日々是迷々之記
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2002年11月01日(金) マック生活

今日は雨が降っていたのでバスで通勤した。こういうとき、川沿いのホームレスのおっちゃんは一体どうしているのだろうとふと考えた。雨の湿気がむんむんしたバスの中で、じっとりと汗をかきながら、カッパを着て自転車に乗った方がましかもなと感じた。

会社に行くとなんと今日は4人が東京でミーティングだった。ということで4人で4本の外線と7本の直通ダイヤルイン電話を相手にすることとなった。これが私には地獄のようだった。以前勤めていた会社で、「3コール目までに取る。取れなかったら、お待たせしましたと言う。」という習慣が付いており、2回なったら受話器を上げるのが癖になっている。

が、社員の人たちは全然そんなことは思っていない。もっともこの会社はWeb上でブッキングや、貨物の配達状況を検索できるシステムを提供しているので、電話で問い合わせてくる客に答える必要は本来ないと考えているのだ。で、外資系なのでかなりメンタル的に徹底している。問い合わせがあったら、「ホームページに掲載されているはずですが。」といって断ってしまう。私のように「2コールで電話を取る。」というのは非常に時代遅れっぽいのだ、この会社では。

ほとんど燃え尽きながら18時になった。雨は上がっていたのでちょっと歩いて離れたバス停からバスに乗って家に帰った。帰るとほんまに何にもやる気がしないので、とりあえずメールチェックをしてiTunesで音楽を聴いた。ランダムモードを選ぶ。

これが新鮮だった。どういう基準で並べ替えてるのかは分からないが、バラバラなようで妙に合っている。ちなみにこんな感じで演奏された。

シルビィ・バルタン
かぐや姫
井上陽水
キョンキョン
カルチャークラブ
MISIA
ジプシーキングス…

「神田川」から「夏の終わりのハーモニー」ってなかなかいいよなぁと思っていたら、キョンキョンの歌う「アクビ娘」そして「カ〜マカマカマ♪」である。うぷぷ!と思いながらメールを書いたり、ふらふらとネット徘徊したり、結局疲れているくせに1時まで遊んでしまった。

欲しいなぁ、iPod。(ぼそっ。)


2002年10月30日(水) まちかどじろじろ日記

私はほぼ毎日自転車で通勤している。しかも通勤スペシャルのカゴ付きジャスコのママチャリである。スカート巻き込みガードや、フルチェーンカバー、ステンレスパーツ多用で値段の割には装備が充実している。20日間バスで通勤するのと同じくらいの金額であった。

この自転車はあまりスピードが出ないし、出してもしんどいので走るのは歩道か自転車道になる。ロードレーサーのように車道を走り、中央のレーンに寄って右折なんて自殺行為だ。と、いうことで私は日々、一般的な自転車乗りのヒトとして自転車を走らせている。

うちから会社まで40分くらいかかる。バスで50分、地下鉄で6駅なので結構距離がある。その間には、下町、幹線道路、川沿いの遊歩道、ビジネス街といろんな町があって、本当にいろんなヒトが生活しているのだ。

マンションから出て、最初の交差点で遭遇するのは子供を乗せたママチャリのお母さんたちだ。中には前後に子供を乗せている人もいる。子供の重さがどれくらいかは分からないが、よく二人も乗せてこげるなぁと感心してしまう。しかも子供は荷物と違って動くし。ツワモノになると、ハンドルにつける傘立て(さすべぇ)に日傘をブっさしているヒトもいる。アンパンマンの描かれたビニールの風防と相まって、ほとんど大道芸だ。

幼稚園のところでお母さん軍団と分かれて、小さな商店街の中を走る。朝からコロッケやらトンカツやらを店頭でじゃーじゃー揚げている肉屋さんが気になる。朝から買いにくるヒトはどれくらいいるのだろうか?その近くの漬け物屋さんは道路に台を出して大々的に各種漬け物をまぶしく並べて売っている。朝の8時台からべったら漬けとか奈良漬けとか買う人がいるのか疑問である。(おいしそうだけど。)

小さな商店街を抜けると隣の区に入る。がらりと雰囲気が変わり、わたしと同じ方向に通勤する若者たちの自転車が増えてくる。これがまた、かなり邪魔なのだ。折りたたみ系自転車が異常に遅い。折りたたみなどの小径車でギアなしのヤツで通勤、通勤はしんどくないのだろうか?足はがしがし回っているのだが、いかんせん遅い。しかも、携帯電話をいじったり、たばこを吸ったり、いきなり減速して蛇行したりするのでビビってしまう。

それ以上にうっとうしいのが、最近出てきた電動スケーターボード?である。キックボードにモーターと電池がついていて、こがなくても進むというヤツである。近所のバッタ屋で3万円とかで売っているのを上下揃いのスウェットスーツを着た、パツキン中年デブ夫婦などが購入検討している姿をよく見る。それである。あれが異常に速いのだ。時速30キロくらい出るらしい。それで歩道を走るんだからおいおい…と思わずにはいられない。クレイジーな母親が幼児を前に立たせ二人乗りしているのを見ると、「いいから逝け。」と感じる。ああいいうのにぶつかるのは避けたい。無保険車両とやる事故ほどむなしいものはないし。

道路上の移動パイロンのような邪魔者たちをよけて坂を上りきると、川沿いの遊歩道に出る。ここは川に沿ってレンガの遊歩道と植え込み、ベンチや水道などがある。が、同時にここは、大阪の都会派ホームレスのオッちゃんらの一等地でもあるのだ。近所に飲食店が多く、またくずかごも多いので空き缶の回収もできる。景色もいいし、水道もある。釣りもできる。

明日以降、ちょっとこのオッちゃんたちの生活をレポートしようと思う。(といってもインタビューするわけでも写真を撮るわけでもありません。見るだけ。見るだけ。)


2002年10月25日(金) トイレその後

先日の日記に、トイレのロッカーのブキミな張り紙のことを書いたが、その後どうなったかを書き記そうと思う。

あれから私は、歯ブラシを鞄にしまうときに、小さなメモ用紙に「割り当てがあることを知らずに使ってしまいました。ご迷惑をおかけしました。」だけ書いてロッカーに入れた。まぁ別に「済まない」などとココロから思っている訳ではなく、「どんな反応をするやろか。けけけ!」という邪念でメモを残したのであるが。

そして2日後、ロッカーをひっそり開けてみた。すると私が書いたメモが入っていた。入っていただけならまだしも、明らかに丸めてあり、隅っこに追いやられている。私は「ひぇー!」と思い、出してゴミ箱に捨てた。いやはや、予想外の展開である。つーか、丸めたんだったら捨てるやろ普通。何かこの人、ねちこい人なんだろうなぁ…。

で、次の日、その会社の陣地であるロッカー縦一列にはステッカーが貼られていた。何かほのぼの系のキャラのものである。(昔あった、ぬ〜ぼ〜ってお菓子の黄色い生き物に似ている。)こんなほのぼのキャラが好きなんです!って主張するヤツに限って心の中は邪悪なものが住み着いてるという好例である。

いったいこの人はいくつくらいのどんな外見の人なのか、興味が出てきた。素直に考えると、世間知らずの腰掛けお嬢だろうが、庶務仕事ながらも会社を事実上仕切っているお局オババだったら面白い。

これからは同じフロアで乗り降りする女性をちょっと注意して見てしまうだろう。(私の方が怪しかったりして。)


nao-zo |MAIL

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