友達が遊びに来た。 高1からの付合いで、振りかえればスデに18年の歳月が経っているんであった。 おそろしや。
短大を卒業してから今までずっとバリバリと仕事をしていた彼女。 このたび13年勤めた会社を辞めることになった。
やた!専業主婦仲間ができた!!と思ったのも束の間、 仕事を辞めたのはダンナさんの転勤のせいだったのだ。 しかも行き先は広島。 ゴーン。
私の「平日専業主婦同盟発足」の夢は3秒で散ったのであった。 トホ。
来客があると浮かれまくって調子に乗って、ワルサンボウになるカブ。 ナゼか本日はとっても良い子だった。 傍らで1人大人しく遊んでいてくれた。 女同士の「しばらくのお別れ」な空気を汲んでくれたのかしら。 ありがとよう。
昼間からワインを開けて乾杯。 簡単なランチを作って、気のおけないお話しが肴。 アっと言う間に1本空いちゃった。
次回は1年後くらいになってしまうのかしら。
淋しいケド、今はメールって言う便利ツールがあるし。 うん。 まー、仕方ない。
「バイバイ」の意味が重すぎて、 殊更にサラリと言ってしまいました。 照れるんだよなぁ。
元気でね。 また会いましょう。
今日は良いお天気だったものの、物スゴイ強風。 この風の中、2歳児の歯科検診に行くべくチャリで出動した2人。 ゴーゴーと吹きすさぶアゲインストに前傾姿勢でチャリ漕ぎまくる。 川の上を通過する時なんて、スンゴイ突風。 カブはチャリの前席で 息も絶え絶え「ヒィーッ!!」とオデコ全開で前傾姿勢を保っている。
あまりのスゴサに最後の方は2人でゲラゲラとキレ笑い。 まったくタイヘンな思いをして会場に到着したのに。
なんか様子がヘン。 すごい静かなのだ。
なに? もしかして、またやっちゃった? 時間間違えた?
恐る恐る受付に行ってみた。 「す、すいませんー。」 「あの、歯科検診は…。どちらの会場でやってるんでしょうか?」
ヘンな間。 …あ。やっぱり。
「今日じゃないですよ。来週です。」
ゴーーーン。
せっかく昨日からマインドコントロールしてたのに。 「明日は歯医者さんの先生に お口の中に虫バイキンがあるかどうか調べてもらうのよ。 カブ、イイ子で大きな口あけられるよねー。」
「うんっ!!」 やる気になっていたカブ。 歯ブラシも自分で用意して、みずから 「センセイのオジサンにバイキン見つけてもらうのよ。」なんて言って ノリノリだったのにー。
それよりもナニよりも、この強風の中チャリ漕いで来た苦労も水の泡ってモンよ。 トホホ。
そのまま帰るのも癪なんで、駅ビルに大好きなパンを買いに行った。 ついでにドーナツも買ってやるっ。 ちくしょうめ。
駅ビルに行く時はたいてい商店街にも寄っていくんで 自転車を商店街の近くに停めて、駅ビルには歩いて行く。 それが今日は駅ビルにしか用が無かったんで、 いつもと違う場所に自転車を停めた。 駅ビルへ入る入り口いつもと違う入り口。
そしたらね、発見したのよ。
駅ビルから続くモノレール乗り場の前がちょっとした広場になっていて そこは地上2階の高さで、 なんとなんと駅の構内+そこから続く線路がよーーく見えるようになっていたの。
電車好きなカブは、駅に行くといつも電車を見たがるのだけど 駅前はゴミゴミしていて落ち付いて電車を見られる場所が無くて いつも踏み切りの前で自転車に乗ったまま何本か電車が通過するのを眺めていた。
踏み切りの前でジィーっと電車を待ってるってのもさ、 こっちのテンションが高い時はお喋りしながら楽しく待っていられるんだけど すごい寒かったり、なんとなく元気が無い時は もっと見たがるカブをなだめつつ、1,2本見たらおしまいーって。
だからこの「ホーム展望広場」は発見した時 「おっ!?オオオッ!?」 「わーーいっ!!」<2人してはしゃぎまくり。
ベンチもあるし、鳩もいるし、キレイなトイレも水道もある。 今度から天気が良い日、駅まで来てドーナツでも食べて帰ろ−って時は テイクアウトしてこの広場を利用しよう。 電車を見ながらおやつ。 うしし。
怪我の功名…とまで言ったら言い過ぎかもしれないんだけど “イヤな流れ修正”の出来事だった事は間違い無し。
また来るぜ。 観音様。<真正面に巨大な彼女が見下ろしているんであった。
| 2002年03月05日(火) |
* ご新規の苦行 * |
日曜日、ヒサビサに髪を切ってきた。 私、美容院って好きじゃなくて、 好きじゃないもんだからついつい3ヶ月とか経っちゃって。 頭の上の方がくろーくなって来て仕方なしなし行くって感じなの。
去年の秋にストレートにする前は ずーっとクルクルパーマのカールヘアだったから、伸びてもあんまり気にならなくて、 3ヶ月どころかもっと平気で行かなかった。
なんであまり好きじゃないかって言うと、まず匂いがイヤ。 あとは自由が効かない状態で何時間も居なくちゃイケナイのがイヤ。 あとは、話したくない時でもイロイロ話しをするのがメンド臭い。
それでも引っ越して来る前は、何年も同じ人に切ってもらっていたから 「イロイロ話しをするのが…。」ってのはそれ程でもなくなっていたんだけどね。 引っ越して来て、前の美容院まで行くのはサスガに遠くて、 また新たに美容院開拓をコッチで始めなくちゃいけなくて。
ますますメンド臭い。
新しく美容院に行くと、アッチも商売なんだから仕方が無いんだろうけど 「お仕事は」とか「髪のお手入れ方法は」とか「今まではどんなスタイルを」とか 「お近くにお住まいですか」とか、 「痛んでる」って何回も言われたり、トリートメントを勧められたり、 とにかくもう、そうゆうのがウンザリする。
大人気無いのね、きっと。わたし。
美容院ってのは、みんなトークを楽しみに行っているんでしょうか。 それも「込み」で美容院ってのは存在してるのでしょうか。 座るなり、そうしなくちゃイケナイみたいにフレンドリーにあれやこれやと話しかけて来るのってナンでなんだ? すごいナゾ。 ホントに楽しい話しなら良いけれどさ。
別に私はトークを楽しみに来たんじゃなくて、髪の毛を切りに来たんであって。 初対面で、しかもあまり無愛想にしたらヘンな髪型にされたりしたらイヤかも。 なんて言うちょっとした上下関係がある間柄の人と 何時間もの間、世間話しをするのは疲れるのよね、とっても。
だから単行本を持って行ったんだけど、 本黙々と読んでるのに「ナンの本を読んでるんですか」とか ホントに興味があって聞いてるならイイんだけど、 そうゆうんでも無さそうだったりすると 「あー、やっぱり美容院ってメンド臭いところだーー。早く帰りたいー。」って 思ってしまうのです。
とは言え、自分では切れないんで。 仕方なく行くワケです。
フー。
今回行ったトコは、店の雰囲気が良さそうかなーと思って行ったんだけどね。 確かに雰囲気はまぁまぁ良かったものの、 カウンセリングって言うんでしょうか。 営業なんでしょうか。 スタイルが決まった後、アシスタントの人がカラーの液を塗ってる間、 ずーっとずーっと、ずーーーっと、私の髪のお手入れ方法を聞いて来て、 確かに私はそうゆうのすごいズボラでスゴイ痛んでるのも知ってるケド、 暗に責められてるような気さえしてくるくらいの勢いで ウンチクカンチク言われてるウチに、ホントにウンザリして来てしまって 最後には寝たふりしてしまいました。
疲れたなー。
できあがったスタイルに不満は無かったんだけど、 ますます美容院が嫌いになりそうなイキオイのトコだったんで、 次回は違うところに行ってみようかなーと思いつつ。 やっぱり「ご新規」だと、同じような事が繰り返されるのかと思うとダークな気分。
電車を2つ乗り継いで、1時間チョットかけて また馴染みの美容院に行ってしまいたくなる衝動にかられた日曜日の午後でした。
土曜日、イチゴ狩りに行って来た。 うっしっし。 イチゴ狩りよ。イチゴ狩り。 わたしねー、イチゴ狩り大好きなの。
初めてイチゴ狩りに行ったのが23歳くらいの時。 初めて摘みたてイチゴを食べた時のあのカンゲキったらさー。
私はそれまでイチゴ狩りを完全にナメていた。 ハウスの中で大勢の人がしゃがみ込み、 チマチマとイチゴを食べるその図はなんだかゼンゼン楽しそうではなく、 「冬だし、寒いし、お外遊びも辛いし、イベントったって大して無いし。 っで、イチゴ狩りやってるから、まー、とりあえず行ってみっか。」的な “盛り下がった絵”を想像してしまっていたのです。
「騙されたと思って行ってみぃ。」と熱烈にオススメする友人の言葉に後押しされて、 暇で天気が良いある休日、テルクン(当時カレシ)と共に伊豆までドライブに出かけた。 もっと近場でイチゴ狩りをしても良かったんだけど、 イチゴ狩りが“ハズレ”だった時の予防線を張ったってワケ。 伊豆なら温泉だってあるし、ドライブだって充分楽しめるし。
なにしろ最初から疑ってかかってる。 だからハウスの中に入った時は「やっぱりナンかシケッテル。」って思ったものよ。 プラスチックのペラペラした容器に入ったチョビットのコンデンスミルクにも哀愁を覚えたし。
ところがどっこい。 その真っ赤なイチゴを一口食べてみたら。 もう、あなた。 美味いのよ。 すっごくウマイのよう。 あのウマサは、そのビンボー臭いシュチュエーションをも吹き飛ばす威力があったね。
確かに温室の中で大勢の人が 「赤くて大きいイチゴはどこだ?どこ、どこだ?」と目を皿のようにして 屈み込みつつニギニギと前進する様は結構マヌケです。 でも、そんなのはどうでもいいの。 ホントに美味しいんだもの。
と言うワケで、それからはもう、 年に1度はとりあえずイチゴ狩っとかないと。のワタシ。 ケケケ。
でも妊娠からカブが1歳だった去年までの3シーズンは見送り。 4年ぶりのイチゴ狩りだったと言うワケなのです。
相変わらず美味かったよ、イチゴ。
カブもカブでイッチョ前に狩ってたし。 狩人。 自分なりに、小さいのとか大きめのとか、ちょっと赤いのとか上の方が白いのとか イロイロ食べた結果「赤いのがウマイ」って納得したらしく チャッカリ赤いイチゴを追求していたもんね。
時間イッパイまで 「コレ、ウンマイッ!!」 「ハズレだったっ。ちくしょう。」 「かーかん!!大きいの発見!!アレ取ってー。」とかとか、 そんな感じで3人とも時間イッパイまで堪能しました。
帰り際、カブが一言 「イチゴ狩り、楽しかったねー。」
そりゃそうでしょう。 キミはいいね。 小さい頃から美味しいもんイッパイ食べられて。
「また来年来ようぜー。」 「オー!」
○無心で狩り続ける母子。イチゴいぇーい。

○っで、またもや帰りは海。テルクンが集めた貝殻。

○カブ、運搬。ウンショ、ウンショ。
わーい。 雨が上がったぞー。 早速公園にでも繰り出そうかと思ったものの、太陽の勢いがイマイチ弱い。 昨日までの雨のせいで砂場とかしけってるし。 むー。 どうしたものか。
考えた挙句、近所にある県営の植物園に行く事にした。 結構大きい植物園で、神奈川県内では割と知られてる場所らしい。 が、近所っていう油断もあって、まだ行った事がなかった。
チャリをビョーンと飛ばして7,8分。 入場料350円を払って早速入場。
ゲートをくぐるとイキナリ満開の菜の花の黄色い帯が目に飛び込んできた。
 スゴイー。 キレイー。 ショッパナから浮かれる私。 噴水とかもあって、カブも「ここは暴れて良い場所?!ウキッ!?」ってなばかり キャーキャー言いながら走り出す。
いやー。なんか侮っていたんだけどさ。 いいかも、ここ。
エリアごとに色んな種類の立ち木の花が植えられていて、 例えば今が盛りの椿だったら、 椿エリアが「椿の小道」みたいになっていて、 スッゴイたくさんの品種が植えられているの。
そんな感じで百日紅や梅、牡丹、花菖蒲…とにかく1年中楽しめるようになっている。
カブは花には見向きもせず、小道の迷路(?)をグルグル散策。 どっちかって言うと、池で泳ぐ鯉とか、芝生で群れる鳩の方が魅惑的だったっぽい。ケケ。

あとはね、温室もあった。 南国系植物マンサイの、よくある温室エリアで、 カブ、バナナを発見。 で、大騒ぎ。 ハウス中に響き渡るような声で 「バナナー。食べたいー。」
やめてくれ。 バナナくらいで、キミ。
平日の昼間とあって年配の人が多かったんだけど、 カブを発見するや否や 「あら、さっきのバナナの坊や。」なんて言われちゃって。 ゲフー。
気を取り直してさらに散策。 ハウスの1コーナーにあったスイレンの部屋がすごく幻想的で すっかり見入ってしまった。
あとは、なんと1本だけナゼか満開の桜があった。 満開の桜の横で枝垂れ梅。 不思議な光景ではあるものの 桜と梅を一緒に堪能できるだなんてスッゴイ得したー。
最後に園内にあるレストハウスでお蕎麦を食べて、2時間の園内散策終了。
すごい近所なのに、なんだか遠足に行ったみたいな 楽しい1日でした。
桜の季節、また行ってみたいな。
○梅は咲いたかー。
 ○桜は…もう咲いた。
| 2002年02月28日(木) |
* 晴れ、希望。 * |
週のアタマからカブがカゼをひいていて、 私もウッスラとうつってしまって、 オマケに今週はずっと天気が悪くて。
そんなこんなでもう木曜日。 パっとしない今週のワタシ。
布団バンバン干したーい。 お外でモリモリ遊びたーい。 ムキー。
今日も小雨だったんでチャリの出動は断念。 でも、昨日も一昨日もオウチにナンキン状態で、 カブもワタシも外の空気を熱望。 狂おしいまでに。 ハウゥゥゥ〜〜。ヒデキーーって感じ。 っで、今日は車で出動してみました。 いつも行く駅前の商店街なんだけどね。
ブラブラと買い物をして、 銀行行って(本日給料日)、 ペットショップで犬と猫と鳥を見て、 その間にカブは4回滑って転んで、 ズボンと上着が激しく汚れた小汚いガキンチョ状態のままミスドでお茶して、 あとは駅に停まってる電車をチョットだけ見て、 で、帰って来ました。
そんな「平凡コース」でも ヒサビサに外に出たもんだからヤツメは上機嫌。
とは言え、車はスゴク便利なんだけどね、ワタシとしては なんかこう「外に出たぞ!!」って感じがイマイチなのですよ。 やっぱり寒くてもチャリだね。
自分のアゴの下にカブの頭があって、アーダコーダとお喋りしたり ヘンな歌唄ったりしながらウロウロする方がズーット楽しいのよ。 最後にウチの前に立ちはだかる鋭い上り坂をヒーコラ言いながら登ってさ、 で、家に辿り着くと「あー、出掛けた、出掛けた。」みたいな 軽めの達成感があるんだよなー。
あー。 明日は晴れるとイイな。
| 2002年02月27日(水) |
* シケッテルゼ * |
前住んでいたトコの知合いから電話がかかって来た。
よく行く公園でチョコチョコ会っているウチに話しをするようになった仲で、 彼女の下の子の年齢がカブと一緒とか、 お互い共通の知合いが居た、とか、そうゆうのがキッカケだったのかな。 今となってはよく覚えてないんだけど。
公園で会った時に何度か、 夏場ウチでやるビニールプールに誘ったり、 ちょうどお昼時に帰るタイミングが一緒になったりするとランチに誘ったりしたものの、 なんとなく「乗り気」じゃない様な印象を受けたんで、 結局「偶然公園で会った時だけのお付き合い」のまま月日が流れてた。
ところが、引っ越しが決まった最後の最後に 私が親しくしていた友達を誘い合わせて“お別れ会”をしてくれたのだ。
最初その話しを聞いた時、正直意外な感じを受けた。 「え?そうなの?もしかして私のコト、気に入ってくれてたの?」 「ぢゃぁ、あの何度かの“空振り”は私の気のせいだったのか?」 って。
どっちにしてもソレはソレでとても嬉しいことなんで、 まー、ソレは、ソレ。
とは言え、どうしたって彼女自身のことを良く知らない。 たまに公園で会って子供追っ掛けながらの当り障りない話しばかり。 苗字だって最後の最後まで知らなかった。 個人的な話しなんて1度もしたコトが無い。
だから、引っ越しを目前に控えて持ち上がった“お別れ会”で 「お別れ会をしたいのだけど、会費制でいいかしら。」と言われた時も 日程の調整の時に、彼女の都合をヤンワリと、でも頑なに押された時も 「できればカブちゃんのオウチで出来ないかしら。」と言われた時も はじめてその時「あー、そうゆう人なのか。」と思ったくらいで。
結局そのお別れ会自体は、 私と親しくしていた友達が仕切ってくれて、 その友達のオウチで楽しく和やかに行われたのだけど。
それにしても彼女の事はイマイチ解らず終いだった。 で、きっと、それっきりになるだろう、と。
それが。 今日、電話が掛かって来た。 今までお別れ会の調整を別にすれば電話で話したことなんて1度も無い。
電話を取ってまず聞こえて来たのは 「ハァー。ハァー。」と言う、あやしげな吐息。 …なんだ?イタヅラ電話か? 電話を切ろうとした瞬間、今度は 「○×△■でしゅ。もしもー。」(大音量かつ、なに言ってんのか不明。) …だ、だれ? 子供の声だと気が付くまで、数秒かかった。 よりによって、この子の声はハスキーで声が低いのだ。 それにシツコイようだけど、今まで1度も電話で話した事が無い。 その声の持ち主がダレであるかなんて解るはずも無い。
困ってしまった。 子供の声と解った以上、切る事もできない。 しかも誰なのか不明。 受話器に耳を集中させると、背後からママらしき人の声が聞こえる。
「ほら、ボク○○だよ。って言ってごらん。」 「カブくん元気?って。」
それで、解った。 例の彼女だったワケだ。
それから延々5分くらい子供に喋らせた後 「ごめんなさい。こんにちわー。」と。
やっぱり、ゼンゼン解らない人だ。
電話も用事があったワケでは無く、 「どうしてるかなーと思って」的電話。
いやね。 去って行った知人にワザワザ電話を掛けて来てくれたんだもの。 ありがたい事なのかもしれない。
そうなのかもしれないけど、 ヤッパリ、ぜんぜん、よくワカンナイ。
電話が掛かって来た「間」がヒジョーに悪かったからなのかもしれないし、 そんな「間」なのに、延々と子供に喋らせていたからなのかもしれないし、 そんな希薄な間柄で電話を掛けて来たのにも係わらず ゼンゼン話題をふってくれなくて、電話の間が苦痛だったからなのかもしれないし、 そもそもアッチを去る最後の最後に 「なんかヘンな人」って思ってしまったからなのかもしれないけど、
どっちにしても、なんだかスゴク話しを続行するのがイヤになってしまって 「あー。カブがヨーグルトこぼしちゃった!!」なんて芝居打ってまで電話を切ってしまいました。 「私ってヤッパリ大人気無いなー」と思いつつ。 ケケケ。
でも、いいの。 こうゆう「ヘンな人レーダー」はちゃんと作動しておかなかいとさ。 ノチノチ痛い目に遭うんだもん。
今日は曇りで寒くて、カブと2人してカゼひいてて、頭痛がして、 1歩も外に出なかった1日。 あった事件は、そんなつまらない出来事だけでした。 シケッテルぜ。
例えば、探し物があって 「あ、確かアレは、あの上着のポケットに。」 と、ハンガーに掛かっているジャケットのポケットを探り始める。 ジャケットのポケットは左右に2つ。
こうゆう時。 大抵、負ける。 1/2の賭けに。
「こっちかな。」っと思って先に手を入れたポケットには目的の物は無く 残った方のポケットに入っているの。
1/2ならまだしも、 例えば、上書き専用のビデオテープが4本あったとする。 そのウチのどこかに見損なったドラマが録画してある。確実に。 でも、どのテープなのかワカンナイ。
で、探し始めるでしょ。 大抵ね。 最後に調べたテープで発見したりするのよ。 しかも、4本目のテープの頭から探して行って、最後の最後に入っていたりするの。
これは被害妄想的に、ではなく、ホントにそうなの。
もっと若かりし頃は、そうやって賭けに負けるたんび、 「あーっ。ツイてないっ。」ってね、プチ苛立っていたりしたのだけど。 もう今となっては「私の宿命」として諦めているの。
その作業がビデオ検索のように面倒な事なら面倒な事ほど、 探し始める前に軽い期待感まで覚えちゃって。
「コッチから探し始めたってコトは、目的のアイツメは この、1番最後のココにあるのかも。」って。
で、案の定まんまと1番最後に見つかった時、 ちょっと悔しいんだけど、なんか安心してる自分がいるのよ。
「フ、フ、フ。やっぱり1番最後だったか。コイツめ。」って。
間違っても、 「コッチから探し始めたってコトは、1番最後のココに・・・。」 って思った“ソコ”に変更して探し始めたりしちゃイケナイ。
ホントに“ソコ”から1番最初に出てきたら嬉しいんだろうけど 得てしてそんな上手くは行かなくてさ、 もしも、ソコから1番遠いトコから… つまり、最初に探そうとしていたトコロから出て来た日にゃー。 もう、すっごいブルーよ。
だから、最初に「ここから」って思ったら、もう迷わずやるの。 で、結果は潔く受け止めるのです。
相変わらず負け続けていたとしても。 それでもいいの。
それにね、 最初から「負け」って思って始めると、勝った時、すっごい嬉しいのよ。
ネガティブ?! チッ、チッ、チッ。 違うんだよなー。
誰がなんと言おうと 自分のそんなトコ、ちょっと気に入ってるんだ。
週末、ヒジヌケ事件も一段楽した後、ドライブに繰り出すことになった。 出発した時はノリノリで 「たまには街へ繰り出そう!!」 「お台場行くかー。ヴィーナスフォートだー!!」 なんて言ってたのに、 首都高乗ってるウチにだんだん意気込みが鎮火。
どーする、どーするー。 なんか店って感じじゃなくなって来ちゃったねー。
で、結局。 東京駅に新幹線を見に行くことにした。
熟睡するカブを尻目に 「あー、なんだったこう子供の喜ぶ顔見たくなっちゃうんだろうね。 親になるとイロんな事、変わるよね。」 テルクン(夫)と2人、そんな事言いながら。
入場券を買って駅に侵入。 あー。 ここに居る人たちはみんな旅人なのねー。 私も旅人になりたいわー。 なんて遠い目をしていたのも束の間。
ホームに上がるや否や、カブ大興奮。
続々と入って来る新幹線。 しかも本物。 ビカビカの大迫力。
「マックスー!!」 「300系ー!!」 「700系ー!!」 「なになに、あれなに?つばさ?ンッ!?つばさだっ!」
そして不覚にも、わたくしまで大興奮。 本物ー。 カッコイー。
…ちょっと待って。 やっぱり私、オタク化してないか? ヤバイでしょう。 どうしてこんなに詳しくなってるのーーっ!? ナゼにこんなに嬉しいのーーーっ!? ヤバイー!!
ブルーの車体をビカビカ言わせて500系のぞみが入って来た時には カブと2人でビっと指差して 「すごいー!!かっこいー!!」 2人して運転手サンに手とか振っちゃってさー。
おそろしい事です。
でもホント。 思いがけず楽しかったのよ。 でね。 この週末で自分が「電車ちゃん」になってるって事を認めました。 そう。 私も電車ちゃんなのです。 あー、こんな自分、3年前に想像だにしてなかったわ。
ほんと、子供を持つと色んな事が変わるもんです。
○500系よー。最速なのよー!!

○親子3人、結局みんな楽しんじゃったのよー。
土曜日の朝、親子3人ユルユルと起床。 布団の中でモソモソゴロゴロ惰眠を貪り、次第に覚醒。 1番最初に元気づくのはもちろんカブ。 なにしろトートウ(とーちゃん)が居る日だ。 テンションが高い。 で、次にテルクン(夫)。 テルクンもテルクンで、約1週間ぶりのカブとのスキンシップだ。 だからヤツラ2人はだいたい朝からテンションが高い。
最後まで粘るのは私。 だいたいにして朝が弱い。 ヒジョーに弱い。 布団の中で父子が戯れる図をボンヤリ眺める。
そして事件はこのホンワカ幸せな寝室で起こった。
テルクンがカブを肩車をしようとして、カブの手を取り グイーーンと自分の頭上へ引っ張ったその時。 「ア゛ウ゛−−−ッ!!いだいーー!!手っていだいーー!!」 カブ、号泣。 すこぶる泣く。
「どこ?どこ痛いの?」 「ここーっ!!手って痛いーー。」 「ほら、痛いの痛いのトートウの方へ飛んでけー!!」
いつもなら、オオゲサに「痛みを飛ばされて痛がるトートウ」の図を見ると 笑い転げて痛いのなんてスグに忘れるカブ。
ところがまだ泣いてる。 しかもすごく泣いてる。 「まだ痛いーっ。手ってぇーーーー。ウゴーー。」
手? 痛がる方の手の平を握ってみる。 大丈夫っぽい。 ナンともない。 腕? ちょっと持ち上げてみる。 「ウギャー。い、いだいーーーっ!!まだ痛いーーー。ウギャー。」
これは…。 なんかヤバイんでないかい。
肩抜けたか? 筋違えたか?
とにかく痛がり過ぎでしょう。 病院だ、病院。 が、引っ越して来たばかりで、イマイチどこに何があるのかよくワカンナイ。 確か、あの辺りに…。 あー、まったく。 小児科はチェックしていたんだけどな。 整形外科なんて。 いや、そんな事言ったって始まんないし。 とにかく「その辺りに」行ってみよう。
テルクンはもう空気が萎んだみたいに元気が無くなってる。 心配な顔つき。 カブはカブで「病院に行って治してもらおう。」と言ってからは、 自分なりに「痛く無いポジション」を習得したらしく、 ケナゲに痛めた左手をお腹の上に固定してジーっと大人しくしている。 ムー。 こうゆう時、子供って意外と我慢強さを発揮するんだよね。 動物っぽい。
かくして「その辺り」に整形外科はまんまとあった。 土曜日だけど、やってた。 ラッキー。
混んでいる待合室の中でもカブは終始大人しい。 私の膝にチョコンと座って、相変わらず「痛くないポジション」を保っている。 トートウに絵本を読んでもらってオリコウサンに順番を待つ。
いよいよ順番がやって来た。 親子3人でゾロゾロ診察室へ。
状況を説明すると、医者はもう、話しだけで即刻読めたらしい。 ズバリ。 「これは恐らくヒジですね。」 「子供の手を急に引っ張るとヒジが抜けるんですよ。」
フムー。 よく肩が抜けるって話し、聞くでしょう。 アレはあながち迷信ではなかったんだね。 でもそれは、肩じゃなくてヒジだったんだよ。 ヒジ。
「抜ける」って言っても、 当たり前だけどヒジがスポって抜けるんじゃなくてね、 骨の動きを補助してる靭帯が骨から外れてしまうんだって。
リアルな「腕の筋肉と骨と筋の模型」を使って「ここの靭帯が…。」と説明されたんだけど、 確かにその靭帯が抜けた状態でゴキゴキ骨動かした痛いだろうに。 と思ったら、ビテイコツからフニャフニャと力が抜けて行ったよ。
かくして医者は、カブの左腕を取り 「チョット曲げるよ。」 クニャ。クリッ。 「はい、はまった。」
おしまい。
魔法の様よ。
カブもその瞬間 「おや?」って顔つきになってさ。 医者の「はい、バンザイしてー。」の言葉に素直にバンザイ。 ぜんぜん平気。
すごいー。 センセイ、ブラボー。
もう、やっちゃダメね、腕持ってブラブラは。 禁止です。
それにしても、たったコレだけで3700円ってのはどうなのよう。 高いー。 治療してもらってそんなケチくさい事言っちゃイケナイのかもしれないけど クニャ、クリ。 5秒で3700円。 ボロイなー。
まー、治ったんだから良かったんだけどさ。
テルクンは治療後「たっけぇなー。」とか言いながらも 心底ホっとした表情で「大事じゃなくて良かったよう。」と胸をなでおろしていたのでした。
ほんと、良かった、良かった。
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