| 変な人 |
今日「シービスケット」を観に行ったら 上映が始まる寸前で隣に女の人が座った。 指定席制なので痴女ということは無いけれど どこか変な雰囲気を匂わせる人だった。 その勘が当たった。 スクリーンに宣伝が映し始まると 持ってきていたポップコーンを すごい勢いで思いっきり音を立てて食べ始めた。 まぁ、映画館のポップコーンは風物詩みたいなものなので 携帯電話ほどうるさくは思わないけれど 明らかに食べる勢いが凄まじい。 私は心の中で臨戦態勢を覚悟したほどだ。 さて予告編上映も無事終わり本編が始まった。 まだ凄まじい勢いで食べている。 どれだけ凄まじいかと言うと バリボリという音が間断なく続いているのである。 まぁ、ポップコーンは風物詩なのでとやかく言わない。 コンビニ袋をガサゴソやられたり携帯を鳴らされるよりは 数百倍ましだ。今回も上映中になったし… (ちなみに東宝系は携帯電話への警告ムービーが面白い。 「ボイス」の頃は「呪われる」と脅したし 「フォーンブース」では「殺される」みたいなことを言ってた。 今回は「ホーンテッドマンション」を題材に 「ゴーストが起きるので電源を切ってください」だった。) しかしポップコーンは序の口だった。 ポップコーンを食べ終わると映画に集中し始めたのか 静かになった、ように見えただけであった。 ハッキリと確認はしなかったものの明らかに顔の向きが こちら側を向いているのである。 顔の角度によってスクリーンから反射する光が 正面を向いている時と違い違和感を感じるため こちら側を向いているように感じ取ったのだ。 その感じは当たっていた。 頭が少しずつこちらへ下がってきている。 そう、食べるだけ食べた後は寝始めたのだ! 本編が中ごろに差し掛かった頃にハッと気付いたように 起床されたのだが、私を驚かせたのはそれだけではなかった。 3分の2が終わろうとした時突然立ち上がったのだ。 トイレだろうと思ったのだが、数十分経っても帰ってこない。 しかしポップコーンの容器は置いたまんまだ。 けれども帰ってこない。 そうこうしているうちに本編は終了してしまった。 3分の2の時点で帰ってしまったのだ。 結局その人が映画を観ていた時間は1時間にも満たない。 今日はレディースデイなのでおそらく時間潰しに来たんだろうが、 いやはや、映画よりもその人の印象の方が強烈であった。 それにしてもポップコーンの容器ちゃんと捨てろよな。 (仕方が無いのでこちらでちゃんと処分しました。 みなさんもゴミは各自でゴミ箱に捨てに行きましょう。 携帯と同じようにマナーの一つです。)
|
|
2004年02月25日(水)
|
|