まぁまぁ

負けました。面白い試合だったけど完敗。
ただ、ポルトガルが決勝に進んだとしても
優勝するかというとそうでもないんです。
もう一つのギリシャ×チェコ戦の結果ありきですが、
おそらくチェコが勝つでしょう。多分、おそらく、きっと。
チェコというチームは日本に負けたことばかりが
クローズアップされますが、実は非常に勝負強いチームです。
まず相手の弱点をつくのが上手い。デンマークもこれでやられました。
そして相手の長所を潰すのも上手い。やっぱりデンマークは
これで3−0というおよそ考えられないようなスコアになりました。
もちろんオランダなんてチンチンにされてますからよくわかるんです。
そして監督の采配が見事すぎる。策士とはチェコの監督である
ブリュックナーのことを言うんでしょう。ピタリとはまります。
オランダとは雲泥の差です。はっきり言って末恐ろしいものがあります。
じゃあ、そのチェコが何故日本に負けたのか。
これは簡単。油断に加えてそれほどデータがなかったんです。
久保が覚醒する前ですし、欧州までJリーグの映像を持って帰って
研究するというのは親善試合ではあまり考えられません。
ヨーロッパ選手権のようなビッグトーナメントの際は本気を出して
研究してくるのでしょう。相手のデータだって豊富に集まります。
今日の晩にチェコが勝つと多分優勝はチェコになってしまう気がします。
ブリュックナーかねてからその気でドイツ戦で主力を休ませた上で
決勝トーナメントの休みまで計算しています。あなおそろしや。
それにしても馬は負けた後に「判定が相手よりだった」と怒っていますが
負けてからでは何を言っても負け惜しみになってしまいます。
確かにそれはおかしいやろという場面や、明らかな遅延行為にカードが
出なかったり、主審の国籍が準々決勝で破ったスウェーデンだったりと
いろいろ勘繰りたくなるのもわかりますが、そんなハンデを克服してこそ
真のヒーロー足りえるのです。02年の韓国のようにあからさまに
反則(選手を殴る蹴る、審判を買収するなど)をしているわけではないし
相手は開催国ということも考慮に入れないといけません。
とりあえず怒るならまともなシュートを打ってから言ってくれ。
決勝トーナメントから駄馬になってたんだし。
2004年07月01日(木)

祝!

前からずっと言いたかったことがある。
でも自慢になるから控えていたけれど、
それに関することでかなり嬉しいことがあったので
報告も兼ねて書かせてもらう。

去年度一年間番組を作っていた。
厳密に言うと番組自体は昔からあったのだけれど
毎週のようにやっていた番組ではなかったのだ。
その番組を毎週やっているうちにとあるコーナーを作った。
こちらが選んだ良い楽曲のアーティストをもっと大勢の人に知ってもらい
そのアーティストを盛り上げようというコーナーだ。
きっかけはhi*limitsのライブで感動したことだが、
その話はここで置いておく。言ってしまえば
よくあるヘビーローテーションや一押しのコーナーみたいなものだ。
このコーナーは自分のアーティストに対しての
目利き(耳利き?)が問われるものだけに個人的に自信を持って
送り出せるようなアーティストを選んできた。
前記は次の通りだ。
5月 hi*limits
6月 NANANINE
7月 スネオヘアー
まぁ、みんな無難なところといえばそれまでだが、
この時点ではスネオさんもブレイクしていなかったし
NANANINEだって知る人ぞ知るという感じだったのだ。
hi*limitsは九州や東京ではそれなりの知名度を誇っている。
しかしながら個人的にセレクトの白眉だと思っているのが後半だ。
10月 残像カフェ
11月 スムルース
12月 ストレンジヌードカルト
もうこのレベルになるとよっぽど詳しい人間でないとわからない。
よく言って残像カフェがわかるくらいだ。でもこの3組が
紹介してからの伸びが凄かった。
まず残像カフェ。
9月にマキシシングルを発売後ライブでも着実な進化を遂げ
翌4月に発売したアルバム「4月のことば」が各方面で絶賛の嵐。
初のワンマンも成功させ勢いは止まらない。
多分そこらへんの顔が良いことしか取柄の無いメジャーアーティストが
おしっこを漏らして逃げるほどのクオリティの高さだ。
次にスムルース。
紹介した年の夏にサマソニには出ていたんだけどまだインディーズだった。
ところが状況は変わるもので翌4月にはメジャーデビュー。
大阪はBIGCATでワンマンを成功。(前の年でもBIG CATでワンマンは
やったけどこの時はゲストありだった。今回はゲストなし)
東京でもワンマンを成功させ、タワレコのフリーペーパーTOWERで
紹介までされていた。スペースシャワーで彼らのプロモを見た時は
かなり感慨深かったのを覚えている。
そしてストレンジヌードカルト。
梅田でストリートライブをやっている時は道行く人に
「誰?」
と言われながらも着々とファンを増やしてゆき、
12月には初のワンマンをソールドアウトさせる。
翌2月にはセカンドアルバムを発売し「ぴあ」にインタビューが掲載。
4月には2回目のワンマンも大成功に終わり
そして今日メジャーデビューが11月末に決まったと発表があった。
メンバー3人にもメールでインタビューを行ったり、
ストレンジのメンバーとはグラジャガのスタッフをやっている関係もあって
仲良くさせてもらっていたから、はっきり言って無茶苦茶嬉しいのだ。
4月にグラジャガの対バンで物販席に座っていたボーカルの谷口さんと
お話した時のことを思い出した。
自分が欧州に行っていたことを聞いて
「デビューが決まったら休みを取って海外に行こうと思ってるねん」
ついに海外に行くときが来たのだ。長い下積みがあっただけに
デビューが決まった時の嬉しさはひとしおだったと思う。
ストレンジのこれからの道に幸あれ!
2004年06月30日(水)

困ったさん

どうも近鉄の合併案が白紙になるとかならないとか言う話が出てきた。
なんでも合併しても黒字になるとは思えないからだとか。
いや、そんなもんオリックスと合併したところで戦力がアップするわけでなし。
相変わらず下位を低迷するとだけだと思ったんだけど
それに気付かなかったのか?こっちはそんなことは覚悟の上で
合併するものだと思っていたんだから近鉄の首脳というのも
何ともノー天気というか何と言うか。セレッソといい近鉄といい
大阪のチームのフロントというのは真性のアホが多いらしい。
そんな上のために働かされている選手が不憫でならない。
一人で5億を貰っている中村を除いて。
2004年06月29日(火)

乾いた筆先

貧すれども鈍せずとは言うけれども
今の自分は確実に鈍しています。
修論構想が上手くいかない。
書こうとすればするほど筆が乗らないのだ。
文章というものはある程度の推敲は必要だけれども
筆のノリというのも大切である。
過去のこの日記を見ていただいてもわかると思うが
筆に勢いがあるうちは何千字でも書けてしまうものの、
一度勢いを失ってしまうと言葉が出てこなくなるのである。
いくら筆で雄弁、毒舌を誇る私でも勢いを失くすと
鳥谷のバッティング並みにショボショボになってしまうのだ。
もちろんそれにはやる気というものも関係はしているのだが…。
何分逃避行動を取ってしまうとそっちの方が長くなってしまって
何故か今頃になってマンガを読み始めたりしてしまうのだ。
嗚呼、ダメ人間への階段まっしぐら。
うう、久しぶりに野球がしたくなった。
これが終わったら誰か野球しないか?
いや、サッカーでもいいぞ。最近体を激しく動かしてないから
なまってる体に喝を入れたいし。バテそうだけど。
2004年06月28日(月)

眠れないからといって…

EURO公式ページのライブレポートで一喜一憂しない。
と思いつつも結局やってしまった。
結果はこれまでのジンクスを破るPK戦での勝利。
寝た時間は7時でした。こんなことをしているから
修論構想がなかなか出来ないのだ。でもオランダやったぜ!
オランダらしくない勝ち方ではあるけれど、今回は許す。
何せセレッソがあんな状態なのだから。
前日のセレッソ×レイソルによる最下位決定戦は
いいところ無くセレッソが負け。本当にダメダメで
試合後のセレモニーではブーイングが絶えなかったらしい。
当たり前だ。これだけ不甲斐無いシーズンは今までありえなかった。
降格した年だってここまで酷い状態じゃなかったはず。
普段はおとなしいセレッソのサポーターがブーイングをするなんて
よっぽどのことである。でも、それでもフロントは動かないんだろうな。
あそこのフロントは暗黒期の阪神よりも劣る無能さだ。
お金を払って観に行っているサポーターを馬鹿にしているとしか思えない。
(いや、自分はお金を払って観に行ってないので偉そうに言えないが)
こんなフロントの下でプレイしなければならない選手がかわいそうだ。
さて、7時に寝たものの7時半には起こされて朝食。
それから仮眠を取って神戸へ。
今日はスタークラブでグラジャガのライブだ。
バンド、スタッフは2時集合ということでお昼抜きで出発。
余裕があれば三宮でお昼を食べようかと思っていたのだけど、
朝まで起きてたので睡眠時間を尊重してお昼抜き。
まぁ、最近はお昼を食べたあとが一番危なかったことも関係はしてるけど。
それにしても神戸の街は良い。最近は京都に対してのネガティブなイメージ
(と言ってもネガティブなイメージは深草近辺ばかりだが…)が
だいぶ払拭されて京都に対してそれなりに愛着も沸いてきたものの
やっぱり神戸の雰囲気に勝るものはない。なぜか体が軽くなるのだ。
そんなことを思いながらスタークラブへ。
スタクラは三宮の駅からだいぶ歩かないと着かないのでいつも不安になるが
嫌いではないハコだ。(ハコという言い方はヤンキーっぽいと
RUNT STARの高津さんが言っていたが、関西だけなんだろうか…)
このスタクラはスネオさんやスクービー、インザスープなど
それなりの有名人もライブを行ったことがあるので
ここの裏側をのぞけるのはちょっと嬉しい。ステージに立とうものなら
にへらにへらと笑ってしまいかねない。いや、それは無いか。
そんなことを思っていたらステージに立ってしまった。
楽屋の時点で感慨深かったんだが、物販用の荷物を運ぶ際に
ステージを通らなければならないので思いっきりステージに立ってしまった。
一応、同じ舞台に立てたわけだ。まぁ、そんなことを考えている暇を
自分に与えなかったんだけど。
で、ライブ終了後に打ち上げがあるんだけど、修論構想が出来てないので
打ち上げには参加せず。聞くところによるとえらいことになったらしい。
一体どんなことになったんだ?早めに修論構想終わらせときゃ良かった…
そうそう、打ち上げ前にちょっとした出来事があったんだけど
それはまた「今日の始末書」で。
2004年06月27日(日)

最近気になること

どうも体の調子がおかしい。
頻繁にお腹が痛くなるのだ。
昨日は特急で堪らずに高槻で降りてしまった。
お昼ご飯を食べたあとに決まって痛くなる。
そして恐るべきことに今まで飲めていた量の酒が
飲めなくなっているのだ。これには焦った。
昨日院の仲間と焼肉に行ったのだが
3杯くらいはいつも軽いのに昨日に限って
気持ち悪くなってしまった。ここだけの話吐いた。
トイレでゲボゲボ言いながら体が明らかに
変な状態になっていると確信した。
何となくだが原因は推察できる。
たぶん修士論文の構想が上手くいかないので
それが精神的に重くのしかかっているのだろう。
でなければ説明がつかないのだ。
院の生活はいたって良好だし、人間関係も問題ない。
以前、居酒屋で胃に異変を感じた時と違い深刻な悩み事は
ほとんど見当たらない。考えられる原因はそれくらいだ。
まぁ、慢性的な家庭の事情というのに悩まされてはいるが…。
それを差し引いてもこの腹痛の原因として考えられるのは
締め切りが迫っている上記の事項である。
ヤバイヤバイと考えながら打開できない状態が体に来た。
よりにもよって体に来るとは情けない。
もう少し気楽に考えてみるか。
(ここで気が付いたんだけど睡眠不足も原因だな。朝方に寝てちゃね…)
2004年06月26日(土)

逆流

何度でも言う。
ヨン様はエロ顔!
誰が何と言ってもヨン様はエロ顔!
メガネに騙されてるだけで本当はエロ顔!

みんな好き勝手に韓国の俳優を持ち上げているが、
ハン・ソッキュやソン・ガンホ、チェ・ミンスク、イ・ヨンエを
過去の人のように扱うのは許さん。絶対に許さん。
それまでの韓国映画がステップアップし始めた時期を支えた
魅力ある俳優たちを消し去ってしまう日本のメディアは許さん。
ただ見てくれが良いだけ(と言っても微妙だとは思うが)の若者と違い
彼らが持っている魅力は今のブームの潮流にある人達には出せないだろう。
彼らの絶え間ない努力があったからこそ今のブームがあるのだ。
そんな彼らを消し去る日本の薄っぺらいメディアは許さん。
消費するだけ消費して終わらせるつもりだろう。
そんなメディアに乗せられずに良いものを追求していこう。
そう考える人がもっと多く出てくることを望む。
2004年06月25日(金)

98パーセントの歓喜と2パーセントの憂鬱

方々で喜んでいるのでここには書かないけれど
オランダがグループリーグを無事突破した。
チェコのありがたい勝利によって得た準々決勝だ。
思いっきり喜んではいるものの少し憂鬱を感じるのも確かだ。
その最大の原因が世代交代が進まなかったのではないか、
ということである。結局のところ今回活躍した期待の新星は
ラファエル君でもなければスネイデル君でもなくロッベン一人だった。
ハイティンハはなぜか右サイドで使われ、ボウマは負傷した。
今大会は良いかもしれないが今後の展開を考えるとやや憂慮すべきだ。
今大会を最後にスタム、オーフェルマルス、フランク・デブールが
代表を引退する。彼らの代わりになりうる若者が出てきたかというと
まだまだ微妙なところである。しかもダーヴィッツに頼りきりの現状では
彼が抜けた際の布陣を考えると恐ろしくなることも確かだ。
今後のグループリーグで若者が覚醒することを望む。
2004年06月24日(木)

回帰現象

昨日の日記で書かなかったのだが
ピロウズのセルフカバーアルバムを買った。
実のところ昨年のアルバムがあまり気に入らなかった自分としては
今後の展開を占う上でこのセルフカバーの出来を見て
自分のピロウズに対してのスタンスを決めようと思っていた。
で、一聴した感想。「良いではないか」
未発表曲を含む6曲がすべて聴きやすい。
特に1曲目のLIBERTYは白眉ともいえる出来だ。
ライナーノーツを見ると第2期の時の作品らしい。
第3期が素晴らしすぎるためにとかく悪く言われがちな第2期だが
第2期の楽曲が決して悪かったわけではない。
1曲1曲の出来は粒揃いでなかなか聴き応えがあるのだ。
もちろんサウンドに多少の迷いが見られるものの
メロディーの美しさは健在で悪く言われる筋合いはない。
第3期が良すぎるが故に霞んでしまった好例である。
そんな次期の曲をセルフカバーしたのでこれが見事にはまった。
良い、実に良い。こんな曲が未発表なのだから侮れない。
もっとも、Tiny Boatのアレンジはオリジナルの方が好きなのだが…。
このアルバムを聴いて確信したのは
「やっぱり昔のピロウズは良い」ということである。
今のピロウズに関しては正直何とも言えないのが現状だ。
どことなく深みというか往年の鬼気迫るものが薄れており
何かが足りない、というように感じてしまう。
この「何かが足りない」という状況を次のアルバムで打破できるかが
今後の彼らのキーポイントになるに違いない。
2004年06月23日(水)

シンクロ

実は昨晩に「ラスト・プレゼント」がやっていた。
最近韓国映画がブームだが、空港でキャーキャー言ってる
ずず黒オバンたちが現れる前の良心的な作品が「ラスト〜」だ。
まさかこんな深夜にやるとは思っておらず、
どちらかと言えばゴールデンでやってもいいような映画なのだが
扱いの小ささに少し疑問を持ってしまった。
それはさておき、テレビで放送をしていても深夜なので
自分の部屋にテレビが無い自分としてはちょっとした遊びで
この局面に刺激的な流れを加えたのである。(何か日本語が変だ)
それはつまりDVDで映像を流しつつテレビの方は音声だけにする
ということである。幸い携帯ラジオにテレビの音声が入るので
それを聴きつつDVDの画面をテレビの音声にシンクロさせるのだ。
これである意味臨場感たっぷりな空間を作り出すことができた。
もっとも寝ずにこんなバカなことをしている自分という構図に気付き
公開したのは空が明るくなってからであるが…
2004年06月22日(火)

Dag Soliloquize / tsuyo