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2017年04月19日(水) |
記憶の切れ端を眺める |
てっきりサイト自体が閉鎖したと思っていたので、この日記が残っていることに相当驚いている。 病気が見つかった時の記事が最後なんて、まるで他界したみたいじゃないか。 おかげさまでピンピンしています。ありがとう現代医療。
過去の日記を読んでみても全く思い出せないことがいくつもあるし、訂正しきれていないところもあったし、これは恥ずかしい。 しかもかなり削除しているようで、それすら記憶に無い。 人間の脳みそは実に都合良くできている。
記憶容量は目に見えなくとも有限で。 不要なものは忘れてしまう。それでいい。
変化は目に見えて起きていた。
病気が見つかった。 検査の段階で医師の反応が既に「ほぼ間違いない」と言ってるようなものだったし、 検索していろいろ読み漁ったのもあり、それなりに覚悟はできていた。 しかし結果が出るまではなんとも辛かった。
「4日くらい後にもう結果のFAX来てたんですけどね」 一日でも早く言って欲しかったです、先生。
初期を少し過ぎた程度だったので(残念ながら)死にはしない。 今時の医療は本当に進んでいる。 入院日数はそんなにかからないけれど、どうも通院が大変そうだ。
少しの間仕事を休んでゆっくりします。
書こうと思う度にIDを忘れてしまい、過去のメールを掘り返すはめになる。 登録から9年? 経っているのに残っていることに感謝。
現在の職場では転職もせず何とかやっている。 1年目のやる気、2〜3年目の山、その後の諦め、時折起こるやる気。
辞める人、飛ばされる人、病気休暇の人、死んだ人など何人もいるので 手が足りなくなって倍の仕事をする人が(自分を含め)多くなっている。 給料は増えるものの余暇は無くなるし、比例して税金や保険料が上がるため一概に喜べはしない。
そんな中、ちょっと気になることがあったので病院に行ってみた。 検査結果は一週間後。 もしかしたら病気が見つかるかも知れない。 甘く見ていて思ったより悪かった時はショックが大きいので、常に最悪の事態を考えている。 該当する病気は自覚症状が少ないのが特徴らしく やっと死ねるかも知れないという、淡い期待が頭をもたげる。
この結果を待つ間が辛い。 せめて手術くらいはしたい。 自分にとってはどちらにしろ良い変化なのだから。
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