『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2004年05月29日(土) 麻瑚作品掲載「本」、発売&デビュー続きだっ



  
(画像は、麻瑚作品掲載本の表紙です)

 
いやぁ〜。
楽しいこと・シンドイこと、いろいろあった1週間がやっと終わりました。
でもまだ……再来週の週末まではバタバタなのねん。
 
もっと早くに告知したかったのに、結局発売日になっちゃった……

えっと〜、麻瑚作品が掲載されたアンソロジー(短編集)
 

扶桑社 リアルロマンス文庫 『ルビー』

 
が発売になりました。

短いタイトルなんで、覚えやすいでしょ?(笑)
 
タイトルの 『ルビー』 は、
宝石のルビーの事ですが、
もちろん、 勃起したクリトリスの比喩 でございます。
書店で本を見かけたら、それを思い出して「ニヤリ」として頂けたら、ちょっと嬉しかったりして(笑)
 
 
実は今回、私の作品タイトルが表題になっております。
こーんな快挙、人生でもう二度とないと思いますので、
ぜひぜひ、書店で見かけたら、お手にとって、
そして、そのままレジへ。
お会計は、引き出しの奧に眠ってた500円図書券にちょっとだけ現金を
足して頂くだけでOKです!(笑)
(600円+税=630円)
お買い求め頂けたら幸いですが、書店で手にとっていただけるだけでも
うれしゅうございます。宜しくお願い致します。
 
 
さて、作品は。
 
卒業した「ピンキッシュ・カフェ」時代の麻瑚や
休止しちゃった「光文社 Vコレクション」時代の麻瑚を
ご存知の方は「お笑い」を予想されるかと思いますが……
 
この日記や、
メルマガ〔くりくり∞チェリー〕〔ズルチン・メッツェン 〜Dulzin Maedchen〜〕
をご購読頂いている方、
そして、前回のリアルロマンス大賞優秀作のアンソロジー『愛のかたち』
をお読み下さった皆様は
「主従モノ」を予想されるかと思いますが……
 
残念ながら、今回はレズビアンで、前回のリアルロマンス掲載「I love you,baby.」よりも
シリアスな語り口調 です。
 
レズというテーマを与えられたのも、実は2度目なのです。
一度目はゴーストでやってます。
そこでふられたお仕事が、ファンタジーっぽいのと、レズビアンだったのだ。
これ……もう無くなった文庫なんだけど、ゴーストのお仕事だから
ぶっちゃけられない〜。
あーあ、すごーく苦労したお仕事だったんだけどな(苦笑)

でも今思えば、このお仕事で、
私が自ら「こうしたほうがいいかも……」と思い、習得したことは、
今回の作品でかなり役に立ってたりして。
 
 
今回、麻瑚作品には珍しく
「チンコ、おチンチン」「マンコ、おまんこ」といった名称は出てきません。
中盤以降、「ペニス」という言葉は出てきますが、卑猥な意味ではつかわれません〜。
ということで、言葉的には「安心して読んで頂ける」と思います(笑)
 
 
と、自分の宣伝をしたところで……
 
 
この作品集、実はすごいんですよ!!!!
第一回・第二回リアルロマンス大賞で優秀な成績を収めた方々の新作のみ
納められております。
ビギナーズラック(笑)の私をのぞき、他皆様優秀な方々でございます〜。
 
それに、今回4作品の内容や作風が重なることなく、バラエティに富んでいるので
飽きることなくお読み頂けると思います。
   ↑
これ「何いってるの?」と思われるでしょうが、結構重要だと思います。
 
 
     *〜* 掲載作品 *〜*

『ルビー』   谷藤 麻瑚
『ノスタルジア』   藍田 たまき
『幻想ポロネーズ』  水島 美也子
『ペタルシャワー』  海東 凛

   (敬称略 作品掲載順)
 
扶桑社の最新刊紹介 『ルビー』は、 こちら / アマゾン(書籍通販)は、こちら です。
 
 
 
 
追伸  〜 麻瑚の周りでは、オメデトウ☆続き 〜
 
 
麻瑚の、ネットでのカキカキ友達が入選致しました、
第三回リアルロマンス大賞 受賞作アンソロジー  『ジュエリー・アキ』

も、同時発売しております。是非とも宜しくお願い致します。
(どの作者が麻瑚チンとお友達かは、ナイショ♪)
 
 
PCafe時代からの、エロ書きお友達 名児憂露 クンが、WEB NON にてデビュー!!
 
Webオリジナル・ラヴ・セレクション
 【鏡の中のランジェリー】 は、こちら から。
 
WEB NONは有料(300円)です。
いろんな有名作家さんの作品もダウンロードできるのですが、
「購入はちょっと……」というかたも、ぜひぜひ「紹介のページ」だけはお訪ね頂ければ幸いです。
宜しくお願いいたしまーす。
 
 
 
『ルビー』発売記念、ちょっとぶっちゃけ「ルビーカキカキ裏話」は、次回以降に……こっそり掲載予定(笑)
 
 
          《 2004.05.29 15:45 記》





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2004年05月21日(金) 二人で作るSMと、最近の関係


 
 
 
ぶっちゃけて言えば、私のご主人様は奴隷を飼うということやSMのプレイに
とっても慣れている方じゃない。
だから私が受けている調教だとかプレイは、他のSMの方のようにきっちりとした
プレイであったり、厳しい調教である、と言うわけではないのだ。
 
ということが、最近、いろいろな方のSMに関する記述を読むたびに分かってきた。
そんな私が「SMもやってます」というのはおこがましいんじゃないか、と思うことも。
 
でもまぁ、これでいいんじゃないかな、と私は思ってたりもする。
私はハードな調教にゃ〜やっぱりついて行けないもんね。痛いだけもだめだし。
 
最近は特に関係がかわってきて、
なんとなく「二人で作り上げる」という部分が多いような気がする。
写真撮影も、最初はご主人様が「個人的趣味」で撮っていて、
そのうち「麻瑚が嫌がるのが面白いから」と撮っている感じになり、
今は調教後お茶なんか飲んでるときに、私が変な発言や生意気な態度を取ると
お仕置きのために出して、液晶モニタ画面を見せつける……
というお遊びに使われることも多い。
そして、良く取れている画像に関しては、互いに会話をしたりする。
 
「ほら、これいいだろ」
「あ、ほんとだ〜」
「な、いいだろ?」
「うん。やっぱりアレですよね、これは私が上手いからですよね?」
「いや、これは顔の背け方がいいんだよ」
「だからそれは私が〜」(以下続く)

写真はこの前撮影した、
女子高生コスプレの服の上からスピンドルで緊縛した全身写真である(苦笑)
 
昨年の今頃は、そんなことはなかった。
ご主人様に写真見せられて「きゃあ〜」とか、写りよい写真について私が
「これ、好きです。」というと「うん、私も気に入ってる」とか。
「いいだろ?」「うん、いい!」「やっぱいいよな〜」「ほんとっ!」
なんて会話は考えられなかった。
 
行為に関しても、ご主人様がまだ習得していないことを私が望むと、
ちゃんと事前にやり方を調べてきてくれたりして、次の逢瀬で施してくれたり、なんてことも。
以前は「それはやったことないので出来ない」なんて言わなかったもんね。
今は結構平気。
で、次の時に習得してできるようになってると、
私は驚きと感動の口調で、ご主人様を「すごいじゃないですか!」と褒めちゃったり(笑)
 
あり得ないっていわれるね、やっぱりこういうことは。
でも、なんというのだろう、二人のSMを二人で作っていってるという感じがして、
私は楽しいのだけれど。
 
行為に関しては、自分でされたいことを事前に言うことはあるけれど、
実際にプレイ段階になってしまえば、全てご主人様にゆだねることにしてる。
「○○してもいいですか?」とは尋ねるけど、私からリードすることは一切しない。
というか、ご主人様との関係で、私がリードなんてことはあり得ない。したくもない。
それは最初から変わっていない。
  
 
リード……リードといえば……
前回の逢瀬で、新しいプレゼントをされた。
 
首輪を装着してもらうときに、
「あれ? いつもと位置が違う」と思っていると
(顔の方でベルトを止めず、背中側で止めてくれた)
何かをだしてきて、私の顎の下辺りにある銀の輪へはめた。
シルバーの鎖のリードだった。
装着すると、ご主人様はニコニコと見ていた。多分、私の反応を楽しみにしてたんだと思う。
 
嬉しかった。
リードって、「繋いだり、引くもの」という認識が自分の中であるから。
 
さて、ご主人様が期待する中。
私は鎖を右手でもつと、左手を腰にあて、ちょっと斜に構えて
余った鎖の部分をブンブン振り回した。女子高生スタイルで(笑)
んで、ご主人様のコメントを待つ。
笑いながらご主人様が「昔を思い出したか?」と。
 
はいご主人様、Goodです。私が望んでいた回答です。
座布団3枚差し上げましょう(笑)
ムチのように鎖で何かを叩いたり、ブンブン振り回したりして
喜んで遊んでたら、
「麻瑚! 『リードを買ってきて頂き、ありがとうございました』は?」
と、怒られる。
そーだ私、お礼を言ってなかったっけ。
傍にかけよって床に正座し、笑顔で
「麻瑚にリードをプレゼントして頂き、ありがとうございました」
と頭を下げつつ言うと、ふっと鼻で笑ってから呆れたように
「じゃあ……舐めろ」と、最初の命令が(笑)
 
その後、プレイの最中に「暑いから冷房入れよう」ということになった。
ご主人様はベッドにあるコントロールパネルのほうに向かったけれど、
そこには無いはずだと私は部屋の中をきょろきょろ。
ご主人様と対極の位置にある壁に、空調調節パネルを発見。
 
私はそこまでいくと、まだベッドのコントロールパネルを見てるご主人様を呼ぶ。
 
「ワン! ワン!」
 
ソレまでふつーに会話していたのだから、
ここでいきなり犬のふりなんてするたぁ思ってなかってあろうご主人様が振り返る。
私がアゴで空調パネルをさしながら「くぅ〜ん、くぅ〜ん」と教えると、
ご主人様は自分の立ち位置で苦笑し、
そのままこっちに来て何事もなかったかのように冷房を入れた。
 
最近、私のすることに対し、無視するという対処方法を覚えてしまった
ご主人様だ、ちぇっ(笑)
 
 
そういう「私のリアクションや行動をわざと無視する」ということ、よくあるのだ。
無視されるから、私は余計意固地にやってやったりする(笑)
で、その行為中にドジをすると、大爆笑して私の行動と今の心理をまくし立てるように言うのだ。
それに対し、私が真っ赤になって恥ずかしがったりするのを喜んでる。
 
車の中での会話で
「もう私、○○はしないもん、そういう言い方しないもん、絶対しない!」
とか言っていると、ご主人様がクスクスと笑いながら
「そういうところが、かわいいよなぁ〜」
と。かわいい? はい? 一瞬私は耳を疑った。
「子供が人の気を引きたいがために、わざと悪戯したり、
 できないことを意地になって言うのと一緒だ」
とな。
はぁ〜、可愛いと言われたのは嬉しかったけど、結局子供並みってことか(笑)
 
 
でも最近、どーも、ご主人様と私は「普通のカップル化」しているような気がする……
いけない、こんなことじゃ。
いやもう1年もこの関係を営んでいるから、
共通の話題や趣味も増え、気楽な関係になっているといえば、それまでなのだけれど。
 
うーん、まとまりないけど、今日の日記は以上。
今回の調教内容については、また後日。
 
 
追伸:
プレイ最中、突っ伏している時にリードをグイッと引っ張られ、
とっても興奮しましたです、はい。
……髪の毛引っ張りに次ぐ、私のツボな行為となりました。
ああやっぱり、ご主人様にかわいがられるのも、ぞんざいに扱われるのも好き(笑)
 
          《 2004.05.22 23:18 記》






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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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