moonshine  エミ




2003年05月26日(月)  シヴァ神も真っ青。

 今日と明日は、つかのまの仕事の谷間。
 ・・・とはいえ、やることはいっぱいあるのだが、アレから逃避できる幸せを噛みしめる。
 実は水曜日は有休で、木曜日からはまた2週間くらい、がっぷりアレと四つに組み合うのだ。
 
 主要簿(お、簿記用語だ。)をはじめとする各種の資料を整理する時期で、
 昔の資料を見るたびに、尊敬と畏怖。
 今より格段にローテクだし、手書きの資料だってある。
 おそろしや〜おそろしや。迷わず成仏してくだせえ。
 と唱えながら、今日は10年以上前の資料を5000枚くらい(←誇張ニアラズ。)シュレッダーにかけた。
 いくら会社のシュレッダーが40枚くらい一気に飲み込んでくれる大食漢だからといって、
 これは時間がかかります。しかもシュレッダー屑の始末は意外に重労働。
 通りかかった人々に口々に同情されましたが、シュレッダーは、単純作業の中では楽しいほうだよね。
 なんたって、破壊行為だもん。

 そういえば今日は、35枚、3枚、1枚、1枚をワンセットで、50部。
 というコピーもしたのでした。これも時間がかかったなあ。
 シュレッダーとあわせて、これこそ破壊と創造(違う。)

(きのうのエレメンタル、行けばよかったぁぁぁ!!!)
 と、こっそり嘆く。

 マドンナの最新アルバム、なかなかいい感じです。
 リリース間もないアルバムを最近聞いてなかったから、それだけでも新鮮やね。アメリカン・ライフ、いい歌やね。

 うすうす気づいてはいたのだが、あえて直視しないようにしていたのだが、
 今週と来週はすごく忙しいのかもしれない。
 ひいこら言う忙しさも、ひとり没頭する作業も、ニコニコ楽しむ予定も、わー、いろいろあるぞ。要するに仕事と勉強と趣味と遊びです。
 気が進まないことをやるのも大事。がんばりまっす。





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2003年05月25日(日)  だらりつらりと日曜日。

 日曜日にはあれをやろうこれをやろう、と平日は勇んで考えていたものの、
 いざその日となるとなんだか、ごろごろだらだらむしゃむしゃとしてしまった。

 司馬遼太郎『燃えよ剣』(きのうの演劇の感動をさらに深める。)
 森博嗣『浮遊研究室』(軽くてシャープな読みごたえが欲しいときに。)
 川上弘美『椰子・椰子』(こんな嘘ばかりの文章を私も書いてみたい。)

 など、触手の動くままに次々とぱらぱら読んでいると、しん氏より“なんしよーと?”と携帯にメールが入る。
“だらー と、しとる。”と返すと、さっそく電話がかかってきて、
「ヒマー たいくつー さみしー」
 と開口一番に三連発。楽しい慰めの言葉をさがしていると、
「あ、ヒマと退屈はいっしょか」
 とまあ、寂しげながらも、そこそこにのん気ではある。
 会社の寮狭い部屋に住んでいる彼、
「うーん・・・冷蔵庫ぎみのものを買おうかどうしようか・・・」と悩んでいた。冷蔵庫のことではないらしい。

 きのうさんざん歩いたので、今日はランニングはお休み。

 夕方になって少しやる気を発掘し、
 近所に買い物に出たり(ううっお金使った。)
 つらつらと勉強したり(そう、日記に書いたことはなかったと思うが、来週の金曜日にとある検定試験を受けます。)、
 ラジオを聴いたり(やる気とどう関係が?)、
 こまこま書く作業をしたり(本屋さん、やっとこ更新しました。トップも。)

 どうでもいいけど初めて「動物奇想天外」という番組を20分ほど見た。
 プードルかわいかったー。羊、凶暴すぎ。
 カラテカという芸人も、初めて見ました。





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2003年05月24日(土)  胸に咲いた小さな花

 12時半にゆうきちゃんと待ち合わせ。

 早良市民センターにて、劇団SAKURA前線『サンセット・シンドローム』を見る。
 先週の劇団GIGA『化わりもの』のアングラさ加減とはこれがまあ、面白いほどに対照的な正当派の劇であった。
 感動的だった。事実、後半は会場じゅう、すすり泣きの声に包まれていた。
 わかりやすさ、素直な展開が、多少天の邪鬼な私の目にも「うすっぺら〜い」なんて思わせることもなく、いや、むしろ非常に好もしく映った。鬼の目にも涙とはこのことか(違う。) 情緒ある内容だった。
 現代と幕末が交差する新撰組モノで、そう、この劇団SAKURA前線のウリは、チャンバラなのである。さすがに迫力あった。

 沖田総司を演じたのは女性だったのだけれど、目元の涼やかな白皙の美少年、しかも剣の腕は天才的という、総司の一般的イメージ(実際は、色黒でエラが張った、美しくもない若者だったらしいよ。)をぴったり見事に演じてらした。華があり、言葉が心に一直線に斬りこんでくる。ひきこまれてしまった。

 周知の通り、沖田総司は若くして結核で命を落とすんだよね。
『「総司のやつはどうして、ああ明るいのだろう。
  あの若さであれほど死に対して悟りきった男もいない」
 と(近藤勇は)感心するよりも、むしろその明るさを悲しんだというが、
 沖田には(中略)天性、生命が、
 そういうぐあいにできているところがあった。』
 とは、司馬遼太郎『新撰組血風録』所収の短編「菊一文字」の一節であるが、
 そういう明るい性根、そして凛とした芯が、すごくステキ☆な演技だった、なあ。

 土方歳三のニヒル(これって死語だなあ)さ、原田左之助の鷹揚さもイメージどおり。
 伊東甲子太郎の扱いはひどいものながらも、ウケた。
 そして藤堂平助! 涙涙の役どころ。 
 総じてみんな、愛すべき人物として描かれていたな。
 
 そう、私は大学時代に司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、ひところ新撰組にハマってたのだ。有名な隊士のことは一通り知っている。京都に旅したときは壬生寺にも行きました。
「こ、ここで、総司が近所の子供たちと遊んでたのね・・・」とか言って。

 あえて難をあげるとすれば音楽で、笑わせる目的で西城ヒデキが流れるのはともかく、チャンバラの場面でB'zとか流れてくると、ちょっと萎えます。

 それはさておき、
「あー余韻に浸っちゃうね」と言いながら会場を出て、感動を語り合いながら、その勢いで藤崎から天神まで歩いてしまった。一時間以上かけて。
 若いなあ。
 
 喫茶店でゆうきちゃんのデザイン作品を見て感動。意欲あふれる数々の作品であった。我々、いまちょっと一緒に楽しい遊びに取り組んでいる。改めてやる気が出た。

 大名のギャラリーに立ち寄り、若い女の子の絵や人形などの作品を見る。
 描き手のあたたかさ、かわいらしさにみちた小さな空間ができあがっていた。これまた感動。許可を得て、写真を撮らせてもらう。そのうちUPします。

 古着屋さんやTシャツ屋さんなどで、楽しく見るだけショッピング。
 一時間だけカラオケに行く。沢田研二の名曲の数々にチャレンジ。

 九州の遅い夕暮れも過ぎて、赤坂でまりちゃん・みかちゃんと合流し、食事。
 おいしくて安い大人気の店だった。大皿いっぱいのサラダが100円。
 みかちゃんはこの4月に福岡に戻ってきて、会うのは1年半ぶりくらいだった。相変わらず、小鹿のようにかわいい。
 まりちゃんは、きのう仕事で遠足(!)に行って筋肉痛だった。
 大学の研究室が同じだった我々4人なのだが、みんな見事にバラッバラの環境で仕事をしていて面白い。
 ゆうきちゃん、ジントニック1杯で酔っぱらってヘラヘラ。
 あの酔い方はいい感じだなあ。
 
 帰宅後、新撰組関連の書籍を本棚からひっぱりだして、パラパラ拾い読み。再び余韻に浸る。
 で、これから、司馬遼太郎の『沖田総司の恋』という短編を読もうかというところ。
 あら、もう2時半だわー。

 今日のタイトル。スピッツの歌に確か、こんなタイトルあったと思う。
 ずっと聞いてないけど、なんとなく思いだした。あの歌のような感じの今日だった。小さな花が数々。





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