moonshine  エミ




2004年06月04日(金)  ミス・マーベルマーサの魅惑

息つく間もなくという表現がふさわしい忙しさ。2004年3月期の決算に係る会計監査の最終日である。監査になると私の負担はけっこう大きいのです。改善していきたいな、と内心思ってはいるのですが。

昼ごはんは、監査法人の若い衆を連れて例のおしゃれなお店に行く。ここ数日、食糧摂取過多の向きがあるので今日は少なめのパスタランチを・・・と、店に入る直前まで思っていたものの、日替わりランチのメニューを見てあっさり鞍替え。やっぱりもりもり食べてしまいました。最近、なんとなく監査の人々に「おもしろキャラ」という印象を植えつけてしまったようで、ちょっと微妙。だってあの人たち、あんまりしゃべらないからさ、何かしゃべんなきゃ、と思うと、つい・・・。

急ぎの仕事を全部終えてひと段落したところで、急激にテンションダウン。急がなくてもいいけれどやらなければならない仕事は山ほどあるが、8時を前に力つきて退社。今夜は酒でしょう!という気分で、飲みに行くことに。

先週のご近所探訪で目をつけていたショットバー。なんとお誘いした方も、最近通りかかって気に留めていた店だとわかり、「店が私たちを呼んでいたのね!」とわくわくしながらメニューを見ると、どかーん!と並ぶウイスキーリストに大興奮。

どちらかというと辛口のものが好きです、といってお店の人にすすめられたフランスのビール、クローネンブルグを飲んだ後は、ウイスキーのゆうべに突入。シングルモルトのおいしさに超はまる。ひとくち飲んだだけで、もう、陶然とした心地です。ウイスキーって本当においしい。それぞれ味が違うし奥が深い。深みにはまりたい。

お酒は誰と飲むか、何を話すか、などが重要であることはもちろんですが、本当においしいお酒って、それだけで幸せにするものだ、と実感。安居酒屋が好きなのは変わらないけれど、時にはこういう飲み方もしたいものだ、とつくづく感じ入りました。いいものをたしなむ喜び。「お酒のレベルアップも必要だ」、というご一緒した方の意見に大賛成です。せっかくお酒をおいしいと思える体に生まれついたのですもの。今回は申し訳ないほどにごちそうになってしまったけれど、私も労働で報酬を得る25歳、少し高いけれど、次は自分のお金で飲みにいこうと思います、またこの店に。そしてほかのお店にも。

ロックで3杯飲むと、さすがにほろ酔い。でも驚くほど気持ちいい酔い心地、これも、良いお酒のなせるわざでしょうか。お店の人も感じよく、食べ物も手がかかっていてしかもあたたかみがあり、とてもおいしかった。幸せな金曜の夜でした。一週間働いた甲斐があったってもんよ、こりゃ。





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2004年06月03日(木)  私をもっとゆらゆら骨抜きにして

先々週の終わりから先週の初めにかけていったん落ち着いたものの、そのあとまた忙しくなっている。思えばけっこう残業もしている。遊んでもいるので、実はすごく疲れているかも。来週は早く帰れるといいなあー。足も治ったので、走りたいし。でも来週あたりから、降るだろうなあ。

9時まで仕事をしてへとへと。またも各所で会社の飲み会が開かれていて誘いの電話を幾度か受けるが、お疲れですし、焼肉、ラーメンとヘビーな晩ごはんが続いたので、今夜は家でひとり、ヘルシーごはん。野菜とベーコンのクリームチーズ煮(レンジ調理。)キャベツに人参、玉ねぎ、ピーマン、ぶなしめじ。たっぷり大量に作ったつもりだったけれど、加熱したらジュンと、かさが減った。じゃことかつおぶしをたっぷり乗せた冷奴も食べました。

環境は人間をつくる。己の意志では選べない部分もあるけれど、どういう環境に自分を置くか、って考えるのも大事だなあと思う。まあ、考えなくても、人は自然と自分にとって心地よい環境を選択して流れていくものだろうけれど。

今の自分の環境を考えると、なかなかいい感じ。遊びに行こうと思えば、時間の都合さえつければいつでも行ける。ひとりになろうと思えばなれる環境でもある。好きな本や音楽、お気に入りのサイトがたくさんある。周囲の人々は、面白かったり考えぶかかったりして刺激を与えてくれる。なんといっても、やさしい人たちに恵まれているし。

いつの間にかそんな中にいた、という部分もあるし、自分でこの環境をこしらえた部分もある。そのためにそれなりの代償も必要としていて、それで満たされない部分もあるが、のんべんだらりと甘んじているより、何かを絞って別の何かを得る、というのが私のスタイルなのかもしれない。思えば小さい頃からそうだったみたい。スタイルもまた、環境によって作られるところがあるだろうから、卵が先か鶏が先かはわかりませんが。

お湯をためてお風呂に入った。じんわり気持ちがいい。思うに、しじゅう緊張しているつもりはなくても、普通の状態ってどこか力が入っているもので、脱力する、体を弛緩させるというのは、けっこう難しいのではないだろうか? 私は、「あー、力が抜けてるなあ。」というのは、浴槽に浸かっている間、さあ寝よう、と目をつぶった瞬間(次の瞬間にはたいてい寝ています)、そしていいエッチをしたあとしばらく、この三つくらいだ。そして最近とみに、そういう瞬間にものすごく焦がれる。興奮だけでなく、弛緩に快楽を感じるなんて、年をとったのかしらねぇー。でもそれは、なかなか、いい感じよ。

エゴ・ラッピンのアルバム『Night Food』を聴く夜。
「老いぼれ犬のセレナーデ」という曲の詞に、
  “人差し指 風向き調べる 今日も降ってくれるといいな”
というのがあって、すごく柔らかい気分になる。降らなきゃいいな、じゃないんだもん。エゴ・ラッピン、緊張と弛緩の両方で気持ちよくしてくれる。

というわけで、一瞬の快楽を求めて寝ます。

あ、最後に、ジャガー池見さんのブロッグを。
とんでもなくエネルギーと愛にあふれたバンド、博多・ザ・ブリスコのボーカルを14年?くらいやってるジャガーさんのブロッグはいつも熱くて、かつ涙を感じさせるんだけど、このブロッグは、とりわけ素敵だなと思った。

  「今生きてるすべての人間が、
   人を殺さなかったら、
   それだけでもいいんだと思うぜ」





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2004年06月02日(水)  ハニーーーフラッシュ!!!

その存在が「お姉さん」だった頃から「若い女の子」になった今に至るまで、
私は旬の女性アイドル的な人びと全般が好きである。
古くは(というと失礼ながら)斉藤由貴、中山美穂に南野陽子、キョンキョン、
長じては高橋由美子、内田有紀に広末涼子、
さらに現在でも上戸彩に松浦亜弥、などなど。
旬の人には旬ならではのオーラが出ている。

マイナー志向の反面、超メジャー好み、好きのベクトルはあちこちに伸びる。

で、佐藤江梨子である。

めざましテレビで宣伝を見たその日から、
「サトエリハニー、見たい見たい!」と思いつめ、同僚の女の子らに主張するも、
当然なのか? 反応はしらーっとしたもの。
「えーっ、私も宣伝見たけど、面白くなさそう・・・」なんて言われがっくり。
一縷の望みを託し、映画っ子かつマンガっ子しずりんにメールを打つ。と、
『初日に行こうと思ってた』
なんとも頼もしい即答に快哉を叫ぶ。さすがは、ずっさんよ!
日程を調整した結果、本日、レディースデイを利用して行ってきました。

いやー、数々の突っ込みどころはあれど、まあ確信犯なんでしょうね。
私なんて全肯定する勢いです。
ずっさんは“長く感じた”という105分も、私にはあっという間。
えっもう終わりなの?!てなもんよ。

「カットごとにサトエリの顔が違いすぎる」
「変身後のあの肌色の布地は痛い」
「実写とアニメの融合の部分がちょっとしかない」
ずっさんも手厳しい指摘をしつつ、
「でもね、あのサトエリのバディーを見せらちゃあ、
 何を言っても負け惜しみぎみだよね・・・」
と脱帽。
イエス! サトエリハニー、すばらしい体!
「あいつスタイルよすぎーーーっ」
中洲の橋の上、那珂川に向かって二人して叫んだ。

もう一つ、特筆すべきはミッチーこと及川光博。
マンガ的せりふ回し、ありえないメイクにも何の違和感もない。
キャシャーンといい、もはや日本(キワモノ)映画の至宝への道をひた走っている。

春吉のカフェでコーヒーを飲み、一風堂でラーメンを食べて帰宅。
焼肉の翌日、脂分たっぷりのラーメン。
ああ、サトエリハニーへの道は果てしなく遠い。

さて、会社の男性にも「サトエリハニー、見たいですか?」と聞いたところ、
「いや、別に。だって映画じゃ、ハニーフラッシュ!のとき、
 サトエリの服がびりびりにやぶけるとこ、見えないでしょ」
なんて間髪入れずに返されて、びびる。
そうか・・・まあ、自分がアニメを見ていた世代ではないにしろ、
男の人にとっては、キューティーハニーといえばあのシーンのイメージ、
が直列つなぎでインプットされているんだな、と妙に感心した次第。
でも、サトエリ、下着で開脚するわ、街を走るわ、かなりイケてたよ。

深夜近くになって、しんちゃんよりメール。
手術から数日たって、ゆるやかに悲しみに見舞われてきたようだ。
そりゃそうだろうと思う。

親しい人に彼の手術のことを話すと、みんな答える言葉を選ぶ様子がうかがえる。
自分も、友だちやその恋人がそうだと言われたら、返答に困るだろう。
何といっていいか難しいよね。
「男の足の指なんて、誰も見らんよ。だいじょうぶだよ」
即座に言ってくれた親しい人もいて、それはその人らしい優しさで嬉しかった。

もっと重度の障害を抱えている人も世の中にはたくさんいて、
比べるとすれば、しんちゃんなんて元気なものだ。
でも、そんなことを私が本人に言うなんてできやしないし、
いまそんなこと言っても、何の慰めにもならない。
胃など内臓を摘出するとかとはまた違う、
はっきりと目に見える部分をなくして、もう戻らないのは、
体のちょっとした一部だとしてもやっぱり、今は特にとてもつらいと思う。

ひとりでがんばっているしんちゃん。
いつも気にかけて心配してるけど、自分の生活を楽しんでる私は冷たい?

彼は以前に、
「福岡のえみちゃんの生活をうかがうと淋しいと思うときもあるけど、
 今は自分とも離れていて遊ぶこともなかなかできないから、
 それでえみちゃんが何もせずにつまらない生活をするなんてことになるより、
 楽しくやってると思えるほうが、やっぱり、いいんだと思う。」
のようなことを言っていた。
そんな気分ばかりではいられないときもあるだろうが、
そういうことを言えるしんちゃんの、それが本質だと思う。

ところで、「自分のほうが」とか、「あの子よりも」なんて考えることは、
悲しいものですね。
それがばねになることも実際にあるだろうけれど。
人間だから逃れられない気持ちかもしれないが、その虚しさは認識していたいと思う。





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