天上天下唯我独尊

2015年02月03日(火) 最近のドラマ

昨秋から始まった「マッサン」。
最初は期待が持てたので、毎日録画して主人と観ていたのだが、1箇月経たないうちに観る気がしなくなった。
ヒロインも他の役者も良いのだが、話が面白くない。
つまり、脚本が糞なのだ。
瑣末な話ばかり膨らませて時間を引き延ばし、肝心のウイスキーがちっとも出て来ないので、飽きてしまう。
大家さんの家庭の事情だの誕生日会だの従業員の恋模様だの、正直どうでもいいです。
中でも最もげんなりするのは、大阪パート。
何でもかんでもご近所さんが首を突っ込んで来て、我が物顔で振舞うのが、大阪スタイルなの?
フレンドリーなつもりなのかも知れないが、図々しくて馴れ馴れしくて、心底うんざりしていたので、主人公家族が漸く北海道に渡った時にはほっとしたぐらいである。
大阪放送局製作だから、なるべく大阪を舞台にしてドラマを作りたかったのだろうが、視聴者の忍耐力はそこまで強くない。
細かい所では、時代物のドラマではよくある事だが、小道具が駄目。
幟に新字体を使っていたり、ラベルが「ぶどう酒」だったり。エマでさえ作文で「ゐる」と書いていたのだから、「ぶだう酒」と旧仮名遣いで書くべきではないのか。NHKにメールで問い合わせたい気分で一杯である。
話はぐだぐだだし観ていてイライラするしで、私はさっさと切りたかったのだが、何故か主人が楽しんでいるので、何となく一緒に観てしまっている。
脚本家は民放の「とんび」とかいうドラマを書いた人らしいが、私はあのドラマは一瞬観ただけで止めた。
如何にも底辺な感じの男が主人公で、でも本当はハートフルで暖かいんだよ!みたいな感じがどうにも受け付けなかったのだ。
怒鳴る人って嫌い。ドラマでも見たくないわ。

一方、先月から始まった「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は楽しい!
月9なんて、何年振りだろう。この枠のドラマを最後に観たのは、「のだめカンタービレ」だった気がする。
長谷川某氏は余り好きじゃないが、主人公の杏はいいねえ。
以前も書いたが、彼女の台詞回しが好き。
余り口を大きく開けていないのに、発音がとても良いのだ。長広舌を振るっても、フジテレビのアナウンサー達よりよっぽど上手い。
唯一気になるのは、「父」のイントネーションが「乳」になってしまっている事。誰か注意してあげてー。
そして一緒に観ていた主人に言われた。
「シオンも最初、四角四面でこんな感じだったよね」と。
そうだったかしらね。
でも私、あそこまで賢くないけどね!



2015年02月02日(月) 偏った番組が気持ち悪い

朝からどこのTV局も、人質になって処刑された後藤さんの過去の業績の紹介ばかり。
それどころか、それを讃える内容ばかりで本当に気持ち悪いったら。
神格化してどうすんのさ。
仮令どんなに生前に立派な事をやっていたとしても、死に際に大勢に多大なる迷惑を掛けた時点で、帳消しどころかマイナスだと思う。
TV局の人間って、馬鹿しかいないのか。

今日は少し早く帰れると言っていた主人は、結局先週と同じぐらいの時間に帰って来た。
全然早くないじゃん!と抗議したら、
「そのつもりだったんだけれど、今日は仕事が手に付かなくて」
と言う。珍しい。
土日の研修が素晴らしかったので、その余韻が残っていて、気も漫ろだったらしい。
そうか、そんなに良かったのか。
主人の職場は週休二日制なのに私は土日も放置されていたけれど、実りがあったのなら良かった。
それなら、休日に送り出した甲斐もあるというものよ。(実際に私は送り出してないけど。寝ていたから)


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