moonshine  エミ




2004年03月21日(日)  やさしさに包まれたなら

伸びかけの髪の毛を整えてもらうため、美容室に行く。カット&カラー。
帰宅して鏡を見て、「だいぶ伸びたなあ」
まがりなりにも切って帰ってきて、そんなこと思うのもなんだが。

やっぱりもうちょっと、と帰宅後、自分でさらに前髪を切った。
そのときに気づいた。髪の内側、急激に白髪が増えている! 遺伝もあるけど、
いくら何でも老け込むには早すぎやしないか? マリー・アントワネット気分だ。

美容室の帰り、スカートを買った。春だから。
帰宅して改めて履いてみて、「私ってこんなに足太かったっけ?」
しん氏にも聞いてみる。「確かに細くはない。」

寮住まいのしん氏、洗濯室(?)から電話をかけてくる。やや元気そう。
やっぱりあの日パトカーに乗ったらしいよ、と報告。「勘弁してよ」
洗濯機、乾燥機、と移動しつつ話し、浴場まで来たとこで「じゃあねー」

それで私も風呂に入ることにする。一時間ほど籠もった。
シャワーで済ます日が多いので、お湯を溜めると、つい長風呂になる。
ハナウタ何曲歌ったかな。

見たり見なかったりの『新選組!』、今夜は見た。相変わらず伏線細やか。
え、もう江戸編は終わるの?と思ったが、考えてみれば始まって3ヶ月だ。
藤原くんの沖田総司、前髪を落としていた。大人になった、てことだけど可愛い!

2ヶ月ぶりに実家に帰った。父親が接待でいなかったので、母と二人で外食。
サーロインステーキを食べた。ファミレスだけど、豪勢だった。
そこで母から、パトカー乗車の事実を知らされたのだった。

母親は料理の本を買っていてくれた。『昔ながらのお母さんの味』(主婦の友社)
姉にも同じものを一冊プレゼントしたらしい。
きんぴらや肉じゃが、さばの煮つけ等、これぞ定番のレシピ集。重宝します。

帰り際に母親、ふいに小銭入れを開けて「ほら、見てー」
中には500円玉がゴロゴロ入っている。「何でこんなに?」
「あんたが来たらあげようと思って」6枚ももらった。私はこういうのに弱い。

人間、優しくしてもらったことは忘れないな、と思う。
私って奴に見どころがあるとすれば、物事に素直に感動できる心じゃないかと思うが、
それはこれまで、色んな人に色んな場面で優しくしてもらってきたからだろうな。

タイトルは、荒井由実の曲より。『魔女の宅急便』でも使われていた。
そのフレーズはこう続く。「きっと、目に映るすべてのものは、メッセージ。」
あの映画は公開当時よりも、大人になってから見たときのほうが感動した。





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2004年03月20日(土)  起こることのすべてが

金曜日は風邪ぐあいが思わしくなく、会社では喉が乾燥するし、
しじゅう鼻がムズムズしていた。
ついに花粉に反応するようになったのか?!と疑ったり。
酒を飲みながらも、しょっちゅうハンカチを出したりして。
で、夜は12時過ぎにはバッタリ寝てしまったというのに、
今日も起きたら12時過ぎてました。日が高〜い!

皿山まで5−6キロ? 真新しい、ぴかぴかのボディーの自転車をこいで、
安田さんの新しい事務所へ遊びに行く。
この事務所はアトリエに併設されている。いい環境。
たくさんの本、CD,ポスター、フィギュア。
部屋も大手門の頃よりずいぶん広い。手作り感は変わらずで素晴らしい。
人がたくさん集まってわいわいやった。

安田さんちの、小柄でかわいらしい奥さんと、
やんちゃで利発そうなまおくんも来ていた。初めてお会いする。
まおくんは、小学3年生。
友人知人の子どもにお目にかかる機会は時々ある年ごろになった私だが、
赤ちゃんでない子ども、というのはとても新鮮。
伸びやかな手足であちこち行き来して、くるくるした目、つるんとした肌、
しっかりした口調、私たち妙齢(?)の女と接するのは照れくさそう、
「パパ、見て見て〜!」なんて、
自分でその場で染めたものを(草木染めのアトリエなのです)
うれしそうに持ってきたりして、かわいいの!
すごいな〜、こんなに大きくなるまで、育てるってすごいな〜、パパとママ!
と、心ひそかに感動だった。

夕方になり、ひとり先に皆さんとさよならして、天神へ向かう。
自転車って便利だねえ。
皿山は少し遠いけれど、道がけっこう広くて走りやすいので、
ぼんやり考え事をするにはちょうどよい距離。
都市部って、もっと車が少なくなるべきではないかと思うのだよね。
わけのわからない交差点、なかなか変わらない信号が減って、
歩道と自転車道が分けられてもっと広くなって、段差も減って、
すると(車に乗らない私にとっては・・・)随分住みよくなるんだけどなあ。

向かった先は、天神のライブハウス、ハートビート。
めがねうら主催の『蛍茶屋』だった。
福岡人としてのめがねうらのライブは、今日で最後になる。
すごい数の人々が集まっていた。
興味本位というよりは、みんな「めがねうらを見よう!」と意気込んで来ている感じ。
もちろん私もその一人。尊敬する後輩たちだ。
サークルの仲間や、よくライブで会う子たち、いっぱい来てた。
みきちゃんに、おはぎをもらった。わーい。

対バンは同じサークルのCasting Around、久々のライブで炸裂していた。
戦闘機のようなひろやさんのドラムを見ると、あれだけ情熱をぶつけられたら、
どんなにスッキリするだろう、と思う。
でもあれだけになるまでに、すごい練習をしてきたのだきっと。

もう一つの対バンのウラニーノは、新星堂オーディションで全国優勝した埼玉のバンド、
(めがねうらはあのとき、審査員特別賞だったかな?)
出てきた瞬間からぐっと心をつかまれた。さすが、流れる石と書いて流石です。
「ダメなおれの青くさい歌」という一貫したテーマはぶれることなく、
時に呟いたり話したりするように歌われるフォークな心根を、
力強くもあたりは柔らかく、ドラムとベースがしっかりリズムで刻む。
MCも、むちゃくちゃうまい。
でも、歌も演奏も喋りも、“こなれてる”という感じはあまりしない、
いい意味でのアマチュアシップを感じた。ほんと、かなりびっくりしたほど、よかった。

めがねうらについては、今夜はもう語る言葉をもたないくらいだ。
二部構成で、一部の最後では私がとても好きな『フォークソング』が
初めてバンドバージョンで聞けてうれしかった。
二部では、男性陣はじんべえ、というか作務衣、というのかな?の着物、
さかいさんは、白地に墨で書かれたような花が咲いた浴衣だった。
三人ともとてもよく似合っていた。特に、しどけなくも粋なさかいさんの着こなし!
それで、思った。これはお祭りなんだ!
センチメンタリズムに酔ってばかりじゃいられない。今日はハレの日。
ビールを飲み干して、焼酎を買い求めた。

今日は曲数が多かったので、よく知ってる聞き手としては、とても楽しめた。
途中からうしろのほうに移動してみたら、お客さんが本当にみんな、
一途な目をしてステージに向かっているのにも胸打たれた。
くるりの『東京』をカバーでやった、
私はこの歌が、イントロだけでもうおいおい泣けるほど好きなのだけど、
めがねうらバージョンは少したどたどしくて、
その感じがまた、これから大海に出てゆく彼ら、を思わせて、よかった。

ほんと3バンドともすごくて、すばらしいライブで、お客さんも良くて、
この場にしんちゃんもいたらなー、と思わずにいられなかったけど、
青春の時を分かち合った仲間も、いずれそれぞれ違う場所に行くのは当然のこと。
これまでのすべてが、美しく、いとおしい。きっとこれからも。
そんなふうに思えたひとときだった。
まあ実際は、会う人会うひとに、留置所の件を突っ込まれてましたが・・・。
家に帰って、しん氏と、ライブや体調のことなど、いろいろ話す。

来年はどんな春なんだろうな。





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2004年03月19日(金)  うすぐもり春もよう

>>Friday 5

If you...
1. ...owned a restaurant, what kind of food would you serve?
(レストランやるなら、どんな料理を出す?)
>>メニューは無く、その日その日で気の向くままに作る。
  それを文句も言わずに食べてもらえるような店がやりたい。
  ・・・て、書いてて気づいたけど、それって家庭やん、ねぇ。

2. ...owned a small store, what kind of merchandise would you sell?
(小さな店をもつなら、どんなモノを売る?)
>>今の私なら、キッチンを巡る品々。
  穴じゃくしから箸置きから、なんでも。

3. ...wrote a book, what genre would it be?
(本を書くなら、どんなジャンル?)
>>これはいろいろ興味ある。小説、詩歌、雑文・・・
  でも『短編集』が作ってみたいなあ、4編くらい書いて収録して、
  全部読んだら、いじましくも懸命な作者の横顔が目に浮かぶようなやつ

4. ...ran a school, what would you teach?
(学校を経営するなら、何を教える?)
>>国語。小学生にも中学生にも高校生にも教えてみたい。
  というか、子どもの感受性に触れたいのだ。

5. ...recorded an album, what kind of music would be on it?
(アルバムを作るなら、どんな音楽が入ってる?)
>>胸がどくどくして、ニコニコしながら大きな声で一緒に歌いたくなるような、
  なのに、ふと気づいたら涙しているような音楽。

◇◆◇◆◇◆

これは土曜日の26時に書いているのだけれど、やっぱり日記って、
その日その日に書かないと、ライブ感がまったく違うねえ。
一日でも経つと、ひと心地ついて冷静な頭で書けるといえばそうだが、
私は、日記は、耳元でぬるい息を吹きかけるようなナマナマしさで綴りたい。
なんて、キモいねー、ふふふ。

人々がやけに忙しげに働いている年度末の風景を横目で見ながら、
ぼんやりと過ごした今週であった。
いや、私にもやることはいくらでもあるし、“自分内 業務日誌”を見たら、
もちろんあれこれこまこま仕事しているのだが、どこか心は上の空。

少し年の離れた人たち、ことに男性を見ていると、不思議な気持ちになる。
机を並べて同じ仕事をしたり教えてもらったり、
仕事のあとでバカ話をしながら一緒に飲んだりしているこの人たち、
毎日、身近に過ごしているけれど、生活というものは全く違うのだなあ。
同じ案件に絡んでいても、負う責任も全然違うし、手にするお給料も当然違う、
奥さんがいて、子どもがいて、ファミリーカーにマイホーム(たとえ賃貸でもね)、
お金の使いみちも異なれば、週末の過ごし方も。
とにかく、稼いだお金を(主には)自分のために使わない、
守るべき存在をもっている、ということに、非常に興味を覚える今日この頃である。
取り巻く世界の映り方って、どんな感じなのだろうなあ。
こんなどうでもいい(?)ことを考えるのも、春だからでしょうか。

さて、夜は、先輩としめし合わせて会社を出て、飲みに行きました。
初めてサシ飲みする。というか、同じ酒席をもつこと自体が、レア。
私から、やる気まんまんで誘ったのだ。エミちゃんも、やるときゃやるぜ!
(註:お相手は、女性です。)
噂には聞いていたが、かなり突き抜けたバクロ大会になり、面白かった。
突き抜けた人って面白いです。柔軟性があれば、なお、よい。
居酒屋も、お店の人の真面目にやっている姿勢が
いい感じにざっくばらんな雰囲気を作り出しているようで、良かった。

ほろりと酔って自転車をこいで帰りました。←飲酒運転になるんですってね。
大丈夫、こけてません。
そういえば、記憶がとぎれがちになるくらい飲んだときって、
知らないうちに足に擦り傷や青痣ができていることはよくあるが(バカ)、
先週の泥よっぱらい後、肩が赤く擦り剥けていた。驚きだ。どういうこと?





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