火曜日の週明け。チャーハン(ベーコン、卵、ねぎ、にんじん)と煮物(鶏肉、切干大根、にんじん)作る。チャーハンはお弁当箱へ。朝ごはんは、納豆ご飯とほうれんそう味噌汁、煮物、ブロッコリー。ぶどう。

2ヶ月近くぶりに会った人(仕事関係、男性、私と同年輩)に、開口一番「海とか行きました?」と言われる。悪気はなく、むしろ親しみを込めての発言だとはわかっているものの、ちょっと憮然とする。そんなに日焼けしましたかね。ったく、プライベートな仲でもない妙齢の女性に向かって、ちょっとデリカシーないわよ。しかし確かに、顔といい腕といい手の甲といい、黒い。

なんとなく自己分析。自分は何が好きか、何に感嘆するか? 何に傷つくか、何に興味がないか? 日常の小さなことをいろいろ思い出して考えてみると面白い。自分のことなので、共通するものが見えてくる。浮かび上がる「私」像。

仕事帰り、キャナルシティに寄る。無印でごま油を求めるも、おいてない。ネギ油もニンニク油もラー油もオリーブオイルも、オレガノもターメリックもレモングラスもあるのに、なぜだ。HMVで新譜をいくつか試聴。福家書店で立ち読み。何も買わずに帰る。しかたなく、ごま油はにしてつストアで買う。

夕飯は豆腐半丁、ピリ辛ひき肉ソースをかけてオーブンで焼いたもの。私の定番料理。まな板すら汚さないお手軽さと確実なおいしさ。そうじ、せんたく、アイロンがけ。やっぱり一人暮らしは、人と予定がない日の帰宅後が忙しい。しかしBGMにクラムボンのアルバム『ドラマチック』を聴きながらで、心地よく働く。長風呂。しん氏と電話。薬指の調子が相変わらず悪く、診てもらったという。しかし手術した病院には行けず、町の小さな病院だったためか、痛み止めと湿布でお茶を濁されたらしい。

寝る前は『六の宮の姫君』(北村薫)の続きを少々。芥川の『往生絵巻』が読みたくなる。この小説は1992年発行だが、作中で主人公が「菊池寛なら『真珠婦人』は読みました」というところがある。対する返答は、「いまどき『真珠婦人』なんて、千人に尋ねて千人とも読んでないものだ」。主人公、食い下がり「あれはテレビドラマにぴったりだと思います」。2004年の今、たいがいの日本人がその存在を知っている・・・。





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2004年07月26日(月)  ささやかな思い重ねて

朝のうちにお洗濯。毎日おびただしい量の汗を吸いこんでいるシーツも洗って干して、すっきりと家を出る。

とはいっても会社に行くわけではなく、今日は公休である。ソラリアプラザで母親と待ち合わせて、西鉄グランドホテルでバイキングランチをいただく寸法です。狙い通り、人が多くなる12時よりも少し前に席に着いた。

バイキングなんて久しぶりで、学生時代にアルバイトをしていたレストランを思い出して腕が鳴る鳴る(間違った比喩。)予想よりずっとおいしかったです。濃すぎず薄すぎずちょうどよい。特に、冷たいゴーヤや茄子、ゼンマイの煮物の味加減が絶品でした。焼鮭、わかさぎの天ぷら、タンドリー風チキン、ペペロンチーノ、チヂミ、ポタージュ・・・。節操なく食べたけれど、シズラー時代に比べると、胃が小さくなった感は否めません。無念だ。デザートには、ライチ、メロン、フルーツポンチ、プリン、かぼちゃのプディング、いちご抹茶のタルト。え?これだけ食べればじゅうぶん? 

食べながらも母親のしゃべること、しゃべること。それを見るにつけ、「話相手に飢えてるんだなあ」とちょっと考え込んでしまった。うちの母親は割と友だちづきあいもしているほうだし、姉が実家のごく近所に住んでいるので私よりはよほどちょくちょく顔を出しているのだけれど、やはり夫婦の会話の質がよくないのが根本的問題ではなかろうかと思われる。

実家に置いていた夏の衣料のいくつかを持ってきてもらったほか、巨峰を買ってもらいました。ありがとう。母親と別れたあと、そのまま少し天神をうろうろ。食器を買いたいなあと思い、無印良品やフランフランのほか、新天町へも足を運んでみました。が、どこにもめぼしいものはなし。本屋に寄って帰路につき、近所のスーパーに行くと何と!そこに併設された雑貨屋さんで、かねてより目をつけていたお皿が50%オフになっているではないか。もちろん買いました。妥協しなくてよかったー。

北村薫の“円紫さんと私シリーズ”を再読する日々、『空飛ぶ馬』『夜の蝉』と読み進んで、帰宅後に『秋の花』(いずれも創元推理文庫)を一冊読了。何度も読んでいるのに、やっぱり泣けてしまう。おすぎばりに「涙で前が見えませんでした」ってなもんだ。北村さんの書くものはどれも柔らかな雰囲気だけれど、人の悪意とか、裏切りや疑い、人の手ではどうしようもない運命とかをテーマに据えているものも多い。それでも主人公やその周りはあたたかさやしなやかさにあふれていて、そこが、泣ける。私はまだまだ優しい人間にはなれないけれど、優しいものに日常たくさん触れることができる。幸せだ。精進しないとなあ、とこういうときは思うのですよね。

その後は部屋の大片付けの続き。最中は空き巣にでも入られたかのような惨状になり、どう収拾しようかとしばし呆然ともしたけれど、けっこう片付いてきました。高いところや重いものにも果敢に挑み、がんばった。ごほうびに缶酎ハイをあけたところで電話が鳴ってしばらく話し込む。次いでワインにも手を出し、ほろ酔いでベッドに入ってからは円紫さんと私シリーズの第4作『六の宮の姫君』をしばらく読み、27時ごろ就寝。連休はついつい、寝るのが遅くなる。





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2004年07月25日(日)  この夏に集う人びと

長らくのあいだ毅然と三猿の態度を貫いてたが、いよいよ目も当てられないありさまになってきたので部屋の大片付けに着手する。

できる人には「どうしてできないの?!」と不思議で仕方がないのでしょうが、その都度もとの場所に戻すとか、買ったらすぐに定位置を決めるというのを徹底するのはこれ、できない人にとっては至難の業なのです。そして、雑然とした状態というのに耐えられない方を心の底から尊敬はするものの、おのれはといえば、その場の楽ちんに甘んじるためなら目の取捨選択能力が恐ろしくアップするのです。(註:私が我慢できるのは散らかった部屋であって、汚い部屋にならないようには心がけていることを、ここに小さく書き添えておきます。)

納豆ご飯に焼鮭、わかめの酢の物という日本人らしい朝食兼昼食をはさみながら、ローテーブルの上や棚の中など、家主でさえも未開の地と化している場所に足を踏み入れて調査する。たかが一年にも満たないのに、ネズミの家族だってこうはいくまいというほどに、モノは繁殖に励んでいるもんだ。ばっさばっさと薙ぎ倒しては捨て、あるいはさらに奥へと押し込み(←これは解決になってない)、うーん今日はここまで、と汗をぬぐってしばしシエスタを決め込む。

と、約束の時間は間近になっていた。
今夜のオンナ25,6の会はいわばちょっとした番外編、ずっさん、ゆい坊のほかに、ずっさんの相方こんちゃんと後輩のTくんをお迎えして、夏の大素麺大会です。@しず亭。「おっ、素麺ならたいがい用意しちゃぁけん!」と意気込んでみたところ、(ゆうきちゃんからおすそわけしてもらったお素麺、4人ほどにおすそわけのおすそわけしてもまだ12把も残っていた)、どこのお宅も似たり寄ったりの状況であるらしい。いやー、ニッポンの夏は、素麺ですね。ジップロックに詰めた6把のほかに、刻んだ万能ネギと、お水でふえるワカメちゃんをもっていきました。

遅れてくる結ちゃんを待ちつつ、しずさんはお料理に精を出し、男性陣と私は飲酒に精を出す。初対面の後輩Tくんは今春の新入社員、3つ年下の22歳です。初々しーい、じゅる。とこみあげる唾を缶ビールと一緒に飲み込むわたくし。ちなみにずっさんの相方のこんちゃんは、ひとつ年下だけど3つくらい年かさに見えるのである。

ずっさんのこしらえてくれたお料理は、水菜とうすあげの醤油マヨサラダ、鶏肉ときのこなどのトマト煮、そして、どどーんと大皿に本日の主役、お素麺。麺の上には人参やインゲンやわかめが彩りよく盛り付けられている。これが素麺第一弾で、真打ちはやっぱり素素麺(すそうめん、と読んでね。)、ゆがいて冷やしてさらに氷で温度を保ちつつ、めんつゆで・・・と予定していたが、第一弾でおなかがいっぱいになってしまいました、残念。

以前、しん氏との話題にものぼったスキージャンプペアDVDを見た。みなさん見たことありますか? ずっさんが会社の人に誕生日プレゼントかなんかでもらったらしいんだけど、これ、爆笑に次ぐ爆笑です。思わず自分も買ってしまいたくなった。一家に一本、と自信をもっておすすめします。

ちょっと目をはらしたゆいどんも到着。映画で涙してきたらしい。こんちゃんが沖縄出張で仕入れてきた古酒(ゆい、という名前。)など、さらに飲んではしゃべりつつ、BGMならぬBGVとして、『コレリ大尉のマンドリン』を上映。いや、誰も見てなかったけど・・・。「うわっちょっと今の、巻き戻し巻き戻し!」と異様に盛り上がったのは、ペネロペの美しいバストがこぼれでた瞬間でした。本当に一瞬のポロリだった。見てもないのに、なぜそういうところにはちゃんと気づくのでしょうか。

男性陣がつまみを買い足しに行ったついでにVISAVISでケーキを買ってきてくれた。(というか、半ば強制したのは私たち。)それぞれ違う種類のものだったので、トランプの大富豪をして買った人から好きなものをとることにする。勝ち抜き戦にして4局とりおこなったのですが、4回が4回とも負けたのは、何を隠そうこの私。つまり大貧民・・・。うう、頭悪すぎ?! だってこんちゃんが革命ばっかり起こすんだもん!(同じ数字4枚でカードの強弱が逆転するっていうルール、あなたの町にもありますか?) 

残った革命児こんちゃん(彼も革命に失敗しすぎ)と私で、最終局はババ抜きをしました。しかしここでも、素直すぎる性質ゆえか、最後の2者択一でまんまとこん氏にババじゃないほうを引かせる私だった。

しず嬢「あんた、なに順当負けしようとよ」
こん氏「えみりん案外ピュアなんやなー、顔つきですーぐわかったわ」
(註:こん氏は関西出身。彼女のずっさんにならって、私のことを“えみりん”と呼ぶ。)

それでもケーキが5つあったので(4つじゃなくて本当によかった)、なんとかありついたあとは再び戦場、ゆいどんが買ってきたアイス争奪戦です。5人でババ抜き、今度はなんとかポーカーフェイス成功、3番目に抜けました。終電の時間になり、私とずっさんの地元に社宅のあるTくんが帰らなければならなくなったのをしおに、相惜しみながらの散会となりました。





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