白馬鹿日記

2019年10月07日(月) Peterson Dunhill

ってホントかな。

というワケで1カ月もすっ飛んだ割に「ホントかな」ではツイッターより短くなってしまうワケでありますが便りの無いのは変わり映えしないおっさんの証拠でありますれば仕方がありません。相変わらず仕事まみれでコードの海に溺れる日々を過ごしております。その割に万札まみれでお金に溺れるという気配は全く無いのが不思議ではありますがまあそれが人生というモノでありましょう。願わくばDunhillが復活して束の間の憩いを楽しめる日が訪れます様に。



2019年08月22日(木) Sutliff・Burley J4

というワケで開封。
長かったお仕事が一段落。しかも最悪の終わり方。いや以前からあれっと思った瞬間はあったのでありましたがやる事が多過ぎて放ったらかしにしていた愚バグが漏れなく暴れ放題。本番形式に近いテストができる環境に割り込ませていただいて関係者皆様の視線を一身に集めた状態でフリーズ2連発という久々に地獄の思いをしてまいりました。さてどの方向に逃げようかと辺りを見回すと皆様揃って点目のまま明後日の方向を見つめておりワシという生き物が居ないかの如くに振舞っておられます。あああ辛い辛過ぎる。その場に華厳の滝とかがあったら迷わず飛び降りていた事でありましょう。涙をこらえつつ担当者に平謝りをして逃げ帰ってまいりましたが流石にその夜は眠れませんでしたです。ハァ。もうプログラムを書くにはトシを取り過ぎたのかも知れませんですな・・・

眠れないまま夜明けと共にテストをはじめます。手持ちのPCを全てハブに突っ込み環境を再現いたします。ネットワーク構成が少々ややこしいながらも大した負荷は掛かっていないハズ。じゃあ何で固まるのよ。手前が馬鹿だからじゃあ。ぶつぶつと独り言を並べつつデバッグを入れまくった状態でシミュレーション環境を稼働。やれやれ。この間にコーヒーでも淹れて来ましょうかね。寝不足なので少々濃いめに淹れてみましたが味なんぞ分かりゃしません。それと出張中のオヤツの残りで朝食を済ませパイプの用意をいたします。モノは出張前に届いていたBurley J4でありまして本来なら勝利の一服となるハズだったワケでありますが一転気分は死刑台に登る前の最後の一服だったりもいたします。ジップロック・バッグを開くと中々強めのチョコというかココアというかそちら方面の香りがいたします。やや幅広めのリボン・カットは湿っているというよりは濡れている状態。過加湿大好きなワシでもこれは無理と言うレベルでありますればひとボウル分くらいを紙皿に広げて残りはジャーに。パイプには朝の定番のBayou Morningを詰めて仕事部屋に戻ります。

戻ってモニターを眺めると見事にフリーズ中。くそっ。何で本番前に出ねえんだ馬鹿たれ。ログを調べると固まる様な動作の痕跡がありません。何でじゃ。何でって固まっているのがワシが想定していない場所だからでありますればデバッグを増やして再度稼働開始。すると今度は数分でフリーズ。ををを見つけたッ!ホントかッ?!1回だけじゃ分かりませんですよ。環境を全部リセットしてもう一度開始。結局、夕方までにもう2回発症し全て同じ場所で止まっている事を確認いたしました。何かと言えば後から追加になった処理で別PCにデータを送るのにプロトコル違うからと発注元に支給してもらったモジュールを呼び出している場所でありました。やれやれ。何てこった。ワシが書いたコードでは無かったワケでありますが要はワシのテスト不足でありますれば逆転無罪までには至りません。死刑から無期懲役に罪一等減というところでありましょうかね。発注元にモジュールの確認をしていただくべくメールを書いて本日の作業は終了。うへぇ。気力が尽き果てましたですよ。

それでも少しは気が楽になったというのがロートル底辺プログラマのホンネでもあったりはいたします。何しろあんなに気まずい思いをしたのは25年ぶりくらいでありますからね。菓子パンひとつで夕食を済ませ程好く乾いたBurleyをボウルに詰めます。ええ乾くのに半日掛かる湿りっぷりなのでありますよ。次からはレンジでチンしましょうかね。それなら10秒だし。などと思いつつマッチを擦って点火いたします。ううむ。パウチ・ノートほど着香は強く無いですな。吸い口はライト+といったところのやや軽めのクセの無いバーレイであります。バーレイらしい味も香りも強くは無いながらちゃんと楽しめるくらいはありまして物凄く美味しいというタイプでこそありませんが口当たりも柔らかで日中の常喫には悪く無いかな、と。ただねえ。湿り過ぎなのがねえ。面倒臭いですよねえ準備が。と言うワケで軽めのバーレイをお探しの方はお試しいただいても良いかと思います。お値段も安いし。

日韓軍事情報協定が破棄と決まったそうであります。今の大統領になってから大分左の方に進んでいた様でありますが今度は北の方に向かうという事なのでありましょう。これまでの日本とのイザコザが全部この為だったとしたら中々の役者なのかも知れませんですな。単に偶発を利用しているだけなのかも知れませんが。マトモな韓国の方々が少々気の毒だったりもいたしますが自分たちで選んだ大統領の思惑でありますればまあ仕方がありません。今後の成り行きを生暖かい目で見守るばかりであります。内乱とかにならなきゃ良いですけどね。



2019年07月16日(火) Cornell & Diehl・John Marr

というワケで開封。
相変わらず梅雨が続いております。いい加減にせえや。しかも梅雨が明けてすらいないのにワシの夏は既に終了という勢いで仕事の予定が入りまくりなワケでありまして久々にお盆消滅確定という7月中旬であります。お仕事を頂けるのは大変に有り難い事なのでありますがやはりワシは程々くらいが良いなあ、と。まあそう上手くは行かんですよね。一所懸命労働させていただきますですハイ。

竹村健一さんが亡くなられたそうであります。30秒黙祷。個人的には少々鼻につく部分もあったり無かったりしたのではありましたが頭の切れる方だった事は間違いありません。また今の日本では最も有名なパイプ・スモーカーだったのではないかとも思います。まあワシが知らんだけかもしれませんけどねテレビ観ないから。でもこの風当たりの強い時代にテレビでタバコ吸える出演者なんてそうはいないと思われますれば実に残念な事ではあります。

竹村さんはいったいどんなブレンドを召し上がっていらしたのかしらん、などと俗な思いを馳せつつワシはJohn Marrを開封いたします。ジップロック・バッグから出て来たのはほぼ茶色一色でやや細めのリボン・カットでありました。バーボンとバニラの着香という事でありますが仄かに洋酒っぽい香りがするだけであります。湿り気は程好いくらい。ちゃんと湿ってるという事は香りが飛んでるという事は無いのではないかと思いたいところであります。大きめのボウルにたっぷり詰めて点火。湿っていますが点火一発であります。

ううむ。着香感弱めとても弱め。ボウルから立ち昇る煙からは少し感じられたりいたしますが吸った感じはフツーにバージニア・ブレンドであります。火を大きくすると吸っていても分かるのでありますがそうすると舌に来たりいたしますのでまあやらん方がええですな。当たり前だ馬鹿ッ!タバコ葉だけだとやや香りに乏しい部分を着香で補う感じでありまして絶妙なバランスなのではありますがワシ的にはハンパかつ物足りない感に分があるというのが第一印象であります。吸い口は程好いミディアム・ライト−。カットが細いせいか燃えるのが速めでありますがわざと火を大きくした時以外は煙は滑らかなままであります。何か惜しいなあ。吸い方がイカンのかなあ。そうでありましょうねえ多分。万年素人の哀しいサガでありますれば色々と精進してみようと思ったりしております。

東北の地震以来放射脳と化してしまった友人と衝突中。何かもう言ってる事が大将軍様系で意味不明になりつつあるのでありますがどうしたらええのでありますかねこういう場合は。頭が冷えるまで距離を置いた方が良いのかしらん。マトモに話さえ出来れば論破するのは簡単なのでありますがそれが良い結果を生むとは思えませんし。かと言ってワシ相手にダダこねられてもねえ。昔はそういう人じゃ無かったんだけどなあ。そういうトシの取り方をする人もいるという事なのでありましょうか。やれやれ。困ったモンだ。



2019年06月23日(日) Amphora・Burley Blend

というワケで開封。
気がつけば6月ももう終盤であります。ンな事に気がつく暇も無いくらい忙しい1ヶ月でありました。尤も今月いっぱいは忙しいのでありますけどね。やっと先が見えたというか。それなのに雨だし寒いし。梅雨に入ったという話すら知りませんでしたよ。時期的に入っていて当たり前なのではありますがこう週末に雨ばかり降られたのでは困ります。買い出しにも行けませんですよこれじゃ。ワシの都合も少しは斟酌していただきませんと。逗子に業務スーパーが出来たというから見に行こうと思っていたのに。ちぇっ。

などと腐っていても仕方がありませんので一服して気分転換をいたします。モノはAmphoraのBurley Blendでありましてケンタッキーのあまり好きで無いワシとしては少々不安に思いつつも好奇心で頼んでしまった一品であります。パウチを開けると太めのマッチ棒くらいのレディ・ラブドが登場。色も濃い目で軽い薫香はいたしますがケンタッキーはあまり強そうな感じではありません。良かったよかった。適量を束ねて指先でグリグリっと軽く揉んでボウルにポン。程好いか気持ち乾燥気味かという手触りでありますな。

点火一発。ふむ。美味い。最初から上々の感触であります。バーレイ・ケンタッキー・バージニアという葉組だそうでありますがバージニアは何処にいるのかなというくらいの存在でありますねワシの愚鼻的に。柔らかいバーレイに多分やや控え目のケンタッキーが風味を添えている感じでありまして多分というのはケンタッキーの刺激が苦手なワシにも程好いと思えるくらいでありますれば好きな方には物足りないかも知れないなあという意味であります。特有のキックも無く僅かながら自然な甘みもあり上出来のバーレイ・ブレンドでは無いかと。去年試したVirginiaも良い出来でありましたし正直言うとFull Aromaがあまり好きでは無いワシとしましてはAmphoraを再評価せざるを得ないところであります。頑張ってるぞMac Baren。吸い口は気持ち強めのミディアム・ライト+。口当たりの柔らかいバーレイを好まれる方ならお気に召されるのでは無いでしょうか。美味しいです。国内での販売を是非ともお願いしたいところであります。

実はMatch 20というブレンドも開封しているのでありますがこちらは今のところあまりワシの好みでは無さそうな感じであります。965のマッチ・ブレンドだそうでありまして乾いた甘みがありラタキアの効き具合も程好いのではありますがどうもコクというか奥行きというか吸い応えというかそういう何かに欠ける感が。まあ単に好みの問題でありますけどね。大きめのボウルのパイプでいただくと悪く無いとは思えるのでありますがリピートする事は無いだろうなあというのがワシ的な感想であります。愚鈍なワシにはちと上品に過ぎるのかも知れませんですな・・・



2019年05月25日(土) Drucquer & Sons・Prince's Blend

というワケで開缶。
気が付けばもう5月も終わりであります。何てこった。この1ヶ月は仕事に追われてこの木曜日にやっと客先でテスト&デモをして一段落と思ったら久しぶりに大バグ小バグがざっくざくという状態でありました。とは言ってもねえ、仕方が無いんですよねえマニュアルしか見てないデバイスをぶっつけ本番で使ったんだもの。これが不機嫌な人の顔というモノです、という顔つきのお客様に睨まれつつ最低限のツールしか入っていないノートPCのおもちゃみたいなキーボードを叩きまくりましたがその場での進展はありませんでした。やれやれ。だって最初は6月いっぱいとか言ってたんですよ。今日だって動作テストくらいかと思ったら稼働条件を満たせるかどうか云々とか言い出すし。話が違い過ぎですわ。

遅くに帰宅すると義理の叔母様が亡くなったという知らせが。義理の叔母様とは言え良くして下すった方なのでお見送りさせていただきたかったのでありますがその時刻からでは現地に向かう手段すらありません。心の中で手を合わせつつコンビニで買った餌を胃に流し込んでシャワーも浴びずにベッドに倒れます。ハァ。何でこうなる。

翌日は朝から仕事。午前中に不具合の原因を突き止めて修正しテストも完了。見つけるのに少々手間取りましたが見つけてしまえば直すのは実に簡単。だから使用機材を貸してくれ、と。バイクで買い出しをしてからSrardew Valleyというゲームで気分転換をしつつPrince’s Blendを燻らせます。プシュっと開缶の儀を云々と言いたいところなのでありますが実は開けたのは先週でありました。風味は良いのでありますが特質上どういう楽しみ方をしたら良いのか決めかねているブレンドなのであります。

Drucquer。まずもう名前からして読めません。何て発音するんですかね。ドゥルクァでありましょうか。固有名詞でありますれば全然違うかも知れませんですな。カットは細めのリボンカット。Dunhillを彷彿といたします。控え目のラタキア系という事で買ってみたのでありますが。セールだったからという事もありますけどね。まあ買ってみたのでありますがラタキア感はほぼ皆無と言って良いかと。べたべたしないドライな甘さと植物系の風味がどちらもやや控え目にいたします。重さは無いですが弱いワケでも無いバージニアがメインのブレンドでありまして味は中々良いのでありますがいつ吸ったら良いのかな、みたいな。ワシ的には朝には少々強過ぎますし食後には癖が無さ過ぎるし日中の銜えタバコ用には贅沢過ぎますし。実に優柔不断かつ貧乏臭い事ではありますがとりあえず休日の午後の一服には丁度良いのかも知れません。吸い口は気持ち強めのミディアム−。なお加湿はしない方が良い様であります。試しにちょと取り分けてやってみたら風味が消えて舌当たりが強くなってしまったという。まあワシの吸い方の問題かも知れませんけどね。そのままで充分イケるブレンドでありますれば。


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