世間では年末年始の9連休だそうだが、我が家には全く無関係な話である。 連休の恩恵を受けるどころか、ごみ出しに支障が出てるし! 年末の大掃除は年末にやっちゃ駄目なんだなーと、この歳で学習した。 無駄に広いトイレが、ごみの一時置き場と化している。
それだけならまだしも、この期間、主人には重大任務が課される事になってしまった。 職場から一番近くに住んでいる人間という事で、朝一に鍵を開けなければならないらしい。 一応当番制というか志願制ではあるのだが、遠くから通う人だと冬場の交通事情もあって大変だろうと、徒歩圏内の主人が引き受けたんだとか。朝が苦手なくせに! 「弁当どうすんのよ」 と私が訊いたら、 「出前取ってもいいけれど、年末年始はお店やってるのかなあ。カップ麺でもいいけれど、一年の締め括りである大晦日のお昼がカップ麺って、何だか侘しいなあ……」 とチラチラこっちを見るので、私は更に早く起きて弁当を用意する事になってしまったのだった。 6時だよ、朝の6時! いつもより1時間以上も早いよ! しかも真っ暗で寒いよ!
無理しなくてもいいよと主人は言うが、これぐらいやらないと私の存在価値が無くなってしまうので、頑張って早起きする事にした。 勿論、無理はしない。
| 2013年12月27日(金) |
映画「フィッシュストーリー」 |
2009年、日本。 伊坂幸太郎原作と言うので、録画しておいたのを観た。 因みに伊坂作品はひとつも読んだ事が無い。 これまでに観た「重力ピエロ」と「ゴールデンスランバー」が面白かったので、原作がこの人の本ならハズレは無かろうと思ったのである。
年の瀬に、日本沈没どころか世界の終わりがやって来るという映画を観てしまった訳だが、新年に観るよりは良かったのだろうかと思う事にする。 一見無関係のばらばらなストーリーが、最後にきっちり回収されると言う作りになっていて、ナイツのコントを思い出した。 期待したほどではなかったが、まあまあ楽しかった。 私にとって面白かったのは、話の内容より小ネタだったし。 見所は多部未華子嬢の顔芸。 女子高生役なのに、老婆のように顔をしわくちゃにして泣く様子が、とても可愛くて笑えた。
因みに、「fish story」とは、英語で「法螺話」の意味だそうで。 私はちっとも知らなかったが、主人は知っていたそうで。 流石、英語ペラペラの人は違うね! 先日見せて貰った英文メールは、文法的な間違いに溢れていたけれど、実際役に立つのは、そんなのより語彙の豊富さだもんな。
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