寝ぼけなまこ

朝、内戦で起こされた。
電話に出ると
「何時だと思ってるの!」
とキツイ声。そんなにキツク言わなくても
と思いつつ戸を開けて朝ご飯を食べに行こうと
階段を下り始めた瞬間、気がついた。
今日は1講目から授業アシスタントだったのだ。
そこからは嵐である。寝ぼけていた頭が
急に回転し始め、用意を済ませて学校に。
そして5分遅れで教室に入ると
休講だった…
2004年01月06日(火)

ピザって10回言ってみて

実は日曜の晩から一睡もしていないのである。
おかげ様で眠い眠い。しかしそれ以上に
足をずっと曲げたままだったので
膝が痛いのである。
何というか靭帯が伸びた感じである。
嗚呼、これで球界復帰が絶望的に…
まぁ、それは冗談だが、ちょっと心配ではある。
しかしながら、面白いこともあるもので、
卒論を1万2千字まで書いてあと8千字を
どうしようかと考えていたところ
先生に1万6千字以上2万5百字以内という
規定を聞かされたのだ。
てっきり2万字前後はしっかりと書かなければ
ならないと思っていたのだが、何とも拍子抜けである。
先生に見せに行く前に1万3千字まで書き上げていたので、
あとはもう余裕である。
なんせ日記で2千字を軽く書いてしまう男だから
考えさえ上手くまとまればすぐ完成してしまうのは
誰の目にも見えている。
得したと言うか、馬鹿だったと言うか…
2004年01月05日(月)

Hup!

というのはオランダ語で頑張れという意味である。
何故こんな事を言い出したのかというと
実は今年、高校サッカーで密かに
応援している学校があるのだ。
その学校は筑陽学園。福岡の代表校だ。
何故、自分が住んでいる地域でも無いのに
応援をしているのか。
実はこれには訳がある。
筑陽学園には3年前に野口直也というエースがいた。
彼はヴィッセル神戸への入団が内定していた。
地区予選は惜しくも敗退したものの
これからのサッカー人生を大きく羽ばたかせようという
その矢先、交通事故によって命を落としてしまう。
それから3年が過ぎた。
筑陽学園のサッカー部で野口直也の妹さんが
マネージャーを務めている。妹さんは語る。
「兄は優しい人でした。小さい頃に兄とサッカーをした時
 怪我をしないよう優しくシュートを打ってくれました。」
そんな兄が果たせなかった全国大会出場を手助けするため
妹さんは両親の反対を押し切って筑陽学園に入学した。
毎日遅くまで洗濯などにいそしみ、サッカー部を支えた。
そして迎えた地区予選の決勝、
妹さんは自分で作った黒と白のストライプのお守りを
握り締め応援していた。兄が入団するはずだった
ヴィッセル神戸のユニフォームを模した物だ。
試合は1−0で勝利した。
「今日家に帰って(兄に)報告できます」
と話しながら妹さんは肩を震わせて大泣きしていた。
そして涙を見せた人間がもう一人いた。
監督である。
「彼(野口直也)をようやく(全国に)連れて行ける」
と語った監督のジャージの下にはお守りとして
野口直也の遺骨を忍ばせていた。
3年前に不慮の事故で散ったエースの思いが届いたのか
全国大会でも筑陽学園は快進撃を続けている。
市立船橋や国見、鹿児島実業といった強豪チームが
ひしめく全国大会だが一つでも勝ち続けてくれることを
心から願っている。

それにしてもタッチのような話だが、
私はこういう話にとっても弱い。
根が高校野球好きなためどうしても競技者の裏にある
ドラマを見てしまうのである。
でも、それもスポーツの一つの見方だと思う。
2004年01月04日(日)

月並みですが…

初夢の報告です。
うっすらとしか覚えていませんが、
電車に乗ってバスに乗り換え
遠くに通っている夢でした。
深くは思い出そうとしません。
夢を深く思い出そうとすると
精神を病んでしまうとかいう
話を聞いたことがあるので、
これ以上病みたくありませんから
思い出そうとしません。
誰だ!病んでないとかいった奴は!
現代人は何かしら心の中に
弱い部分を飼っているんですよ。
そういえばつげ義春は「ねじ式」で
夢の風景を描いたそうなのですが、
やっぱり精神病院のお世話になったとかで
この説は立証されています。
なので皆様、夢の結果に振り回されないように
今生きる現在を大事にしましょう!
2004年01月03日(土)

ちょっと未来の話

2002年のW杯で韓国の犬を食す文化が
動物愛護団体によって非難されたのは記憶に新しいが、
2008年の北京五輪の時はどうなるのだろうか?
何せ飛んでる物は飛行機、四本足のものは椅子以外
食材になるという国だから動物愛護団体も大変だ。
しかし動物愛護団体というのは他国の文化に対し
堂々と自分達の価値観を押し付ける点で言えば
アメリカとそうたいして変わらない。
しかし、しかしである。
アメリカというよりは白色人種の皆様方は
過去の歴史において他の動物を絶滅させたという点では
おそらく全人種中ナンバーワンでは無いだろうか?
そういう過去を抱えているから動物愛護などという部分に
異常に肩入れしているのではないかと考えられる。
ただ、だからといって他国の文化を干渉する点では
考え方は変わっていないようである。
動物愛護の観点で他国の文化を干渉しまくって
結局のところ異文化を絶滅させてしまうことには
ならないのだろうか?
そうなっていくと今度は「文化愛護団体」などという
これまたおせっかいな団体ができて
結局のところもぐら叩きのような状態になりそうな気がする。
絶滅しかけている動物を食すのは確かに不味いかもしれない。
しかし犬は食用に飼育されている犬種なので絶滅はしない。
犬食は立派な文化である。
日本は明治まで牛を食べる文化は無かった。
豚や牛を食べることができない国だってあるくらいだ。
それくらいは認めて差し支えは無いであろう。
鯨や海豚を食べることについて知能を持った生物を
食べるなんてと言って批判する輩もいるが、
それならば牛や豚が知能を持てば食べなくなるのか?
すべての生物が高度な知能を持ち始めたら
動物性たんぱく質はどう摂取すればよいのだ?
犬食批判は随分と身勝手な批判である。
犬を食べたところで批判をされるのならば、
狼とそうたいして変わらなかった生物を品種改良し
原形をとどめないほどにしてしまった欧米の倫理観も
問われなければならないのではないだろうか?
このようにお互いを批判していけば泥仕合になってしまう。
それ故に異文化ということでそれなりの理解をするのが
差し支えないのではないだろうか?
2008年前後、動物愛護団体の動向に注目だ。
2004年01月02日(金)

あけましておめでとうございます

優勝のかかった試合や決勝に弱いセレッソ。
まったくもってオランダ代表みたいなチームだ。
しかしあのバックは下手くそだらけですな。
そりゃほとんどがクビになるわ。クビで正解。
改めて守備の不味さを認識したでしょう。
早く守備の要を補強しなさい!
あんなのではいくら点をとっても無駄ですな。
入れるしりから入れられる自転車操業みたい。
セレッソとヴィッセルの強化部長はもっと勉強しなさい!

などと新年早々愚痴から始まってしまいましたが、
いや、ホンマ、愚痴りたくもなりますわ。
あ、今年の抱負ですか?
やっぱり三割三十本三十盗塁か最多ホールドですな。
ゴメンナサイゴメンナサイ、違いました。
10ゴール20アシストです。
わあぁ、ゴメンナサイゴメンナサイ…
ズバリ全試合出場を目標にしたいと思います!
………いい加減にしなさい…
2004年01月01日(木)

今年の総括

世間では悪いことばかりだったと言うけれど、
個人的には充実した良い一年だったんじゃないかな、と。
いろんな人に出会い、いろんな経験をし、
人間としての経験値が上がったような気がします。
そして何といっても阪神が優勝したしね。
嗚呼、思い出す苦悩の日々…それも全部チャラになりました。
後ろ向きな考えをするから暗い一年になるのだよ。
などと柄にも無い事を言ってみたり。
まぁ、嫌なこともいっぱいあったけど
笑えて一年終われるんならそれはそれで良しでしょ。
阪神が優勝したし。

え〜、じゃあ、総括と言うことでまずは音楽関係の総括。
基本的に今年発売のものを三つずつ選出と言うことで。

2003年の個人的ベストCD(アルバムのみ)

Clingon「9」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「君繋ファイブエム」
hi*limits「SONG OF SONGS」

Clingonとアジカンはアルバム一枚を通してのバランスが
非常に素晴らしい。1曲1曲が優れた作品でありながら、
通して聴くとさらに厚みが増すという見事さ。
hi*limitsは様々な音楽性を改めて感じることができた上
次への期待感が非常に持てるアルバムだったので。

2003年ベストトラック

残像カフェ 「3月のシーン」
Clingon 「犬と兵士」
Polaris 「深呼吸」

残像カフェ「3月のシーン」は卒業に関する楽曲で
個人的心境と物凄くマッチしたので。
Clingon「犬と兵士」は前述にアルバム「9」ではなく
ミニアルバム「Star」に収録されているが、
曲のメッセージ性、鬼気迫る演奏、曲の持つオーラなど
圧倒されてしまうほどの楽曲。
Polaris「深呼吸」は通学時間中ずっと
リピートで聴いていても飽きなかったほど体にはまったので。
わがまま言ってあと二つ選ぶなら
ストレンジヌードカルト「空色のフィナーレ」
hi*limits「クレージーママ」です。

え〜と、ベストライブは…決めにくいのでパス!

では次は映画関係に行きましょう。
今年観た作品の中でのベスト5。
カウントダウン形式でいきましょう。
ちなみに対象は今年の11月までに公開された作品です。

5位 ウォレスとグルミット「おすすめ生活」

これは完全に個人の趣味です。ずっと新作が見たいなぁと
思っていたのでたまらなかったです。ただ、欲を言えば
もっと長いのを見たいです。いつものような毒も無かったので
今製作している新作に期待。

4位 インファナル・アフェア

圧倒的な緊張感を誇る作品。
香港ノワール好きにはたまらない一本。
トニー・レオンの困った顔に
アンソニー・ウォンの渋い演技
麻雀大将アンディ・ラウの心の葛藤と
ツボを押さえているのも素晴らしい。

3位 英雄/HERO

いかにチャン・イーモウファンでチャン・ツィイーファンの
私でも上の2作品が強すぎた。3位止まりです。
作品はとっても素晴らしい。でも上が強すぎた。
キャストも私の好きな俳優ばかり。でも上が良かったのよ。
作品に触れるとアクションはユアン・ウーピンの導演の方が
美しいと思うし、色彩に関しても期待したほどではなかった。
(でも落ち葉が紅く染まっていくところは素晴らしい)
そんな評価なのに3位まで食い込んだのはエンディングに
心を打たれたから。巧い、巧すぎる。
あえて大衆蔑視的な発言をするけれど、
普通の娯楽アクション大作だと思って期待した人が
酷評するのはこのエンディングのメッセージがわからないから。
多分普通の作品のようなエンディングを期待した上に
高度な話だったので理解できずに
「たいしたことない」
などと酷評するのでしょう。しかし、しかし、
ちょっと頭をつかえばわかるものだし、
何よりも心に訴える作品だと思う。
あえて言わせてもらいます。
頭を使わないバカにはわからない映画だと。
それ故にこの映画の良さがわかる人は友と言える人です。
(いかん、ちょっとエンディングに触れてしまった)

2位 戦場のピアニスト

これも素晴らしい。自分の過去から逃げずに
悲劇を淡々と描ききったポランスキーに拍手!
そしてこの映画の素晴らしい点は主人公が飽くまでも
傍観者であった点。ここが既存の戦争映画とは違う。
アメリカ映画ならば主人公が何かしらアクションを起こすが、
この作品ではどんな悲劇が起こっても
物陰に隠れてじっと見ているか逃げるのみ。
しかしその点が主人公を英雄的に描かず、
生き延びることの大変さ、生きることの大切さを
より痛切に感じさせてくれたように思う。
観ている間は絶望の淵に叩き込まれたようになるが、
エンディングに近づくにつれ救われていくのも◎。
反戦映画のように扱われるが、個人的には
生きることの大切さを、生きることの素晴らしさを
説いているように思える。
列車に飛び込む人に見せてあげたい。

1位 指輪物語 二つの塔

マーヴェラス!素晴らしいとしか言い様が無い。
圧倒的なスケール、深みを増した登場人物、
美しい風景に血湧き肉踊る戦闘シーンetc…
あまりに素晴らしすぎて鑑賞中に泣いてしまいました。
そして心の中で「PJは天才か?」と思うほど
見事な作品。まぁ、リブ・タイラーいらねぇ〜、という
唯一の不満点はあるもののそれを補って余りある素晴らしさ。
嗚呼、王の帰還はどうなるんだろう…

ということでベスト5が出揃いましたが、
今年は観たい作品に大作が揃ったので
ミニシアター系が少なかったですね。
去年とはえらい違いです。とはいえ選に漏れたものの
「ラストプレゼント」や「シティ・オブ・ゴッド」なども
良い作品でした。「シティ〜」は観る人選ぶけど。
で、恒例のワースト1ですが、これは同率1位で
「あずみ」と「マトリックス レボリューションズ」です。
茶髪で徳川の手下の忍者では感情移入できません。
あと、レボリューションズは…某アニメのTV版最終回みたい。
いくらなんでもそこまで真似せんでいいっつうの!

来年はどんな音楽、映画に出会えるのでしょうか。
楽しみな一年になりそうです。
それでは良いお年を。
2003年12月31日(水)

歳末感謝祭

ウチの近所に黒とも茶色ともいえぬ体毛をした猫が
うろついていた。もちろん野良だ。
夏の暑い盛りはその体毛が熱を吸うのか
舌を出してグッタリとしていた。
ただ、普通の猫と違って動くことは極力抑えていた。
そのためこのクソ暑い夏場を乗り切った。
しかし寒さが増してくる頃にはたと姿を消してしまった。
猫という生き物は孤高の生き物だ。
死ぬ姿は見られたくないらしく死期を悟ると
飼い猫ですら突然帰ってこなくなるらしい。
猫は飼ってはいないがウチの近所に野良猫が多く
今まで多くの猫を見てきただけに、
今度もそうかと思っていた。
しかしながらこの歳末に人間のように
猫の世界も忙しくらしくウチの近所の猫が
ワラワラと活動を始めた。
とりあえずウチの家の屋根に猫が飛び乗ると
ドーンと大きな音がするのですぐわかる。
今日は朝から色々な猫が師走の挨拶に来たようだ。
そんな中ふとベランダをのぞくと黒っぽいのが寝ていた。
安心しきっているのか熟睡している。
よく観察してみると黒とも茶色ともいえぬ体毛…
秋頃に姿を消したヤツだ。
しかもこころなしかお腹の辺りが大きくなっている。
単なる肥満かと思うとそうでもなく顔などは痩せたままだ。
どうやら新しい命を宿しているようだ。
見かけないと思ったらそういうことだったのか。
しかし不安なのはこれからの季節。
2月もなると寒さがきつくなってくる。
出産の時期によっては子猫の生命にも関わるだけに
出産の時期を選んで無事生んで欲しい物である。

ところでどうでもいいことだが、
「鉄腕バーディー」の最新巻を買ったついでに
かわぐちかいじの「ジパング」を買ってしまった。
いろんな意味でいいのか?
それにしてもタワーレコードによって欲しいCDの
総合計を計算すると20万近くになっていた。
聴きたいのが多いだけに恐ろしい数字ではあるが、
洋邦問わずかなりの数を欲していることに気付き
思わず閉口してしまった。
何しろ今年買ったCDの枚数がわからない程だ。
レンタルに置いて無いようなCDばかりを求めるだけに
何とも恐ろしい数に上ったものだ。
その上ライブも今年だけで20本以上行ってるから
お金が貯まらないわけだ。
やはり自分に必要なのは良いパトロンだな。
ってようするにヒモってことか?
それはそれで自尊心が傷付くからやだなぁ。
やっぱり自分で稼いだお金で工面するのが一番です。
まぁ、そんなこと言ってるから「自転車操業」とか
「貧乏暇なし」なんて単語が貼り付いちゃうんですけどね。
2003年12月30日(火)

今日一日

出かけるか出かけまいか考えていたら
一日が終わってしまった。
ところで年賀状作成ソフトが
半角英字しか受け付けなくなってしまった。
日本語しか使わないんだから困ったものだ。
メモ帳に書いてからコピベするから良いものの、
最近のパソコンの不調はどうにもならんだろうか。
起動に15分かかるわソフトの立ち上げは遅いわ、
変換はしなくなるわで踏んだり蹴ったりですわ。
2003年12月29日(月)

忘年会

よく考えりゃマトモな忘年会って今日だけだ。
いや、まぁ、ね。しかし笑い死ぬかと思った。
息は出来ないし、お腹はよじれるし笑いは止まらないし。
まさか「ガンジー」と言う単語で30分も爆笑するとは
思いもよらなかったなぁ。ガンジーかぁ…
2003年12月28日(日)

Dag Soliloquize / tsuyo