天上天下唯我独尊

2021年04月09日(金) 4月の雪

10年前の震災の年に比べると、今年は随分と暖かくなるのが早い。
3月も殆ど雪が降らなかったし、例年より早めにタイヤ交換をしたら、その翌日に限って急に寒くなるって一体どういう事なの……。

雪の予報は出ているが、その日は外せない予定があって山越えをしなければならないので、タイヤ交換をキャンセルしたいと主人に言ったのだが、また予約入れるの大変だよーと押し切られた。
ふーんじゃあノーマルタイヤで雪の山道で事故って私に何かあってもいいんだな?と多少ムッとしていたら、主人が体調を崩した。
正月と同じ症状。という事は4箇月振りか。
まーたこんな忙しい日に限って……送りはするけど帰りはタクシー使いな!じゃあね!と主人を病院に置き去りにして、私はそのまま目的地へ向かった訳だが、隣町に入った途端に雪が降って来た。
往きは昼間だし積もるほどの量ではないが、問題は復路だ。
暗くなったら気温が下がって雪が解けずに積もる危険がある。
用事が済んだら寄り道せずにさっさと帰らないと……と思っていたのに、こんな時に限って長引いたり、どうしても買わなきゃならない物があったりして、帰途に就いた時にはもう夕方になっていた。
そしてあっという間に暗く、しかも寒くなって来る。
高速に乗るべきか、それとも下道を行くべきか。
どちらも山越えには変わらないが、高速道路の方が標高が高かった筈。下手したら氷点下だ。ここはちんたら下道で行くべし。
そう判断して、高速ルートではなく国道ルートを選択。
いつもなら一台ぐらい、地元の老人が運転する軽自動車が時速40kmでノロノロ走って私を苛々させるのだが、こういう時に限っていない。
何故か皆さん結構なスピードで軽快に走る。
まだ冬タイヤ履いてんのかな、いいなースピード出せて……と羨ましくなってしまった。
山の中に入ると、本格的に吹雪いて来た。
道路が白い。これはマズい。
……どうしよう、雪が止むまでどこかで停車して待つ?
いや駄目だ、雪が止んだとしても陽が差すまでは溶けない。停まったらその分雪が深くなるだけ、時間をロスするだけ。今夜中に道路状況が改善する事は無い。下手したら車中泊だ。
一瞬の自問自答の後、私は決断した。進め進め!
雪国の人間なので知ってる、急ブレーキと急ハンドルは命取りだという事を。
それさえ避けて、法定速度以下で走れば何とかなる筈。頑張れ私。

無事に家に辿り着いた時にはもう、肩がガチガチに凝っていた。
あーこりゃお風呂で温まって、後でロイヒつぼ膏かフェイタスを貼って貰わなきゃなーと思いつつ、ただいまーと寝室のドアを開けると、主人は布団の中でウンウン唸っていた。
そしてやっぱり正月の時と同じく、3日間寝込んだのであった。
実はこの日、主人はとある仕事の責任者だったのだが、朝から使い物にならなかったので他の人に丸投げ、現場は予想外の出来事があって割と大変だったらしい。
とは言え、そのアクシデントは主人の出欠に拘わらず、どうにもならないものだったらしいので、まあ仕方ないよねーとしか。
そんな事もあるさー。



2021年03月28日(日) ワクチンレポート

身内に医療従事者がいる。
この度、2度目のファイザー製(日本で現在承認されているのはファイザーのみ)武漢肺炎ワクチン接種が無事に終了したそうな。

基本情報
・30歳台女性
・持病無し

接種1回目
・当日夜に腕の腫れ&痛み
・翌日38度台の発熱が半時間ほど(本人曰く「シュッと上がってシュッと引いた」)
・舌の痺れと口内の違和感が続く事2〜3日

職場の接種者の中では、発熱があったのが他に1名いただけで、殆どの人は何の症状も無かったらしい。
2回目の接種後の方が副反応が重くなると聞いていたので戦々恐々だったが、2回目の方が、全く何も無かったそうな。
本人は拍子抜けしていたが、何事も無くて良かった。

彼女は、うちの主人が病気持ちでしょっちゅう体調を崩しているのを知っているので、
「お宅の旦那さんはワクチン打たない方がいいよ」
と助言してくれた。
打っても死ぬ、罹っても死ぬ。
なら主人には、何としても罹患せずに生き抜いて貰わねば。
という訳で、来月の職場の歓迎会は欠席して下さいお願いします。


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