先日(主人が)見た「きょうの料理」は、梅酒作りの回だった。 みりん梅酒ではなく、20度以上の合法梅酒である。 主人が20年物の自家製梅酒のお裾分けを貰って来てくれた事があったのだが(主人が作ったケーキのお礼なのに、主人は酒を飲めないと知っているのに、何故その方がケーキ作りに何ら関わっていない私に下さったのかは謎)、とてもまろやかで深い、極上の味わいであった。 つまり、毎年こつこつと自作すれば、毎年あれに似たものを味わえるのか。 テレビを見ながら、あの梅酒は美味しかったねえ〜と何十回目かの思い出しヤミヤミをしていると、 「作ろうか? シオンが材料買って来たら作ってあげるよ」 と主人が言ってくれた。 この人は何て優しいんだろう!
という訳で、梅と氷砂糖を買って来た。 酒は随分前に実家から貰って来た、頂き物のヘネシー。 ヘネシーとは言え、なだらかなラインでお馴染みの15,000円もするXOではなく、プリビレッジという安物で、チェーン店の酒屋の店長さんによると、既に製造は終わってしまったと言う。 仕方無いので、1.5リットル瓶を新たに買い、さあ作って!というところで、 「じゃあ瓶を洗っておいてね」 と主人が風呂に行ってしまった。 しかし瓶を洗ってしまうと、なんか自分で作った方が早くないか?という気分になり、序でに梅も洗ってしまった。 先日の梅酒番組では瓶を熱湯消毒していたが、耐熱硝子ではない瓶を買ってしまったため、先に少量のヘネシーで濯ぐように消毒しなければならない。 蓋を開けようとして、先の画像の通りの悲劇が起こった次第である。 コルクはモロモロになっていて、誰がどうやっても水没したであろうと思われる。なので自分を責めない。 仕方が無いので茶漉しで漉した。もう知らん。
ヘネシーで使い切れなかった分の梅は、下戸なのに何故か酒を持っている主人の、秘蔵のウイスキーで小さい瓶に漬けてみた。 どうかかびませんように。
(ノ∀`) アチャー
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