いつも行くスーパーの一角に、宝籤売り場がある。 そこを通りかかると、最近は特にわくわくする。 何故なら、スーザの行進曲「自由の鐘」がエンドレスで流れているから。 どうやら、今年のオータム・ジャンボのテーマ曲のようである。 ついついIt's!と叫んだり、最後にムギュっと何かを踏み付けたくなってしまう。大人なのでやらないけれど。
先月NHK−BSで2回に分けて放送していたモンティ・パイソンの最後の舞台は、録画をまだ消せないでいる。 1回見たのだけれど、あと2回は見たい。そして笑いたい。 どうせ年寄りの最後の一花だろうと高を括っていたが、あそこまでやるとは。 甘く見ていた。本当にすみませんでした。 素晴らしいセットに、まさかのゲスト。予想以上の楽しさであった。 これを機に、主人のコレクションDVDを最初からちゃんと観たいのだが、録画機のハードディスクが一杯一杯で、そちらの消化に追われる日々である。
自由の鐘といえば、先週とある番組で、スコットランド独立運動に関する報道のBGMに使われていた。 作曲者はアメリカ人なのに、何故そのチョイス? モンティ・パイソン風にスコットランドを馬鹿にしているのだろうか、と訝しく思っていたら、主人が一言。 「曲のタイトルが『自由』の鐘だからだろ」 あーあ、なるほど! 自由=独立な訳ね、全然思い付かなかったよ。
| 2014年09月23日(火) |
自負と(妻に対する)偏見 |
海外ドラマを見ていたら、 「お母さん、貴女の子供に生まれた事を、僕は誇りに思います」というような台詞が出て来た。 それを聞いた主人が、 「うわー、絶対そんな風に思わないわ」 と吐き捨てるように言ったので、 「じゃあ私の夫である事はどうよ。誇りに思わない? 少なくとも、『シオンの夫やってる俺って凄い』ぐらいは思ってるでしょ」 と訊いてみた。 「そうだね……シオンの夫が務まるのは僕ぐらいだろうけれど、同時に、『何故僕じゃなきゃならなかったんだろう』という気がする」 そうニヤリと言い残して、主人はトイレに逃げ込んでしまった。
いちいちムカつく……!
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