例の同級生の話は随分前から問題になっていたらしいが、それを私が知ったのは昨日で、すぐに幼馴染にメールして返事があったり返したりしたのが昨夜の事だった。 そうしたら、今日は早速、彼女から電話が来た。 来るかも、来そうな気がする、来て欲しいなあと思いつつ昼寝もせずに過ごしていたので、待ってましたと言わんばかりに電話に飛びついた。 彼女もこの件で話したくてうずうずしていたようで、 「里帰りから戻って来たけれど荷物が片付かないからって、今日は午後からママ友に頼んで子供預けてるのにさ、2時間もネットであいつのブログとか探しちゃったよ! まだ1個も段ボール開けてないよ!」 私は一寸ばかりのび太に同情的な気持ちもあったのだが、幼馴染は大いに笑っていた。ひでえ。 「でもさー、奥さんも大概じゃない? 夫を警察に突き出したらお金が入って来なくなるんだよ? 下手したら慰謝料どころか養育費すら貰えなくなっちゃうじゃん」 という彼女に、 「いやあ、でも世の中には、お金なんて要らないから兎に角早く別れたいって奥さんもいるらしいよ」 とネット上で聞いた話を思い出す私。 私達は2人とも、貰うべき物は貰わないと!という考えだけれど。 「それにしても、奥さんに暴力振るうってどうなのさ。酒が入っているなら兎も角、いや勿論酒乱でも駄目なものは駄目だけれど、素面で感情をコントロール出来ないって相当ヤバいでしょ」 と私が言うと、彼女が告白した。 「え、私も素面で暴力振るうよ、子供に……」 振るうのかよ! 「しかし何やって夫に殴られたんだろ。私ですら主人に殴られた事なんて無いのに」 「うーん。牛乳零したとか、宿題やらずに遊びに行っちゃったとか……」 どんな奥さんだよ! 下衆な話だが、その後も2人して、のび太君のブログやらフェイスブックやらを見て、それを肴に大盛り上がりしたのであった。
夕食後、デザートのガリガリ君を美味しそうに食べる主人に訊いてみた。 「貴方って超絶我慢強いよね?」 「え? そんな事無いよ? 何で?」 と逆に訊かれてしまった。 「だって私に暴力振るわないじゃん」(←振るわれても仕方無いという自覚があるのか) 「そんなの、振るわないのが当たり前じゃん。暴力振るう方が、おかしいんだよ」 そうなのか! なんか、目から鱗であった。
| 2012年08月28日(火) |
いじめられっこの鬱憤 |
私は知らなかったのだが、同級生が暴力沙汰を起こしていたらしい。 意外であった。
そいつは子供の頃からいじめられっこで、身体の大きい同級生にいつも小突かれては泣いていた。 ジャイアンに泣かされるのび太みたいなものか。 「ドラえもん」ののび太は喧嘩も弱い運動も不得手で勉強もまるで出来ない子だが、こののび太は勉強だけはそこそこ出来た。 私ほどではないが(さあここ突っ込みどころですよ!)そこそこ頭が良かったので弁が立ち、正義感も強かったので、ジャイアンには小生意気で仕切りたがり屋に思えたのだろう。 そして小突かれるとピーピー泣いて反応するので、ジャイアンによくいじめられていた。 あいつ男の癖にすぐ泣くんだぜーと、クラスでも一寸浮いた存在であったが(お前が言うなという声が聞こえる。幻聴か)、ドラえもん無しでも一念発起したのび太の逆転劇が始まる。 苦労していい大学を出て、社会的地位も名誉も美人の奥さんも可愛い子供も手に入れたのだ。のび太、やれば出来る子! 同窓会にも出席して、出世頭と目されていたのに。 何とのび太、妻のしずかちゃんに日常的に暴力を振るっていたらしい。 そしてそれが表沙汰になったと。 最初は何事!?と不謹慎にもわくわくしてしまった私だが、落ち着いてみると流石に、この歳になって何転落してんだよお前……と溜め息が出る。
暴力を振るわれる事はあっても、振るうような奴じゃなかったのになあ。 まあ振るったところで、ジャイアンには歯が立たないんだけれど。 そういや奴の育った家庭環境って知らないや。裕福じゃなかったような気がするけれど、金持ちでも荒んでいる家庭は荒んでいるし。 仕事のストレスなのか、奥さんと何があったのかは知らないが、子供が可哀相だなと思う。
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