天上天下唯我独尊

2012年10月09日(火) 立ち入り危険区域

今年こそ!と数年前から待ち望まれていた京大の山中伸弥教授が、とうとう2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞する事になった。
なんか凄いらしいね!おめでとう!という感じで、確かに凄い事なのだが、研究の内容を知るにつれ、何だかなあという思いが滲み出て来るのだ。

受賞理由となったiPS細胞というのは、「人工多能性幹細胞」の略称だそうで、つまりは体の全る部位になり得る細胞を、山中教授の研究グループが「作り出した」のだという。
世間は日本人の受賞で浮かれているが、考えてみればこれって恐ろしい事じゃないの?
そりゃあ研究者は、病人を救うつもりでやっているのだろうけれど、マッド・サイエンティストはそうじゃない訳で。
研究が進めば色々な事が出来ちゃう訳で、人間が神の領域に踏み込む危険な行為である。
勿論ローマ教皇は反対の立場なんだよな?と思ったら、意外な事に、概ね好意的なのだそうで。
胚性幹細胞(ES細胞)とは違い、受精卵を壊さないからOKなのだとか。えー……?
バチカンのバカチン! もう焼き払われちゃえよ! と世界の切支丹を敵に回す私であった。

私は神なんて信じていないしどうでもいいのだけれどね、倫理的に駄目だろうという気が、強くするのだ。
こういうのは碌な事にならないと思う〜と言う私に、
「シオンは常に悪用の可能性を考えるなあ。凄いよ」
と主人。
いや、私が悪用する訳じゃないんだけれど。

 ♪心を忘れた 科学には
  幸せ求める 夢が無い
 (by阿久悠「ミクロイドS」)

そういう科学者って、いると思うよ。



2012年10月08日(月) 水よりも濃い

そう言えば、海外にいる同い年の従姉はどうしているのだろう。
何となく、国名+旧姓+名前で検索してみたら、動画が出て来た。
どうやら、仕事用のプロモーション・ビデオみたいなものらしい。
ずっとおじさん似だと思っていたのに、眼鏡をかけた従姉は、写真で見た若い頃の私の母によく似ていた。
おじさん達は御存知なのかしら。
取り敢えず、メール・アドレスのわかる親戚には、動画URLを添えて、先日のお礼と共に送っておいた。

主人にも見せてみた。
彼女の弟妹とは面識があるが、彼とこの従姉とはまだ会った事が無い。
動画を見た感想は、
「おじさんにも似ているけれど、やっぱり夏家(母方)の血だね。こないだ会った末っ子は、僕は、真ん中の妹さんとよく似ているなと思ったよ」
だそうで。
「へー、そうなんだ! 真ん中は色々とうちの妹と似ているから(見た目だけじゃなく面白発言も)明らかに夏家寄りだと思ったけれど、下の子と似ているとは思わなかったなあ。だって、色が違うから。真ん中が色黒、末っ子は生っちろいでしょ」
「酷い! 酷いぞシオン」
え、客観的事実を口にしただけなのに酷いのか。


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