| moonshine エミ |
| 2004年07月24日(土) この小さな部屋で幾多の | ||||
| 土曜日なのでしっかり朝寝を決め込もうと思っていたのに、9時半には目覚めてしまいました。(じゅうぶん寝坊だなんて言わないで。)もう、どこの滝に打たれたんだってほどに体じゅうが濡れている。おかげで(?)前夜の飲酒の名残のかけらもありません。不快なんだか、さっぱりなんだか。汗を拭き拭き、除湿モードでマンガなんか読んで(ここ数日で、『動物のお医者さん』(佐々木倫子 白泉社文庫)再読破)、体の声に正直に、また眠りへと落ちていきます。 いかにも単純だけど、涼しい中で見る夢はやはりいい夢なのです。この狭い部屋の壁際にぽっかり、私の知らなかった大型収納があるじゃない!というもの。ああ、これで、あれもこれもしまえるじゃない。扇風機だって買っちゃうよ、と狂喜しつつハッと別の発見、その収納の中には、既に何ものかが入っている。見ると、ゆうに一年分はあろうかという、冷凍食品の山でした。さっそく串カツとかフランクフルトとか選んで、いそいそとレンジにかけているところで目が覚めました。なんか、うれしい夢だけど、えらくつつましいなあー。 ちょろっと寄っていい?とメールが来たので、うちの下のコンビニで待ち合わせて冷たいものなど買い込み、27時間テレビなど見つつおしゃべり。私は一人で昨日のピーマンの肉詰めの残りを食べてました。ひとりの食事も悪くないけど、やっぱり人がいるのもいいものね。て、相手にしてみたらなんだそれ、って感じかな。ちなみに、しん氏はこういうお祭り的テレビ番組が大好きなのですが、その気持ち、少しわかります。 その後はひたすら読書、読書の一日でした。北村薫の円紫さんと私シリーズ最新作、『朝霧』(創元推理文庫)を一冊読んだのをはじめ、気の向くままにあれこれと。北村薫という人はもともと高校で国語を教えていたはずですが、それにしたって、著作に引いてある片鱗をのぞくだけでも、その古典知識、古今東西の読書量たるや、すごいです。このシリーズ何度も読み返していますが、そのたびに、「あ、この引用、前はわからなかったけど、あの本ね!」と新しい発見がある。名探偵役の円紫さんは噺家なので、落語にゆかりの深い歌舞伎の話などもよく出てきて、ああー!と最近目覚めた私はほくそえむのでありました。 スーパーへ買いだしに行くついでに、駅の本屋さんにも行く。『ku:nel』の最新号が出ていたので買いました。隔月刊のこの雑誌、毎号毎号、表紙とご対面したときに「わーっ」とみちてくる感動があります。最初に読むのは、「エヴリデイ・マイ・弁当」と、「伝言レシピ」のコーナーです。この二つのために一冊分のお金を払っても惜しくないと思っています。 夜は鶏肉のから揚げふう(しん氏いわく、「つまりカラヤキやね」)、キャベツとえのきだけのサラダにはポン酢を、ブロッコリーにはクリームチーズでつくったディップ、炊きたてのごはんにはちりめんじゃこを乗せて、ばくばく食べました。 お借りしているスタイル・カウンシルのビデオを見ながら、そのままうっとり眠りにつく。と、大きな着信音に思わず心臓がとびあがった。時計を見ると深夜3時前。もしや実家に何か・・・・!?とディスプレイを見ると、しん氏です。どうしたどうした?と不安に駆られてコールバック。結局、飲んだ帰りにかけてきただけだったけど、話を聞いているとしんちゃんもいろいろ大変だ。むやみにひらきなおらず、自分にだめだしをしつつもそこにとどまらず、進もう。一緒に進もう。ひとつずつ突き詰めていくのが大事だと思う。 お、今日で、26歳2ヶ月前だ。 |
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| 2004年07月23日(金) 琥珀色に揺らめく | ||||
| 寝るときはエアコンも扇風機も使いません。(扇風機はそもそも持ってません。)窓ひとつの部屋なので風は通らず、当然、毎日が熱帯夜。しかしこうなると何となく、感覚が鋭敏になってゆく。起きたときの汗のかき具合、肌の湿り気で微妙に温度がわかるようになってきたようであります。きっと湿度も関係あるよね。あ、これがいわゆる、不快度数ってやつですか。この日は少し寝やすかった。最低気温27度と28度ではだいぶ違うような。 起きて、ピーマンの肉詰めと、もやし・キャベツ・ソーセージのペッパー炒めを作りました。7月に入ってから食欲が増進しています。ふつう逆だよね?! そして待望の夜です。うちの近くのウイスキーバー、コードネーム3Mことミス・マーベル・マーサに一月ちょっとぶりに行きました。朝から楽しみでなりませんでしたよ。「お久しぶりです」と優しくお店の人に迎えられ、まずはビールを。ベルギーのシメイという、濃い色のものをすすめられて飲みました。ちょっとギネスビールに似た感じの、しっかりした飲み心地。牛肉の燻製、サーモン、バジル風味のサザエという前菜の盛り合わせをいただき、いざ、ウイスキーへ突入。 今月のおすすめであるところのバルベニー(ハイランド地方)、前回、ひとくちいただいて衝撃を受けたスカイ島のタリスカー、アイレイ島のブルイクラディック、そしてもう一杯飲んだんだけど・・・なんだったっけ・・・カーデュだな、確か。スペイサイド地方かな。もうねー、うっとりするよね。手にしっくりくるグラスに大きな氷、控えめに注がれた琥珀色の液体を、じっくり味わいながらお料理に舌鼓。ソーセージにもしっかり味のついたザワークラウト、ミックスチーズのピザ、どれもおいしいんだーこれが。厨房はフレンチの修行をなさった方が多いそうです。 話も弾んで、9時過ぎには早くも次のお店へ。赤坂よりの大名に店をかまえていたやはりウイスキーバーが、警固のほうに移転しているのに初めて行ってみました。前の店にも2年ほど前に一度連れて行ってもらいました。暗い店内で酒棚にぼわっと光のあたるお店の内装も、マスターのストイックかつ素朴な感じも以前と変わらず。シングルモルトって何が何やら・・・?だったその当時でしたが、今回は「グレンファークラス」なんて、覚えてる銘柄を指定して飲みました。つきだしに新鮮なフルーツが出てくるのも前とおんなじ。ぷちぷちとした葡萄でしたよ。 すべてロックでいただいたのでさすがに酔っぱらったけどちゃんと自転車で帰って、シャワーも浴びてからベッドに入りました。やっぱり飲み方だよね。それにしても、連れの方は3Mでウイスキーリストの上から順番にオーダーしていましたが、あれ全部制覇する気なのかな、やっぱり。いや、その心意気やあっぱれ。応援します。ついていきます。どちらの店でも文句なしの「のんべえ認定」を受けた我々です。調子に乗らないよう、品よく、でも心ゆくまでこれからも飲みたいものだ。また近いうちに行こうと心に決めていますとも。 |
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| 2004年07月22日(木) 去りがたいすべてのもの | ||||
| はー。ぎりぎりまで寝たためお弁当が作れなかった。ひっさしぶりにコンビニ弁当を食べました。さばが入ってて、おいしかったけど、高いけど。今日は給料日だったんだけど。今月は節約するんだけど。あ、夏休みがあるや・・・。 かしわいさんがバイクで怪我をしていた。そんなメールをもらっていたのに、「またまたそんなこと言って〜」と軽く流していたら本当にすさまじい怪我をしていたことがわかり、びっくりして電話した。もうだいぶ良くなった様子。かしわいさんの「日々コラム」、最近、とみに、冴えに冴えまくっていて何度も読んでしまう。 夜はまた魚が食べたくなり、鮭の上ににんじんやら玉ねぎやらえのきだけやら乗っけて、ホイル焼きにしました。 ひどく疲れた。本でも読みつつ、こんな日は早く寝よう。 と、いうところで来客あり。来るのはいいんですけど、もう少し早めに連絡が欲しいのですが。最近お客さんがたは、部屋の床とか机の上にヒラ積みになっている本の山にびっくりされます。本棚に入っていない本が30冊以上・・・。読み散らかすタイプです。でもこれは、テレビのザッピングときっと一緒なんだな。 しんちゃんと電話。薬指が痛いという。「たぶん折れてるような・・・前もあったんだよね〜」と、そんなことに耐性がついているのが怖い。なんとかして病院に行ってほしい。 よし、今度こそ寝よう。 が、その前に。 私の日記なんて、赤裸々なのだけが取り得みたいなもんだったのに、ここのところさっぱり正直な気持ちが書けなくて、ほんと自分でもつまんない。心の中は弱音や迷いや苛立ちでぐじゃぐじゃで、さすがにそんなことを毎日書き綴っていると自分をもっと嫌いになりそうなので、あたりさわりのないことばっかり書いている。 私の仕事はまるで連続ドラマのように3ヶ月クールで動いていて、繁忙期と閑散期が交互にやってくる。その波に、いまだに心がついていかない。忙しいときはつらい。でも、忙しくないときもつらい(といいつつ、7月は勤務日が少ないのに四半期決算をやっていてけっこう忙しいのだが)。忙しくないときのつらさは、ある意味、忙しいときよりもこたえる。考えを進めてみると、たぶん私はもっと仕事がしたいのだ。 仕事に生きたいとは思っていない、いつまで仕事をするかはわからない。でも今、私は若く、独身で、健康で、遊びに出かけたり、お酒を飲んだり、家事をしたり、自分の生活を楽しむためのいろいろをやっても、まだ、仕事に精を出すこともできる。そして働かなければ生活していけないわけで、どうせするなら、前向きに仕事がしたい。 毎日が楽しくて楽しくてたまらない仕事なんてあるわけないのはよく分かっている。ただ、時々でも充実感の混じった疲労を感じたい。今はそれがない。忙しいときは目の前の仕事をさばいていけばそれなりの満足感をもったりもするが、それでもどこか虚しさがある。その理由も自分ではわかっている。 何が不満なのか? 何がしたいのか? どうやったらストレスが軽減されるのか? おそろしい苛立ちや倦怠感の日々を過ぎ、ひとつずつ、いろいろ考えています。もっと考えることにします。いろんな方法、可能性を。前向きに。 |
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