無理矢理

昨日録画しておいた「世界ふしぎ発見」を見る。
王の帰還の公開にあわせて特集をやるとは思っていたが、
今回はやや強引なつなぎ方だ。はっきり言ってこじ付けだ。
どうして蜃気楼によるゲルマン民族の大移動の話から
ローマとゲルマンの戦いで生まれた英雄伝説が
指輪物語と関係があるのよ!
ヨーロッパ神話云々とか言うけれどヨーロッパって
どこからどこまでの範囲のことを言うのよ!
ヨーロッパだったらギリシャも入るしトルコも入るぞ。
ローマ神話はギリシャ神話との共通点が多く見られるし、
バルカン半島から西に行けばオリエントやエジプトの影響も
入ってくるんだから容易にヨーロッパ神話と括っちゃダメ!
ゲルマンの話をしたいのであれば北欧神話と言いなさい!
トネリコの木は北欧神話にも指輪物語にも出てくるし、
あんまり無理なつなげ方はしないの!
百戦錬磨のテレビマンユニオンともあろうものが恥ずかしい…
2004年02月15日(日)

帰ってきたジョニー

ジョニー・ハイティンハがオランダ代表に選出されました。
昨年靭帯損傷でシーズンを棒に振っただけに
彼の喜びはひとしおだと思います。
しかも伸び悩んでいるオランダ代表のDF陣にあって
わずか20歳の選手の登場は他の選手にとっても
大きな刺激になると思います。
しかもアヤックスからはラファエル君やスネイデルと共に
3人目の選出だから低迷期の一人も選出されなかった
暗黒時代を思うと持ち直した感を受けます。
選には漏れましたがデ・ヨングだって入れる素質はあるし、
怪我人続出でトップチームに上がってきた若手達も
才能溢れる選手ばかり。ラファエル君が移籍しても
大丈夫な気がしてきたのは私だけでしょうか?
2004年02月14日(土)

トルコ3大文明展に行く

半券をポケットに入れてたら無くした…
2004年02月13日(金)

被害者意識

今年は日露戦争開戦100周年の年で
先日ロシアが韓国の仁川で戦没者の追悼記念の行事を行った。
式典にはロシアの太平洋艦隊幹部が出席したのだが、
場所が悪かった。何せ韓国である。
被害妄想の激しい国なのだから式典には招かれざる客も
多数ご来場になられた。そう、お得意の抗議者たちだ。
何でも侵略戦争のきっかけになったとか何とか
色々とごたくを並べておられます。
まぁ、いつものことなんですが、この件で不快に思うのは
死者に対しての慰霊の儀式というものはダメなんですかね?
犠牲になったのは一兵卒な訳だから、侵略という行為に
どのような意見を持っていても逆らえなかったわけで
そういう無為の死者に鞭打つ行為を行うのは
人道に反しているように思うわけなのです。
まして、この時期の朝鮮といえば近代化に遅れ…
話が大幅にそれそうになるので止めますが、
死者を悼む気持ちはおのれらには無いのか?
と私は厳しく問い詰めたいのです。
日本海海戦が行われた後、隠岐ノ島には数名のロシア兵の死体が
漂着したのですが、沖ノ島の住民は名前もわからない
敵国の将兵を鄭重に弔い、葬儀には村の人間全員が出席し
それぞれに法号までつけ、死者を悼んだという話を
知っているだけに同じ東アジアの民族として
非常に恥ずかしいのであります!
まぁ、どうせ奴らは中国がこのような侵略戦争を行い
式典を行っていても文句も言わないでしょう。
日本海の名称を変えろという主張と同じように
被害妄想が酷過ぎるんだよなぁ、一部の反日の人たちは…。
2004年02月12日(木)

選手名鑑

毎年この時期になるとプロ野球の選手名鑑が作成される。
この選手名鑑、その選手のプロフィールから
昨年の成績、総合の成績などに混じって乗っている車の種類
という果たして必要性があるのかどうかわからない
(多分車で選手のステータスを図るんだと思うが…)
項目も載っている。それと同じ項目で
家族構成の欄があるのだが、まだ既婚者はいい。
問題は独り者の場合の記述である。
家族がいないんだからその欄をなくせば良いのだが、
好きなタイプやタレントを書くことになっているのだ。
まぁ、ある意味女性ファン向けの項目でもあるので
目くじらは立てないが、今日その欄を見ていて
とてつもない衝撃に出会ったのである。
阪神に加藤隆行という投手がいるのだが、
この選手の好みのタイプを見てたまげた。
そこには「岡江久美子、榊原郁恵」とあった。
ああ、年齢の高い選手なんだなと初めは思ったのだが、
それにしたってあまりにもギャップがありすぎる。
そこで生年月日を見て驚いた。そこには
“1983年3月2日生”と書かれていたのだ!
……もしかしてフケ専か?
あ、いや失礼、フケ専という用語は男色の方のほうの
用語でしたな。立教の多田野じゃないんだから。
これからは阪神の加藤が(多分2軍の試合に)出るたびに
「おっ、熟女好きの加藤だ」
と私はつぶやくに違いない。
随分と損なイメージが着いたものである。
2004年02月11日(水)

太田漢方…

遺産を作っていたのである。
来年度からはいないのに何故か
来年度採用の人のための研修資料を
じっくりと作っていたのだ。
しかもやたらと派手な効果音つきで。
こんな無駄な労力を払って果たしてウケるのか
最近の若い子の感覚はよくわからないから
はっきり言って自信が無い。
2004年02月10日(火)

大分ですか…

書こうと思っていたことをやっとこさ思い出したのですが、
私の大好きなプレイヤー、ヴィチュヘが日本へ移籍すると
オランダ各誌が報じているらしいのです。
しかも大分トリニータというこれまたオランダと交流が
ある土地のチーム(2002年にオランダがワールドカップに
出ていたらキャンプ地は大分になっていたらしい)で
それなりに信憑性のあるニュースなのですが、
トリニータの公式サイトを覗いてみても今日現在
何の発表もありません。オランダ各誌の誤報かもしれないと
密かに私が疑っているのは色々と思い当たる節があるからです。
2001年の夏に彼がアヤックスに所属していた際、
当時イタリアの強豪であったフィオレンティーナ(後に破産)から
オファーを貰ったのですが、娘の学校のことがあるから
オランダを離れたくないというようなことを言って
移籍を渋っていたことが記憶にあったからです。
それに現在はお兄さんのロブがコーチを務める
アマチュアチームでサッカーを楽しんでいるからです。
それがいきなり過酷な異国の地で再びプロとして
闘おうとしているのですからちょっとギャップが怖い気がします。
本当にヴィチュヘは来るのでしょうか?
私は未だに実感が沸きません。来てくれれば嬉しいですよ。
彼のプレイは現代サッカーが失ったファンタジーと
サッカーが本来持っている楽しさを存分にわからせてくれる
そんな素晴らしいプレイヤーです。
98年のワールドカップのフランス大会のメンバーに
選んでもらうために当時代表監督であったヒディングが
観戦している対フェイエノールト戦、しかもアウェーの試合で
延々とリフティングを披露したことがありました。
そのためかフェイエノールトのサポーターは彼のリフティングが
大嫌いだそうです。ちなみにヴィチュヘ自身もロッテルダムが
大嫌いで2001年のシーズンに監督のアドリアンセと揉めて
遺跡先を探す際にロブ兄さんがロッテルダムのチームで
コーチをしていたのですが、そこに移籍ですか?と聞かれ
「いや、それはない。だってロッテルダムだから」
と答えたほどロッテルダムが嫌いだそうで
「二度とロッテルダムの地を踏むことは無い」
と言ったとか言わなかったとか…
性格もお茶目でチームメイトにユーモアのあるいたずらを
するそうで、これが厳格なアドリアンセと揉めた原因かも。
ただ、サポーターからの人気は絶大だし、何と言っても
彼自身が魂のあるプレイヤーでチームが負けている時は
自分が無理をしてでも得点を取りに行ったり
チームを鼓舞したりとテクニックだけでなく精神面でも
非常に見所のある選手です。何と言ってもクライフが
その才能を見込んだ選手で、彼が大成しなかった責任を
自分で感じているらしい。というのも伸び盛りの時に
当時クライフが監督をしていたバルセロナに引き抜いたものの
そこでなかなか活躍することができなかったから。
もちろん大成はしなかったと言うけれど、それは
歴史に残る伝説的なプレイヤーに大成しなかったという意味で
十二分に一流プレイヤーとしての才覚を持っています。
彼の左足のテクニックだけでも見る価値は十分アリ。
ちなみに私はアムステルダムに行った時に彼から
サインをもらった上に一緒に写真まで撮ってもらいました。
当時彼は腹筋を痛めたとかで練習が別メニューだったのですが、
写真を撮ってもらった後にオランダ語で「頑張って!」と
言うとオランダ語で「ああ」と答えてくれました。
おじさんから子供まで大人気だったのも印象的で
よく考えればアドリアンセが監督の時はアドリアンセより
人気があってサポーターから「早くヴィチュヘを出せ」と
いう意味の応援歌をしつこく歌われたらしい。
しかもそのアドリアンセがクビになって別のチームの監督に
なってアヤックスと対戦したときは
「アドリアンセよ気を付けろ、こっちはヴィチュヘがいるぞ」
という意味の歌を歌われたとか。アドリアンセざまあ見ろ!
そんなアヤックスのかつてのアイドル、ヴィチュヘは
果たして日本に来るのだろうか…
2004年02月09日(月)

おっし!

ついに、ついに、我がアヤックスがアレナで
宿敵PSVに勝ちました。アレナになってからは初めてです!
つまりどういうことかというと、
甲子園球場を建て替えた阪神がずっと巨人に勝てなかったのが
やっと甲子園で勝つことができたってことです。
去年は引き分けまで持ち込んでいたので勝利の日は近い!
と密かに思っていたのですが、今日、ついに勝つことが!
しかも大量に怪我人を抱えている状態で臨んで
若手主体のチームで勝ったのです!
得点はラファエル君の後継者スネイデル君と
ルーマニアの小兵ミテアという期待の選手で
勝負を決めたのが大きい。
嗚呼、苦難の日々が懐かしい…。

ところで戦国無双のCMで「日本魂を見せて〜」と
コメントしている割に後ろでBoAの曲がかかっているのは
どうしてなんだろう…
やっぱりあれですかね、日本魂のルーツには
朝鮮から渡ってきた渡来人の血が流れているのだ!
という暗喩なんですかね?
2004年02月08日(日)

忘却の彼方

あ、え〜と、書こうと思っていたことを忘れた…
2004年02月07日(土)

吹替のススメ

映画好きを自称する人の多くは字幕で鑑賞することを好んでいる。
俳優の生の演技を楽しみたいという人から
英語の発音の勉強をするためにというように
人によって理由は様々だが中には
「誰がなんと言っても字幕、吹替は見る価値ナシ」
という固定観念の元、飽くまでも観ようとしない人がいる。
このように意固地になっている人は映画の楽しみ方を
見失っているような気がする。
というのも洋画の吹替にも利点はあるのである。
まず登場人物が多い映画では混乱を避けやすい。
その昔、テレンス・マリック監督の「シン・レッド・ライン」
という映画があったのだが、この映画登場人物が多い上に
登場する人間がみなヘルメットを被っているため
個人の見分けがつきにくい。それに加えて登場人物がやたらと
回想するために一体誰の回想シーンなのかということが
字幕だけでは非常にわかりにくい。しかしこれが吹替になると
声で登場人物を見分けることができるので理解しやすい。
まぁ、「シン・レッド・ライン」は芸術映画みたいなものなので
理解しろという方が難儀なのかもしれないが、
そういう方には「トイ・ストーリー」を思い浮かべていただくと
大変わかりやすいと思う。これも登場人物が多いが、
それに加えて登場人物それぞれが口々に喋るために
言葉の情報量が非常に多いのだ。この場合吹替だと
情報量の多さも容易に整理しやすい。
しかし字幕の場合は情報量が制限されてしまうため
作品の魅力を伝え切れない恐れもあるのだ。
作品の魅力を伝えきれないという点ではコメディ映画も
吹替の方が向いているかもしれない。
英語の語呂合わせと日本語の語呂合わせは根本的に違うため
字幕では非常にお寒いギャグが展開されるのだが、
吹替になると広川太一郎のような芸の達者な人々が
作品の魅力引き立たせてくれるのである。
作品の魅力というものに関して言えばもう一つ。
字幕の訳者の独断によってストーリーが変えられていることも
往々にしてあるのだ。
ここでピンと来た方もいると思われるが、
実は最近字幕に関する問題が大きく報道されたことがあった。
そう、指輪物語に関する誤訳の数々だ。
これに関しては非常に長い話になるので割愛するが、
実際に劇場で字幕版と吹替版を見比べた感想を述べると
はっきり言って内容に雲泥の差があった。
大事な伏線は消すわキャラクターの人格を破壊するわ
まぁ、これが字幕の大家の仕事かと思うほどヒドイ出来で
思わず署名運動に参加してしまったほどである。
嘘だと思う人は明日のテレビ放送を見てもらいたい。
(幸いなことに配役は劇場版のままなので安心できる)
字幕版で観たからという人間は特に観るように。
ボロミアの人格が180度変わるから。
エアレンディルの光がエレンディル(アラゴルンの先祖)の光
なんて爆笑ものの誤訳なんかとは縁が無い素晴らしい出来に
なっているので必見である。
と、まぁ、吹替の利点を述べてきたわけだが、
字幕に固執している人の多くは通の人から伝え聞いた
吹替卑下理論を間に受けているだけで本当の楽しみ方を
見つけていないという人が多いように思える。
しかし、私は声を大にして言いたい。
本当に映画を楽しみたいのであれば
固定観念で曇ったフィルターを取り外し
作品にあった環境を楽しむべきではないのだろうか、と。
字幕には字幕の、吹替には吹替の良さがある。
作品によって字幕が良い場合もあれば吹替の方が良い場合もある。
楽しみ方は人によって様々だが、映画好きを自認するのならば
字幕だけ、吹替だけという錆びきった固定観念を捨て
どの方法がその作品を寄り楽しめるかを考えるべきである。
固定観念で凝り固まった人ほど誤った方向に陥りやすい。
それは日本の旧陸軍を見ていただければ良くわかると思う。
我々観客が敗戦を迎えないためにも映画の真の楽しみ方を
開拓していくべきである。
2004年02月06日(金)

Dag Soliloquize / tsuyo