昨秋から始まった「マッサン」。 最初は期待が持てたので、毎日録画して主人と観ていたのだが、1箇月経たないうちに観る気がしなくなった。 ヒロインも他の役者も良いのだが、話が面白くない。 つまり、脚本が糞なのだ。 瑣末な話ばかり膨らませて時間を引き延ばし、肝心のウイスキーがちっとも出て来ないので、飽きてしまう。 大家さんの家庭の事情だの誕生日会だの従業員の恋模様だの、正直どうでもいいです。 中でも最もげんなりするのは、大阪パート。 何でもかんでもご近所さんが首を突っ込んで来て、我が物顔で振舞うのが、大阪スタイルなの? フレンドリーなつもりなのかも知れないが、図々しくて馴れ馴れしくて、心底うんざりしていたので、主人公家族が漸く北海道に渡った時にはほっとしたぐらいである。 大阪放送局製作だから、なるべく大阪を舞台にしてドラマを作りたかったのだろうが、視聴者の忍耐力はそこまで強くない。 細かい所では、時代物のドラマではよくある事だが、小道具が駄目。 幟に新字体を使っていたり、ラベルが「ぶどう酒」だったり。エマでさえ作文で「ゐる」と書いていたのだから、「ぶだう酒」と旧仮名遣いで書くべきではないのか。NHKにメールで問い合わせたい気分で一杯である。 話はぐだぐだだし観ていてイライラするしで、私はさっさと切りたかったのだが、何故か主人が楽しんでいるので、何となく一緒に観てしまっている。 脚本家は民放の「とんび」とかいうドラマを書いた人らしいが、私はあのドラマは一瞬観ただけで止めた。 如何にも底辺な感じの男が主人公で、でも本当はハートフルで暖かいんだよ!みたいな感じがどうにも受け付けなかったのだ。 怒鳴る人って嫌い。ドラマでも見たくないわ。
一方、先月から始まった「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は楽しい! 月9なんて、何年振りだろう。この枠のドラマを最後に観たのは、「のだめカンタービレ」だった気がする。 長谷川某氏は余り好きじゃないが、主人公の杏はいいねえ。 以前も書いたが、彼女の台詞回しが好き。 余り口を大きく開けていないのに、発音がとても良いのだ。長広舌を振るっても、フジテレビのアナウンサー達よりよっぽど上手い。 唯一気になるのは、「父」のイントネーションが「乳」になってしまっている事。誰か注意してあげてー。 そして一緒に観ていた主人に言われた。 「シオンも最初、四角四面でこんな感じだったよね」と。 そうだったかしらね。 でも私、あそこまで賢くないけどね!
| 2015年02月02日(月) |
偏った番組が気持ち悪い |
朝からどこのTV局も、人質になって処刑された後藤さんの過去の業績の紹介ばかり。 それどころか、それを讃える内容ばかりで本当に気持ち悪いったら。 神格化してどうすんのさ。 仮令どんなに生前に立派な事をやっていたとしても、死に際に大勢に多大なる迷惑を掛けた時点で、帳消しどころかマイナスだと思う。 TV局の人間って、馬鹿しかいないのか。
今日は少し早く帰れると言っていた主人は、結局先週と同じぐらいの時間に帰って来た。 全然早くないじゃん!と抗議したら、 「そのつもりだったんだけれど、今日は仕事が手に付かなくて」 と言う。珍しい。 土日の研修が素晴らしかったので、その余韻が残っていて、気も漫ろだったらしい。 そうか、そんなに良かったのか。 主人の職場は週休二日制なのに私は土日も放置されていたけれど、実りがあったのなら良かった。 それなら、休日に送り出した甲斐もあるというものよ。(実際に私は送り出してないけど。寝ていたから)
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