福島第1原発2号機の温度計が、400度をぶっちぎったそうで。 東京電力は温度計の故障と発表したが、もうお前の言う事なんて信じられるかー! だってメルトダウンしてないって言ってた癖に、ダウンどころかスルーしてるって話じゃん。 何で東電が未だに福島原発を管理しているのかが謎過ぎる。 政府は福島原発をさっさと東電から取り上げて、直接管理下に置けよ!
こうなると、去年見た夢が急に現実味を帯びて来た訳で。 もう200km圏内はお仕舞いだ。 私は凄ーく逃げたい。先んずれば即ち人を制す。今すぐにでも福島から遠ざかりたい。 なのに主人は逃げない派。私には全く理解出来ないことに。 お金なら当分は何とかなる。仕事も新天地で見付ければいいじゃん。貴方の才能なら何とでもなる!と私が言っているのに、彼は頑として首を縦に振らない。 もうこの人放っちゃって、1人で逃げようかとも思うが、宝籤で高額当籤でもしない限り、そこまで思い切る事が出来ない。 主人のいない人生なんて面白くないから、一緒に連れて逃げたいんだがなあ。
ここに残るとして、もし2号機が爆発したら、どうすればいいのか。 すぐに逃げられるように今から荷物を纏めておくべきか、それとも屋内退避で事態の収拾が付くのを待つべきか。 前者を採るなら持ち物を減らしておくべきだが、後者を取るなら買い溜め必須。採るべき道によって、全く逆の事をしなければならないのだ。 「どうしたらいい?」 と主人に訊いたら、なるようにしかならないから大丈夫だよ、と訳の判らない返答。 「そうじゃなくて! 備えて何をしておくべきかを訊いているの。ね、何を買って置いたらいいと思う?」 「うーんと、
ポテチ。
湖池屋のがいいな♪」 「……」 それは、お前が食べたいだけだろー! 私は真剣に訊いているのに!
ある日、床で作業をしていて、スティックのりを横倒しにして置いていたら、コロコロと転がって行った。 普通に生活する分には全く判らなかったが、もしかして床が傾いているのか? しかし我が家には、TVの欠陥住宅特集では七つ道具としてお馴染みのビー玉が無い。 パチンコするような人間のクズもいないので、パチンコ玉も無い。 これこれこういう次第で、球形の転がる物、無いかなあ。 そう主人に訊いたら、プチトマトでやってみれば?と言うので、冷蔵庫からプチトマトを取り出し、蔕を取って床に置いてみた。 つん、とつついてみると、一寸転がったものの、頭を下にして停止してしまった。 プチトマトじゃ駄目じゃん!
一旦気になったものは仕方無い。 意を決して百円ショップに行き、ビー玉を1袋購入した。悔しいけれど、105円の出費である。 仕事から帰宅した主人に、買って来たよ!とビー玉を見せて、部屋の中央にごそっと置いたら、 コロコロコロ…… 「走った! ほら、やっぱり傾いてたよ!」 興奮気味の私に、主人がかけた言葉は、 「で?」 であった。 「傾いているのは判ったけれど、どうしようもないよね。日常生活に支障は無いし、賃貸だし」 「そうだけれど! いいじゃない、私がやってみたかったの!」
他に使い途の無いビー玉は、再び袋に戻され、抽斗の中で眠りに付いた。 次に活躍するのは、数年後の転勤に伴う物件探しの時か?
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