交換したタイヤを車から降ろして、タイヤ置き場に積んで欲しいと主人に頼んでいたのに、 「腰が痛い……」 だとよ。 私、「この週末にお願い」って言ったよね。 昨日も言ったよね。 そしたら貴方は「今日は気分が乗らないから、明日やる」って言ってグダグダしていたよね。 おめーの気分なんかどうでもいいから、時間が空いた今やれ! って言えば良かったなあ……と後悔。 いつもこのパターンだ。 無理強いすると主人の機嫌が悪くなるからと思って、柄にも無く遠慮したのが間違いだった。 そろそろ学習しようぜ自分!
これ以上車に積んだままだと、タイヤが温まって車内がゴム臭くなるので、自分で何とかした。 タイヤを積み終えて家の中に入ると、主人がしょぼんとしていた。 「ごめんねシオン……」 その様子が可愛かったので、怒りがどこかに吹き飛んでしまいそうになったが、気を取り直して 「だから昨日やれと言ったよね。気分が乗るとか乗らないとかそういうのどうでも良いからさ、今度からは出来る時にやってね?」 と注意しておいた。 肝心な時に役立たずじゃあ困るのよ。
主人がお風呂に行った後、他に見たい番組が無かったので、NHK-BSで「フローズン・プラネット」を見るともなく見ていたのだが、案外面白いじゃないの、この番組。 子供の頃から大自然や動物ものには殆ど興味が無かった私だが、これはなかなか良い。 私と違って両親と妹はこういうの好きだろうと思ったので、週末3人で過ごしているであろう実家に、電話を入れてみた。 予想通り妹が出たので訊いてみると、違う番組を見ていたらしい。 お父さんってば何も言わなかった!毎日TV欄をチェックしている筈なのに!と電話の向こうで妹がプリプリしながらチャンネルを替えると、丁度、ウミガラスの巣立ちの場面であった。 150mの断崖絶壁にある巣から、海に向かって滑空する鳥。 ところが海まで届かず、手前の岩場で着地に失敗する鳥。 いきなり登場して、慣性の法則によってゴロンゴロンと岩場をバウンドする鳥を咥える狐……。 「待ちぼうけ」かよ! 電話を挟んで、妹と2人で大笑いしてしまった。
大自然って厳しい。弱肉強食の世界だ。 現在の人間社会だけが「弱者」に対して過保護だよなあ。 とても不自然でおかしいと思う。
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