白馬鹿日記

2019年01月10日(木) Cornell & Diehl・Epiphany

というワケで開封。
気が付けば仕事はじめ。ああGWが待ち遠しい。などと思いつつ早くもひと仕事片付けましたがこれは次の仕事が中々はじまらないのでそれまでの繋ぎであります。貧乏暇無し金も無し。その無い金を絞り出して掃除機を購入いたしました。モノはパナのMC−U10C−Aなどと言ってもどんなモンだか見当もつきませんが要はパナで一番安いスティック・タイプであります。ツインバードとかでも良いかなと思ったのでありますけどね。やっぱモーター系はパナかな、と。最近はそうでも無いのかしらん。またヨドバシがポイント13%還元という罠を張っていたという事もありイチコロで引っ掛かってしまったワケであります。をを170円も儲けよった。上出来じゃ。

箱から出して取っ手とノズルを差し込んだら完成。スイッチオン。うむ。中々に静か。吸引力も上々。勿論、キャニスター・タイプと言うのでありますか。ゴロゴロ引っ張るタイプと比べたら五月蠅いし弱いのかも知れませんが35年モノのハンディ・タイプを使っていた身からすれば上等であります。ただ、ちょと重いです。棒の先に本体が付いている形状なので実際の重量より重く感じてしまうのでありましょう。テコの原理の反対であります。反対じゃ無いのか別に。少々慣れが必要な操作性でありますがワシは慣れるまで頑張れる様な立派な生き物ではありません。こういう事もあろうかと洗っておいた古い掃除機のパイプを差し込むとこれがぴったり。まあ厳密にはやや押し込み気味でぴったりでありますが抜ける様な事は無さそうであります。押し込まれるのが嫌ならオプション・パーツを出す様にね>パナ。本体の取っ手を外しノズルを差し込んで再びスイッチオン。をを更に静かになった気が。取っ手が排気口に干渉していたのでそれが無くなり音質が変わっただけなのではありましょうが静かに感じる分にはそれで充分であります。持った感じも軽く大変に軽快。これで嫌いな掃除が少しは楽しくなるかというと実は今のところは少々楽しかったりもいたします。いくら軽快で静かだと言ってもやはりただの掃除機であったと気付くまでにはまだ数日は掛かる事でありましょうからその間にあちこちの面倒な場所を掃除してしまう事にしましょうね。

ちなみにゴミ捨ては少々面倒であります。フィルターが3重になっておりましてその3枚に隈なく埃が付きやがりますので全部外して掃除しないとあっという間に目詰まりの刑になってしまう事でありましょう。まあそれだけ細かい埃も捕まえているという事でありましょうから仕方が無いのではありますが。それともワシの家が特別埃っぽいのかしらん。かも知れませんですね住んでるのがワシだし。冬場は叩かなくても埃が出る全身フリース男でありますればそういう事もあるのかも知れません。くそっ。

フィルター掃除を終えて一服いたします。モノはC&DのEpiphanyであります。ごくフツーのリボン・カットからは僅かな甘い香りとやや弱めと言って良いラタキアの薫香が漂います。フレイクのカケラが入っているのはバージニアでありましょうか。だとするとメインはバーレイなのでありましょうかね。でしょうねアメリカン・タイプらしいですから。けっこう強いらしいので小さめのボウルのパイプを選んで詰めます。ちょと乾燥気味かも知れませんがとりあえずはそのまま。点火一発。うむ。バーレイじゃ。

久しぶりに所謂バーレイ・キックを味わいましたがこれは普段強めのバーレイを避けているからであります。かなりゆっくり燻らせないとイカンですなこれは。ラタキアは弱め。ペリクも入っているそうでありますがバーレイに押されてワシには特定できておりませんです。バージニアはフレイク状で固まって入っているせいか時々バージニアの香りが混ざるけど普段はバーレイという感じであります。解してから詰めた方が良いのでありますかね。色々試してみませんと。吸い口はミディアム+。刺激のせいで強く感じているのかも知れませんが。ワシ的にはこれは慣れというか練習というかそういうモノの必要なブレンドの様であります。バーレイの刺激に対する苦手意識克服の為にもゆっくりと試してみようと思っておりますが今のところはタイプじゃ無かったかも、と思ってしまったり。ま、精進してみましょうかね。



2019年01月03日(木) Cornell & Diehl・Winchester

というワケで開封。
あああ正月休みがあと3日しか無い。月日の経つのが速過ぎやしませんかね特に休日だと。まあ寒くて低活性な時期でありますれば毎日だらだらと過ごして何ら変化というモノが無いのがイカンのかも知れませんが。今日はと言うと自転車で横須賀市街へ行ってまいりまして初めて自転車での走行距離が30Km/日を超えるというワシ的には偉業を達成したワケでありますが得たモノはせいぜい酸欠で動作を停止した脚くらいのモンであります。もうこのトシになると体力なんて増えないのでありますかねえ。それとも頑張って走ってりゃ慣れるのかしらん。

眠りそうになるのを堪えながらお風呂に浸かって強張る脚を解そうとしましたが全然効きませんですな。ちょとやり過ぎた様であります。失った水分を補給し椅子にもたれ掛かるともう動く気がいたしません。ゆっくりと一服する事にいたします。モノはC&DのWinchesterであります。細かめのリボン・カットからは何とも言えない発酵臭が。何じゃこりゃ。納豆か。済みませんすみませんでもそんな感じの香りなのでありますよ強くは無いですけどね。けっこう湿っているので気持ち緩めにボウルに詰めてみます。点火一発。うむ。悪く無い。

バージニアとバーレイが半々くらいでありましょうか。ややバージニアの方が感じやすいですかね。程好い甘みがあり角の丸い刺激の無いバーレイ風味がそこに混ざります。やや木の焦げた様な香りがするのはブラキャベでありましょうか。パイプが焦げてるんじゃ無いでしょうね。どちらかというとボウルから立ち昇る煙にそんな香りを感じたりもいたします。麦焦がしみたいな香りという気もいたしますがこれは個人的な思い込みもあるかも知れません。吸い口はやや強めのミディアム−。でも口当たりは非常に柔らかです。燃えるのが速めな感もありますが舌に来ないので良しといたします。シンプルと言えばシンプルでありますがワシ的にはけっこう好みでありますよ。非常に上品かつバランスの良いVir/Burであります。これは次のセールで大量購入ですかね。気に入りましたです。

横須賀市街まで何をしに行ったかと言いますと掃除機を物色しに行ったのであります。ワシが使っているのはナショナルの。パナじゃ無いですナショナルです。HC−880A・83年前期製造という最早骨董品と呼べるシロモノであります。コードが切れたのでそこだけ手前で交換いたしましたがまだまだ現役。とは思うのでありますが音量と吸い込み力のバランスというモノにやはり年代を感じないではいられないという現実があったりもいたします。35年も使えばもうとっくに元は取っているのでありますがまだ使えるモノを捨てるのは忍びないという昭和の貧乏人でありますれば中々踏ん切りが付かないのではありますが、それでもとりあえず見るくらいは見てみようかなという程度には買い替えを考えたりしはじめたワケであります。AC電源で上に本体のあるスティックタイプが良いのでありますがどうも知らんメーカーばかりなので耐久性が心配だったり。で、パナのヤツに延長パイプを付けたら何とかなるかなあという下見に行ったのでありました。ま、ゆっくり探して気に入るモノが見つかったらという事にでもしておきましょうかね。壊れな過ぎですよナショナルさん。



2018年12月30日(日) Samuel Gawith・Full Virginia Flake

というワケで開缶。
今日もバイクで買い出し。久しぶりに前の棲家のあった大船に行ってまいりました。いや大船は便利ですな色々と。何でもあるですよ。銀行がある。ホームセンターもある。更には西友も業務スーパーもはなまるうどんもニュークイックもてんやもダイソーも。こう並べてみるとワシの生活様式と言うモノが丸わかりな感もあったりいたしますがまあそういう事ではあります。悪かったね貧乏で。正直に申しますと深川から大船に引っ越した時はワシはンなド田舎で暮らして行けるのだろうか数年ももたずに都内に逃げ帰るハメになるのでは無かろうかと本気で心配していたのでありましたが三浦半島の何も無い海辺に暮らす今となっては大船は立派な大都会と言わざるを得ませんですよ。

商店街の外れにある湘南パーキングというところにバイクを預けます。ここはルミネで買い物をするとバイクなら金額に関係無く2時間無料でありますし駐輪スペースもけっこう広いので大型バイクにとっては大変に有り難い駐輪場なのであります。などという事は住んでた頃には全く知りませんでしたけどね。歩いて行ってたエリアだし。買い物と食事を済ませてニュークイックで大量のコロッケを購入し帰路に付きます。冬場は何故かかぶり気味というか1番に関してはプラグの先っぽがカーボンの塊になるレベルだったワシのバイクでありますがどうやら原因が分かったかも知れません。原因不明で数年悩んだのでありましたが燃料をレギュラーに変えたらイチコロで改善しやがりました。燃えにくいなら燃えやすい方にしてみましょうかねという安易な発想が正鵠を得たというかまぐれ当たりというか。でも夏はハイオクじゃないとノッキングが多発するので気温に拠って使い分ける様にしましょうかね。それくらいでちゃんと走ってくれるならお安い御用でありますよ。

帰着してコロッケをひとつ貪り食ってから一服いたします。モノはSGのFVFでありましてワシみたいな愚鼻の味音痴が今更語る事などひとつも残っていない有名ブレンドであります。全体に薄っすらと錆の浮いた缶をプシュっと。どうやらまだ気密は保たれていた様であります。出て来たのはかなり湿った厚手のフレイク。ほぼ真っ黒い表面には夕日を浴びたブルームがキラキラと輝いております。まあ素敵。久しぶりですよンなモノを見たのは。パイプタバコでは初めてかも知れません。このままでは到底燃えそうもありませんのでしっかり解してからボウルに詰めます。点火一発。ううむ。これは。

これは何と表現したら良いのでありましょうか。書きながら他の方のブログとかを見に行きたい衝動に駆られてしまいますが人様の真似をしても仕方がありません。大変に濃厚な煙からはミルキーとでも言う様な。飴じゃ無いッスよ。牛乳の方。とでも言う様なコクと甘さを感じます。ただ決して強い風味ではありません。香りはバージニアでありますがこれも強いモノでは無いですが上品かつ濃厚であります。やや舌に重く感じる気もいたしますが刺激では無く重さというか。煙自体は大変に滑らかであります。吸い口はやや強めのミディアム−。軽くニコチンの陶酔感を覚えたりもいたしましたがこれが空腹時だったら今頃はベッドに転がっているのでは無いかと。けっこう強めでありますな。濃いめの食事の後だけどラタキアは欲しくない、という時などに丁度良い気がいたします。吸うタイミングを選ぶブレンドの様でありますがワシ的にはSGのバージニア・フレイクはそういうモノが多い気が。でも美味しいです。伊達に有名では無いという事でありましょう。常喫では無いけど常に手元にはひと缶置いておきたいブレンドであります。あ〜またクラっと来たよクラっと。



2018年12月29日(土) Peter Heinrichs・Reserve Crue No.4

というワケで開封。
冬休み突入であります。今年は宿題が無いのでのんびりと過ごせる予定になっております。ホントかな。お休み初日の今日はバイクで買い出し。横須賀は平成町のLIVINへ参りましたがレジ全開なのに行列という年末らしい混雑ぶりでありました。尤も正月だからといってンなに大量の食い物を買い込まなくても良いじゃろという気はするのでありますけどね。正月は買い物にも行きたく無いという事なのかも知れませんが2日くらいになると暇だからとりあえずスーパーの初売りに来てみましたみたいな人がけっこう居たりもするワケで。まあどうでも良いか他人事だし。

帰宅して遅めの昼食を済ませてから一服。選んだのはPeter HeinrichsのNo.4であります。ジップロック・バッグを開けて出て来たのはOGSみたいな長いフレイクでありますがやや乾燥気味でありましたので数枚を切り出して加湿しておいたモノを味見いたします。キャラメル着香という事で仄甘い香りのする柔らかいフレイクを解し過ぎない程度に丸めてボウルへ。点火一発。むう。これは何やら覚えのある味。

思い出したのはPSのLTFであります。LarsenのNo.32でも良いですがまあ同じですよね多分。見た目は全然違いますしNo.4はレビューサイトに拠るとコールハスらしいので別物ではありますが方向性が似ているワケであります。違いを挙げるとNo.4の方がバージニアらしいタバコ感が強く着香部分はややシンプルかな、と。着香系はタバコ感の弱いモノが多い気がいたしますのでちゃんとタバコとしても美味しいNo.4はワシ的には歓迎すべき存在であります。吸い口はミディアム・ライト。最近やや強めのブレンドを好むワシの評価でありますればミディアムと感じる方もいらっしゃるかも知れません。あとこれ、燃えるのが非常にゆっくりでありまして割とせっかちで未だにボウルの底を湿らせてしまう事が珍しく無いワシでもひとボウルで数時間楽しみ最後は綺麗に終わらせる事ができました。とても扱い易いブレンドであります。吸い口の割に舌にも優しいので強めの着香をお探しの方にはオススメかと。美味しいですハイ。

お正月のバージニアは何を開けましょうかね。例年通りEscudoにしようかしらん。などと思いつつ在庫を漁っているとFVFを発見。これってどんな感じでしたかね。記憶に無いですな。覚え書きを見ると記載無し。へえ。まだ吸って無かったのかい。ンな有名ブレンドを漏らすとは何たる不覚。いつ買ったのかその記憶すら無い錆の広がりはじめた缶でありますればこれに決定いたします。をを明日が楽しみじゃ。



2018年12月25日(火) 中華イヤホン購入

というワケで日帰り出張@埼玉県。
クリスマスであります。クリスマスではありますが神様の息子に知り合いはおりませんので特に祝ったり祀ったり普段より飲み食いして太ったりはいたしません。貧乏人は仕事であります。早起きしてヤマザキのアップルパイを大量のコーヒーで胃に流し込みつつ出掛ける準備をいたします。
用意するモノはノートPC及び電源、USBメモリーに紙とボールペン、あとは老眼鏡と携帯とMP3プレーヤーくらいであります。長旅でありますからね。携帯だけでは電池が保ちません。そのMP3プレーヤー用に新しくイヤホンを購入いたしました。KZ社のEDR1というモノでお値段$2.99。為替を考えると350円くらいでありましょう。激安中華イヤホンでありましてまあ音が出りゃいいや、くらいのお試し購入であります。

バス停に向かいつつMP3プレーヤーの電源を入れます。イヤホンを両耳に突っ込み再生開始。へえ。悪く無いじゃん。前に使っていたオーテクに比べるとやや高音のキメが粗い感もあったりいたしますが携帯のオマケのイヤホンよりは明らかに落ち着きつつもハッキリした良い音がいたします。分離が良いとでも言うのでありますかね。低音がやや弱めの感もあったりはいたしますがイコライザでどうにでもなりそうな程度でありますし最近はカントリーばかり聴いておりますのでベースやバスドラがうねりまくる必要もありません。耳へのフィットも良くコードを引っ掛けたりしない限りは抜け落ちたりもいたしません。これが350円で買えちゃうのでありますねえ。ううむ。中華〇〇という見下し感を含めた安物というニュアンスが通用しなくなるのもそう遠い先では無いのかも知れませんですな。明らかに良いモノが増えてきておりますよ。尤もその頃にはお値段も少し高級化するのかも知れませんですが。

とは言えイマイチな部分も無くはありません。ちょと重いし金属製高級ボディの割に仕上げが雑だし。あとコードがぺたぺた感すら覚える材質でありまして絡み難い反面絡むと解き難いし服に当たって引っ張られ易いという事もあったりいたしますがこの辺は好みもあるかもです。ワシ的にはもうあとほんの少しばかり滑りが良いとベストなのでありますけどね。実に惜しい加減ではあります。350円のイヤホンに文句言うな馬鹿ッ!

Martina McBrideのIt’s the holiday seasonなどを聴きつつ電車に揺られてまいります。好きなミュージシャンだとやはりクリスマス・アルバムも買ってしまうワケでありますがこの時期しか聴けないという難点が。まあ真夏の日中にビーチに寝転んで汗だくになりながら聴いても良いのではありますが南半球出身でも無い限りどうしても違和感が。音が漏れて周りの人に変なオヤジだと思われるのも何でありますしね。音に没頭しつつ座席に身をもたれていると朝飲んだコーヒーが効いてまいりました。目が覚めて来たワケでは無くオシッコであります。たしか池袋で少し時間があったハズ。ハズではありますが東新宿に停まったきり動こうといたしません。アナウンスを聞くと特急の通過待ちっていつから地下鉄に特急なんぞ。てかワシはその特急とやらに乗っているハズでは。何じゃこりゃ。乗り間違いじゃ。色々とピンチ。予定より数分遅れで池袋に到着しトイレを横目に眺めつつ副都心線から西武線まで急ぎ足で駅を横断いたします。予定の電車にギリギリで乗り込むと次の乗り換えは48分後。あああああ。過酷な自然の要求に時に涙すら浮かべつつ身を捩って耐え抜きます。乗客の皆様にはさぞかし不気味な眺めであった事と思われますが崩壊するよりはマシであります。もうダメ声が出ちゃうという状態ではありましたが無事に到着。乗り継ぎ間隔6分という微妙な時間でも選択の余地はありません。階段をヨジ登りトイレに駆け込みます。ほぇ〜危なかった。

仕事の方は多少の改修がありつつも無事に検収。作業5時間往復8時間という実に非効率的な状況ではありますが納品では仕方がありません。帰宅してイヤホンを外すとさすがにちょと耳が痛いなあ、と。まあ8時間でありますからね。仕方が無いのでありましょう。もう少し軽いのもひとつ買ってみましょうかね。千円未満でけっこう選択肢がありますので色々と試してみるのも面白そうな気がいたします。でもそうやって無駄金を使うからいつまで経っても貧乏なのでありましょう。やれやれ。来年はどこかで金でも拾える事を切に願うばかりであります。


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うるま [MAIL]

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