天上天下唯我独尊

2014年08月06日(水) リベリアで死ね

朝のワールドニュースを見ていたら、吃驚するような話があった。
スペインTVEによると、リベリア共和国で布教活動をしていたスペイン人神父がエボラ出血熱に罹患したという。
それを本人の希望により、スペインに帰国させるのだとか。
ええー!? マジでー!?
いや、それは止めようよ……と思うのだが、一応キリスト教国だからなのか、神父様を帰国させてあげて!という署名が万単位で集まったという。
スペインでは、この病気の恐ろしさを周知していないのだろうか。
というか神父も神父だ。
自分で勝手に危険な国に行っておいて、しかも宣教師なんて治療の役にも立たないのに、罹患したら自国に帰りたいとか、身勝手にもほどがある。
キリスト教的言い方をすれば、神の御旨で渡った異国で病を得たのは、神の御意思だろ。
ならその地で生涯の幕を閉じるのも、また神の思し召しである。
先日罹患したアメリカ人(医者だったかいな)の母親も、神に祈ってたっけ。
いいよねー、悪い事なら神の試練だと言われ、良い事なら神の祝福、何やったってカミサマのお蔭なんだから、本当にいい商売だよ。

というか、この神父の年齢を聞いて驚いた。
75歳だってよ!? もういいトシじゃねーか!
こいつ1人のために大勢の国民の生命を危険にさらし、特別機や医療施設のために沢山の税金を遣うって、どんだけVIPなんだよこのジジイ。
てかバチカンは何やってんだ、トップである教皇が一言、帰って来んな大勢に迷惑かけるんじゃねえって言えば済む話じゃん。
スペイン政府も頭おかしい。人道的とか、この際どうでもいいんだよ。
最悪の事態を想定してそれを封じるのが、正しい危機管理だろう。



2014年08月05日(火) セルフ弁護始めました

「謝罪文」を公表して間もないと言うのに、佐世保殺人少女の親父が新たな燃料を投下した。
TVではちらりとしか映らなかったが(マスコミ各社は全文公表しろや。お前らが錦の御旗に掲げる報道の自由同様、視聴者には知る権利があるんだよ)、それは父親夫婦と精神科とのやり取りを纏めた文書で、要約すると、自分は全力を尽くしたが児童相談所と精神科の対応がイマイチで……と、さり気無く児童相談所と精神病院のせいにしようとしているのがスケスケに透けて見えるものであった。
おまけに、通常は「A病院、B病院」と表記するところを、「甲病院、乙病院」て。
裁判資料じゃあるまいし、何か勘違いしていないか? この親父。
もう遺族に対してはどうでも良く、只管自己保身しか考えていない様子である。
児童相談所や病院にも言い分はあるだろうが、反撃に出れば、親父は守秘義務違反を逆手に取って責めて来るだろう。
反論出来ない相手を責めるこの遣り口、汚い、実に汚い。

この文書と前後して、金属バット襲撃事件の前月に、娘の籍を自分の実母の籍に入れていた事が判明。
つまり、犯人である娘は、戸籍上父親の妹になっていたのだ。
それを聞いて、先日の「謝罪文」の「道義的責任」という言葉の違和感が払拭された。
TVに出ていた弁護士が言っていたが、道義的責任と言うのは法的責任と相対する概念だそうで。
つまり、自分はもう戸籍上の父親ではないのだから、この子に対して法的責任はありませんという事だろう。
相続税対策という事だが、少女の兄である息子の籍がそのままであるならばこれは大いに矛盾する訳だが、残念ながらそこに触れてある報道は無いようである。

この親父、聞けば聞くほどクズだな……と思って、ハッとした。
もしかしてこれは、自分がクズアピールをする事によって「こんな親に育てられたなんて可哀相、そりゃおかしくもなるよね」と娘に同情を集めて情状酌量を勝ち取ろうという、父親の高度な戦術なのでは!?
そう主人に言ってみたところ、
「いや、それは無い。正真正銘、ただのクズだと思うよ」
と一蹴された。


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