天上天下唯我独尊

2012年01月06日(金) 帰れカンサイへ

ネットのニュースサイトでは、
「宮根アナ、隠し子報道認め謝罪『事実です』」
「宮根誠司、自身の番組で隠し子報道を認め、謝罪」
という見出しが並んで、恰も自分の番組できちんと事実を認めて謝罪したように取れるが、これは誤解を招くもので、報道として正しくない。

ネットで騒動を知っていた私は、隠し子の存在を女性週刊誌にすっぱ抜かれた宮根の反応が見たいがために、TVの前で待機して冒頭の謝罪コーナーを見たが、あれのどこが謝罪なのか。
まず、事実内容について全く触れていないのだ。これでは話を知らない視聴者には、何の事か全く伝わらないではないか。曲がりなりにも情報番組なのに(笑)。
そして「わたくし共」と、何故か主語が複数形。隣には、アシスタント役の若い女子アナウンサー。この子と何かやらかしたのか?と、視聴者に誤解を与えるばかりか、若いお嬢さんの将来を傷付けかねない。当然の事ながら彼女は全く無関係なのに、何故さりげなく巻き込もうとしているのだ?
確かに宮根は謝罪の言葉を述べ、週刊誌の内容が事実であると認めてはいたが、内容については全く触れずに謝罪されても、初耳の視聴者には、何の事やらさっぱりわからないだろう。
そしてそのまま煙に巻かれた視聴者を置いてけぼりにして、番組はいつもの通りに進んで行った。
何と言うクズだろう、宮根もTV局も。

以前、関西の親戚の家に遊びに行った折りに、当時は関西ローカルだったこの番組をやっていた。
いいなあ、関西には独自のワイドショーがあるのね、と私が羨ましがったら、
「この人は品が無くてなあ、大っ嫌いやわ。チャンネル変えて」
と大叔母に吐き捨てるように言われた事を思い出す。
私と違って温厚でおっとりした大叔母が、そんな風に言ったのが驚きで、印象に残っている。
それもミヤネ屋が全国進出して、私の居住地でも見られるようになって、腑に落ちたのだけれど。
大叔母の言う通り、司会者も番組も品が無かった。これが関西基準なのか?
産休で交代してしまったアシスタントの女性アナウンサーだけは、落ち着いて品があって良かったのだけれど。
さっさとミヤネ屋は潰して、草野さんのザ・ワイドを復活させて欲しいものである。



2012年01月05日(木) オペラ「ランメルモールのルチア」

わうわうで録画したメトロポリタン・オペラを観てみた。
初心者の私にも優しい、解説付きの親切な番組である。
しかも出演者のインタビュー付きで、なかなか楽しかった。

「ランメルモールのルチア」は、スコットランド版ロミオとジュリエットである。
ロメジュリと違うのは、ジュリエットであるルチアが恋人と引き裂かれたために気が触れて、無理矢理結婚させられた相手を殺してしまう事。
幾ら政略結婚とは言え、これは相手に同情せざるを得ない。
でもルチア役のナタリー・デセイは凄かった。狂気が溢れていた。
流石ベテラン。失礼なので、敢えておばちゃんとは言わない。
ゴロンと横になって歌ったり、数段とは言えゴロンゴロンと階段を転げ落ちたり、こういう演出って好きだ。
思わず噴き出してしまい、
「いや、ここは笑い所じゃないから」
と主人に窘められるいつもの私。
ルチアが凄過ぎて、最後の墓場の場面のロミオが霞んで、見ていて眠くなってしまったほどだった。
いやー偶にはオペラもいいね!
折角加入料支払っているのだから、もっと観ないと損だな。

ただ、最初から最後まで何か違和感あるなあと思ったら、悲劇的な歌詞なのに何故か長調なんだよな。
ドニゼッティは敢えてこのチョイスで曲を作ったのだろうけれど、初心者にはとっても尻の座りが悪く、むずむずとした違和感が拭えなかった。


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