うちの主人は立ち仕事が多い。 脚が痛いだのだるいだのと言って、布団の中で横になっても、蝿のように足を摺り合わせる。 最近は仕事が立て込んでいるようで、かなり苦しそうだ。 冬の間は寒かったので、布団から出て足を摩ってやる気になれなかったが、今はすっかり暖かいので布団から起き上がり、よしよし可哀相にと足のマッサージを始めた。 しかし私も眠くなったので、気持ち良さそうに目を瞑っている主人に訊いてみた。 「ねえ、私ももう眠ってもいい?」 主人は首を横に振った。 「寝ちゃ駄目なの? もう暫く続ける?」 と訊いたら、今度はうんと頷いた。 仕方無いなあ、と暫く摩り続けたが、私も限界が来た。 「もう終わっていい?」 主人が頷いたので、私も漸く横になった。
翌朝、主人にその話をしたところ、全く記憶に無いと言う。 止めちゃ駄目と首を横に振った事はおろか、私が足のマッサージをした事すら覚えていないそうである。 でも、主人が気持ち良さそうにしていたからいいや(笑)。
コンサートに行って来た。 と言ってもプロではない。アマチュアもアマチュア、地区の子供達による合同演奏会である。 うちには子供がいないのだが、まあ付き合いってやつで。
保護者やその家族で、意外と盛況であった。 しかし、大人の癖してマナーが悪過ぎる。 鑑賞する態度がなっていない。 これだから田舎は……! 客席で隣に座ったジジイは、演歌メドレーでノリノリであった。 しかし次の曲でいきなり、持参したおにぎりに齧り付くジジイ。 ねーわ。 幾ら何でもねーわ。コンサート・ホールは飲食禁止だっつの。 すぐさま教育的指導をしたかったが、幾つかの空席を挟んでの隣だったため、注意するにも演奏の邪魔になりかねないので、諦めた。 大人がこんなんだから、当然子供達のマナーも悪い。 出番が終わって客席に入って来た集団の子供達が、演奏中にも拘らず移動する。 そしてお喋り。 幾ら小声でも聞こえるっつーの。 ったく、担当教員はマナーの指導ぐらいしとけよ、と立腹した。 こんな民度では家庭での指導には期待出来ないのだから、せめて教育機関でやって欲しいと切に願う。
取り敢えず、場を弁えないジジババには、早くお迎えが来ればいいのに。
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