ひみつ日記
脳内漂流日誌もっと前もっと後


2018年09月16日(日) 週末のキャッチボール

なんかたくさんホイミいただいてるんですけど、もしかして何かご心配とかかけちゃってますか…だいじょうぶ元気!おちこむこともあるけど(だいたいどうでもいいようなことで)わたしはげんきです。

ラブ&ホイミありがとうございます…安コバカの本気をいつもうけとめてくださってこちらこそもうどう感謝を言葉にすればいいかわかりません…おおよそ極めてマニアックな立ち位置で作品をつくることが多かったので、何か描くときはたいがい「この世にもしかしたらいるかもしれないもうひとりの自分」を読み手として想定するのですが、具体的に誰か、しかも自分が好きな誰かをピンポイント読み手として思いながら作品がかけて、そのうえ喜んでいただけるという幸福をしみじみと今かみしめております…。たくさんのひとに好きと言ってもらえるのはそれはそれでありがたいことですが、やはり好きなひとに好きと言ってもらえることがこの世で一番最強だと思っています。
わがままがかなうならば、どうか最後まで見守っていただけたらほんとうに最強に幸せです…。

それと、pixivのブクマコメントからコメントくださったかたもどうもありがとうございます。
こちらこそ、あたたかいお言葉に勇気いただきました。安コにこだわりぬくかたくなさはもう性格というか無理矢理かっこよく言えば美学というかほぼほぼ酔狂というか、まあ本人にもどうにもならない部分であるのですが、その姿勢を正しく保ち続けられるのは、今回いただいたような共感のあたたかいお言葉によるところが大きいと思っています。本当にありがとうございます。
お返事をどこでしたらいいか迷ったんですが、日記を見ていただけているとのことでしたので、ひとまずこちらでさせていただきました。

以前からずっと思うことですが、作品をつくるなんてことは別にそんなすごいことじゃないと思うんですよ…プロのかたみたいにエンターテイメントを目的として描いてるかたは別として、少なくともわたしに関しては…だってこれ結局自分のために描かなきゃいられないから描いたってだけのもので、まあせっかく完成したからあわよくば誰かに楽しんでもらえれば…みたいなやらしい魂胆から公開してる、ようするに誰かに影響するのはあくまで結果なまあ言ったら非常にお気楽なものじゃないですか…。
でも、感想とかコメントとかそういうのって違いますよね。もう最初から誰かにむけて考えてつくられたそのための言葉ですよね。それが直接誰かに影響とか勇気とか喜びとかを与える、目に見えるかたちでもそうでなくても、確実になにかを動かしている。それってほんとうにすごいものだよなっていつも思うんです…わたしは作品そのものよりそういう言葉とそれを発するひとのほうが100倍価値とパワーがあると思っている…。

才能のある書き手さんや作家さんばかり取り上げられるのがこの世の常ではありますが、才能のある読み手さんというのもまた明確に存在しているとわたしは思います。


追記:補足編の進捗状況のご報告です。現在絵入れが4分の1から3分の1程度のとこをのたのた進行中です。おせえ。
紅子さま描くのちょう楽しいんですが、口調の加減が難しくて苦戦してます。
あと快新これすごい。王道のわけがよくわかる。降新がだめなせいで工藤そのものが嫌いなのかもしれないと思ってたけどそうじゃなかった。理想とする工藤新一がここにいた。イエス、暴君受。
今月中、あわよくば次の週末あたりになんとか…なっていると…いいかな…(蚊の鳴くような声)


2018年09月09日(日) 終わらせなければ終われない

時間がたつのがとんでもなく速い気がするんですけどわたしの周辺だけ3倍速くらいで時計が進んでるってことないかな!ねえな!
なにはさておき回復呪文からいただいたコメントのお返事させていただきます…遅くなってたいへんもうしわけありません…。

甘露煮さま>もったいない精神で蔵出しした降谷さんの台詞にそんなに深く考察をいただけて、本当にありがたいかぎりです。甘露煮さまのおかげで、あの台詞も立派に成仏できるし、降谷さんもむくわれるし、わたしも救われます…。
補足編もなんとか心折れそうになりながらも(とにかく絵入れが苦痛で)ぼちぼち進めています…本編自体もそうとう読む人を選ぶつくりなのですが、こちらはさらにわたしの欲望と願望のレブリミットを外した仕様になってるので、まずひとさまに楽しんでいただけるかどうかがちょっと自信がないです…。でもまあ描きたいから描くというか自分のなかで描いておかねばならぬものであるのでもし誰にも受け入れられなくても描くしかないんですが、そんなのでも万一楽しんでいただけるなら本当に重畳と思います…。
時間は少しいただくと思いますが、そのうちひっそりサイトにアップされると思いますので、お待ちいただければ幸いです。
いつも心強いお言葉ありがとうございます!

安コ過激派日記に共感してくださったかた>ありがとうございます!そう、コナンくんはあくまでコナンくん…コナンくんはコナンくん以外のなにものでもなくまたあの形状をもって完全とするものであります(ビッ)(敬礼)
補足編へのエールもありがとうございます!一度描きたかった快新ぽいやりとりと個人的に好きな紅子さまとさらりと赤灰もつっこんで完全にわたしのためだけの仕様にして楽しんでます。安コは、なんかもめてますが、まあ最終的にはなんとかなります。安コなので。
作品として完成した際には読んでやっていただけると嬉しいです!


ほか、お返事不要でコメントくださったかた、およびラブ&ホイミ、ほんとうにありがとうございます…お気持ちがいつも次へ進む一歩を踏み出す力になっています…。

それと、pixivの方にあげた「くたばれハッピー・エンド」後編なんですが、今回非常に興味深くブクマしてくださったかたがたのお名前を拝見させていただいてます…。いや、正直、前編はまあメンヘラぽい降谷さんがお好きな方とか、ちょっと切ない感じの雰囲気がお好きな方とかがうっかりブクマされることもあるかとは思うんですが、後編これ自分で言うのもなんですけども、たいへんに人気のある降新路線完全にぶっ潰して理屈理論はすっ飛ばしてパラレルでもないのに強引にコナンくんを同一時間軸に登場させてこれが!俺の!ハッピーエンドだ!っていうもう誤解とか勘違いとかが入り込む余地がないくらいに徹底的に安コバカによる安コだったんで、失礼な話、これブクマしてくださるかたってこの作品とわたしの作風に関して誤解とか勘違いとかされてない本当の安コバカ(俺とお前は同期の桜的な)なんだろうなって…すいません…。あるいは、それはそれとして楽しめるキャパシティの広いかたですね…わたしにはたぶんできない生きざまなので残念ながら共感はできないんですが、常に心よりの畏敬の念を抱いております…。
あ、前編でうっかりブクマしちゃってしくじった…って思ってらっしゃるかたは遠慮なくブクマはずしてくださいね…人生そういうこともある…。


2018年09月02日(日) 安コ過激派の基本スタンス

※本日の日記は降新がお好きなかたには地雷でしかないのでくれぐれもご注意ください


ブラッドベリの短編に「趣味の問題」っていう作品があるんです。
主人公はいわゆる宇宙人で、ある日その宇宙人の暮らす星に人間がやってくるんです。主人公の宇宙人たちは穏やかで知能も高くてちょう平和的な種族なんです。突然やって来た人間も快く受け入れて友好的に接してくれるんです。
でも見た目が蜘蛛なの。しかもすごいでかい蜘蛛なの。
人間も争いたいわけじゃないからなんとか友好的な関係をと努力するんです。でも、蜘蛛。生理的にもう無理!すごいいいやつなのわかってるんだけど無理!無理なもんは無理!っていう話なんですけど、本能が理屈をこえるっていうのがすごい説得力だなって印象に残った一編です。

と、いうのがなんか安コからの降新という事象を思うたび頭に思い浮かぶんですよね…無理なもんは無理。

べつに工藤新一はみため蜘蛛でも鑑賞に耐えがたいほどぶっさいくっていうわけでもない(むしろイケメン枠)ですけど、ただそれはあくまで周囲の意見であって、降谷さんの主観でもってみてアウトであればそれはそれでもう仕方ない気がします…。
よく人間中身が大事とか姿が変わっても君が君ならとかいいますけど、もちろんそれがそうならすごく素敵なことだし、またひとつの真理なんだろうとは思うんですが、あまりにその考え方が当然のものとして氾濫してるような気がして、むしろそうでなければ愛じゃないということになってしまうなら、愛ってなんて息苦しいのかと思います…。

わたしはだから降谷さんが「いや無理…」って言っちゃっていいと思うんですよね…無理…なんかでっかいし…って。いいと思う。当然だと思う。だって昨日まで腰までもないちっちゃな愛らしい子供(cv高山みなみ)だったのが、今日になったらそこそこ上背のあるイケメン男子高校生(cv山口勝平)になってるんだぜ…そんなのまったく同じように接しろっていうほうが無理だろ…どうすんの…「やあコナンくん!いや新一くんかな?大きくなったね!」ってか…?無理があるだろ…。
フィジカルな部分がメンタルに及ぼす作用っていうのは明確にあって、油断のできない恐ろしい子供でも、見た目が子供であることでどこかで降谷さんの警戒をやわらげてるというか、無意識に「保護すべきもの」としてひとつ壁の内側に自然に入ってるというか、とにかくそういうことはあると思うんです…でも17歳は未成年とはいえもう見た目立派なヤローですからね…抱っこして守るとかもうそういう対象じゃないですからね…でも降谷さんは抱っこして守ったりしたいの。あのひと守りたがりだから(と、勝手に思っている)
これね、コナンくんがコナンくんのまま10年かけて成長した状態であれば(そしてその過程において降谷さんがそばで一緒にすごしていれば)またぜんぜん違うと思うんですよ…元来警戒心の強い降谷さんが誰かと深い心の繋がりを築くにはやはりなんでもない日常を共有する長い時間が必要で、いきなりそれすっとばして17歳になったところで、いくら中身がコナンくんでもいや無理…ってなるんじゃないのって…。だから単純に17歳だから無理っていうわけでもないんですよね…重ねる時間の問題なだけで…ただ安コには原作の流れ的にその重ねる時間の余裕がまったくない現状…。
まあそうゆうわけだから別に降谷さんがペドっていうわけでもないんです…いやべつにショタコン確定でもぜんぜんわたしは構いませんけど…なんなら、いやほかの子には興味なくて僕が好きになったのはコナンくんだけでコナンくんがコナンくんだから云々ってそれっぽいこと言っておいたらいいんじゃないかな!

なので、わたしは逆にすごく見たいですよ…愛がすべて、愛があれば見た目なんての息苦しい世界で「いや、無理」って言い切る降谷さんを…。
そんで、周囲から信じられない!このショタコン!ひとでなし!って罵倒される降谷さんという構図を見てみたい。これ重要なのは周囲がどう罵ろうが最後まで無理なもんは無理であるというところです。ほだされて妥協とか妙な努力とか半端な歩みよりとかしてはいけない。してもいいけど結局無理でなければならない。暴力的な愛の理論に巻き込まれてはならない。真実はひとつじゃない。


寝不足の謎テンションで書いたらとんでもない長さになってしまった…。
回復呪文からのメッセージにはまた日をあらためてお返事させていただきます!ありがとうございます…!


2018年08月28日(火) あの子のいない世界など

ハッピーエンドだ、おめでとう。地位も名声も愛する女も華やかな未来も、今や君の望むままに君のものだ、王子様。いいだろう、この世界のなにもかも、すべてまるごとくれてやる。けれど君がいらないと切って捨てた、あの子だけは俺が貰っていく。


と、こういうのをほんとは入れたかったんだけど、入れる隙がなかったんでここで供養しておく。

まだ詰めの甘いとこがあるんで多少ページ数は前後すると思いますが、約60ページで大枠が固まりました…。もう長すぎて自分じゃさっぱり面白いんだか面白くないんだかそもそも話が通じるのかまったく判断がつかないんですが、既に乗り掛かった船、毒食らわば皿までですのでこのまま押し通していこうと思います…。ばりんばりん。
あとはひたすら心を殺してこれに絵を入れていくだけです。精神的フルマラソン。

pixivの方には本編の後編を近々アップさせてもらいます…。
ここで言っても意味ないかもですが、閲覧およびブクマ、いいね、タグ付けしてくださるかた、みなさんありがとうございます…元気いただいてます…!


2018年08月27日(月) 補足とは略

補足編、ようやくまとめの入り口あたりに到達しました。現在50ページを越えました。ウケる。(とでも思わないとやってられない)
紙がなくなったのでひとまず本日の作業は強制終了です。

以下、ささくれた心に染み渡る回復呪文へのお返事です。

甘露煮さま。
拙作へのたくさんのあたたかいお言葉、どうもありがとうございます…!
力強く熱いご感想に勇気づけられます。こんなに真剣に受け止めていただけて、本当に描いた甲斐があったというものです…。
「くたばれハッピー・エンド」の降谷さんはほんとにご考察の通りで、自分でも描いてる最中はなんとも思わなかったんですが、描きあがってから俯瞰して見て、コナンくんがかかわったとたんの降谷さんのぐだぐだっぷりのひどさにちょっと動揺せざるをえませんでした…ついさっきまではけっこうシュッとしてたはずなのに!まあだからこその安コとも言えるのでしかたがないですね…。
そして、この降谷さんが「いつかの世界に花束を」の「2年前にコナンくんを手に入れられなかった」降谷さん、というアイディア、とっても素敵だと思いました。わたしもできることなら全ての世界の降谷さんを幸せにしてあげたい。全ての降谷さんのとなりにそっとコナンくんを添えてあげたい。そんなわたしの密かな野望は原作ベース安コと俳優安コでクロスオーバーすることです。登場人物が安コしかいないカオスすぎる空間を描きたい。世界が安コで満ちればいいのに(危険思想)
「〇〇しないと出られない部屋」設定の安コエロ話も楽しんでいただけたようで何よりでした…描く機会がなかったあの設定においての降谷さんの心情も的確に汲み取っていただけてとてもうれしいです。体格差はとにかく安コの肝だと思っています。双方相手が嘘つきと承知して対峙している安コは基本お互いに意識上での年齢の縛りは無効になるんですが、それでもどうしても物理上は大人と子供というギャップが最高にえろいなと思います…。これはもう安コ特有のエロスであって、ほかのカプでは代わりがきかないものと確信しております。
今回ほんとに甘露煮さまのおかげで笹食堂やっててよかったと思いました。
これからも笹しか食べられないひとのための笹料理の探究に全力を尽くしていきたいと思います…精進いたします…。


津島 |MAIL