終の棲家を探すため、不動産検索サイト巡りが日課の1つになっている。 一寸高いけれど、この中古マンションなんてどうよと主人に訊いたら、 「そこからだと山が見えないんだよね」 所謂何々富士という類の、昔はその土地で信仰の対象になっていたような大きな山の事である。 主人はこの山が好きで、以前そこに住んでいた時も、山を見ながら通勤するのがお気に入りだったのだ。 「山が好き」と言うと普通は登る事だと思うが、彼にとっては勿論、山とは見るものであり、登りたいとは全く思っていない。 「それに、マンションに2千万以上も出したくないなあ」 だそうで。 幾ら田舎でも、2千万を切るマンションは中古しかない。 新築なんてとても無理と言う事ね……。
じゃあこれはどうだ!と次に私が出したのは、売り地である。 少し前に見に行った所の近くで立地は良し、今度は道路挟んだ西側に建物は無い様子で、見晴らしも悪くない筈なのに、広さの割りに良心的な価格設定。 どんなんだろうね、とグーグル地図を開いたら、表通りでもないのに今ではストリート・ビューが出来るらしい。おお、これは便利! わくわくしながらぐるりと振り返ると、道路を挟んだ向こうにあったのは、
墓地。
ああ、それでお手頃価格なのか……と納得が行ったのだった。 霊感の強い人間が住むには向かない場所なので、諦めた。
| 2012年01月23日(月) |
映画「あしたのジョー」 |
有名な「あしたのジョー」だが、実は漫画もアニメも見た事が無い。 幾度と無くTV等で取り上げられるので、粗筋だけは何となく知っていたけれど。 私は興味が無かったのだが、主人が見てみたいと言ったので、わうわうの放送を録画した。
親切な事に実写映画の前に、ジョーを知らない若者達にも予習としてアニメ映画版を放送してくれたので、私も初めてちゃんとアニメのジョーを見る事が出来た。 でも当時の日本って、こんな感じだったのか……今はすっかり先進国の顔をしているけれど、どこの発展途上国だよ。 小さい女の子が、スカートの下に駱駝の股引を穿いているのに、私は大きな衝撃を受けた。ティム・ガンなら卒倒しそうなセンスである。 ワカメちゃんもちびまるこちゃんも、スカートの下は白いパンツが幼女の基本、鉄板でしょ。 あっでも私も中学時代には、似たような格好をしていたんだっけ。冬場は寒かったから、制服のスカートの下に体操ズボンを穿いて登下校していたのを思い出した。 でも下駄は無かったな、流石に。うん、それは無いわ。 荒くれ不良少年のジョーが丹下のオッサンに見出だされ、少年院で友とライバルを得、娑婆に出てから天下を目指すというお話だが、えーとえーと。 丹下のオッサン、ボクシング協会を追放になったのが、門下生の対戦相手をボコボコにしたからって……それはアカンやろー。 「あの3兄弟の父親が、丹下段平のモデルになってるんだよ」って主人……時系列的におかしいだろソレ。一瞬騙されそうになった私も私だが。ってこれで何回目だよ。 そして力石は患者さんですか。この人は、ちゃんと精神科にかかった方が良かったと思うの。 主役のジョーはいい声してるな、と思ったら、あおい輝彦だった。案外いいじゃん。 勿論力石役の細川さんの声もいい。
そして2011年実写版。 沙織お嬢様、いや、葉子お嬢さんがイマイチお嬢様っぽくなかったけれど、ドヤ街出身の設定なら香里奈でもいいのか。 「あっ、ファブリーズ」と私が言ったら、「いやいや時代考証がおかしいだろ、どこの韓国ドラマだよ」と主人。 違う。出ていたのはファブリーズじゃなくてCMの人……。 それは兎も角、力石が凄かった。あれ、こっちが主役?ってぐらい。ジャニーズはもっと演技頑張れよ。 伊勢谷友介はこの役のために10kg減量して、体脂肪率を3〜4%に落としたと聞いたが、仕事のためとは言え凄過ぎる。 ここまでやらなくてもいいから、もう少し体を絞って欲しいな……とうちの主人を見て思ったのであった。 仮令金を詰まれても、絶対やらないけれどね、この人は。
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