今週の「クリミナル・マインド」は、妻の仇を討つつもりで人を殺したのに、誤解というか妻の嘘でしたー!という男の話。 「これ、加害者がある意味被害者だったって話よね。可哀相じゃない?」 と主人に訊いたところ、彼はぶんぶんと首を横に振った。 「いや、人殺しって時点で駄目だろ」 「そうかなあ。そこに至るまでを考えれば、情状酌量の余地はあるかと」 「あのね、シオン」 と主人は向き直った。 「韓国では、例の沈没船の船長達が未必の故意の殺人で死刑になるという話があるけれど、これっておかしいと思わない?」 「? 思うよ。沈没まで時間がかかった事と彼らの立場を思えば、緊急避難とも言えない気がする。司法を感情で捻じ曲げるのは、近代国家の所業とは到底思えないね」 「だろ? それと同じ。この男は殺人を犯した、だから駄目。それだけの事で、シオンのお国とは違うんだよ」 いやいやいや、私は生粋の日本人だよ!
でも、主人との間に深い溝がある事はわかった。
通販カタログを見ながら、 「宝籤が当たったら、これが欲しいなあ〜♪」 と夢を膨らませていたら、主人がムッとして言った。 「買っていいって言ってるだろ。そんなに僕の稼ぎが悪いの?」 「うーん、稼ぎは悪くないと思うよ。うちには子供がいないから、教育費がかからない分、大人2人で好きに遣えるし。 ただね、
貴方が汗水流した労働で得た貴重な対価を、私がこんな事に遣って良いものだろうか
と躊躇してしまうのよ。 だから、気兼ねせずにパァっと遣えるあぶく銭が欲しい! それだけの事ですよ」 と力説しておいた。
そう言いつつも、最近ナイショの買い物が多いんだけれどね☆エヘヘヘヘ イーベイまだかなあ、そろそろ届く頃なんだけれど。
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