ひみつ日記
脳内漂流日誌|もっと前|もっと後
| 2012年09月12日(水) |
最後の数分を見逃したらしいことにいまさら気づいて衝撃 |
そういえば先日アベンジャーズを観てきました…。 アメコミ版ヒーロー大戦ということはなんとなくわかっていましたが、それぞれのキャラに関する物語(「アイアンマン」や「マイティ・ソー」等)を一切見ずに何の前知識もないまま鑑賞したのでたぶん7割くらいしか面白さがわからなかったと思うんですけど、それでもじゅうぶんに面白かったです…。 ていうかアイアンマンの社長はハリウッド版ホームズの人だったんですね…言われて初めて気がついた…なんだかゲイ臭ただよう役者さんだなとは思っていたけれど…本格的にハリウッド版は頭のハードディスクから抹消されかけていたもようです…。 でもホームズよりは社長のほうがあの役者さんには合ってるっていうかキャラ的にはしっくりきてたと思う…。
そんでなんで社長はあんなに博士@ハルクにご執心なんですかね…スクリーン越しにマジ口説きに入ってませんでしたかねあれ…YOU僕の社長室に来ちゃいなYO!みたいなこと言ってませんでしたかね(幻聴か妄想の可能性もある)好意的なアプローチで一方的に猛烈に押しまくられて(お菓子とかもらったりして)(餌付け的な)困惑するばかりの博士がかわいかったと思います…。 不自然なほどの社長の気に入りように、わたしの見てない原作とかほかの映画とかでこのふたりが絡むエピソードがあるの…と疑ったりもしてみたり。どうなんだ。
そして最終的にエンディングで社長自ら運転する車の助手席に博士を乗せて颯爽と去っていくに至ってはあいたお口がふさがりませんでした…まさかのテイクアウト。 うん…なんていうか…しあわせになればいいんじゃないかな…。
それから映画といえば11月公開予定の黄金ですが、このあいだヤフーの映画情報とか見てたらすでに二人の方が星ひとつ評価を入れてて、ワオ…ってなりました…K也さんも公開前からそこまで評価悪いと逆に気になると言っておられた…わたしも気になる…。 評価した人がたまたまこの作品に体質が合わなかった(万人向けとはいいがたいので)のか、本気の本気で作品の出来自体がまずいのかどっちだろうか…。 というわけで、黄金の映画については映画館のメンバーズカードのポイントでタダ見して、出来がまずかったらすべてなかったことにして記憶から葬り去ろうと決意を新たにしました…。
| 2012年09月11日(火) |
シャーロック・ホームズの醜聞 |
↑と、いう本を、ドイル先生のホームズへの憎悪に対する考察がされてるとのことだったので買ってみたのですが、内容はドイル家の家庭事情とか母親への憎悪とかに関することが中心で、しかもフロイトの性衝動なみに母親への憎悪をすべての物語に適用させようとしてるので、全体的にどうにもこじつけくさくて正直途中で突っ込むのもめんどくさく…おお…こういうたぐいの文章はハッタリと説得力だけが生命線というに…。 でもこれタイトルはすごく秀逸ですね…いい…すごく…。 ↓そして読みながら腹筋こわれそうになった一節
「(略)ドイルはセックスに対して何らかの罪の意識をもっていて、思わず筆がすべってセックスを連想させるようなことを書いてしまうと、これは大変なことをしてしまったと、無意識に自らを罰するかのように、登場人物を殺していたのではないか(略)」
いくらなんでも推理小説はそんな書き方しない!
そんなこんなで今頭の中ではドイル先生とジョンとによるシャーロックに関する心温まらない対話が展開中です…もう…自分がどこに向かおうとしているんだか皆目わからない…。 でもこれは現代版っていうよりは完全に正典版のワトホムであろう…。 ドイル先生がホームズに向ける感情が本当に憎悪だけなんだとしたら、じゃあ、ワトスンの存在ってなんなんだろうな…と思うわけです…。
| 2012年09月10日(月) |
心臓によくないことがかいてあります |
大きな声では言えないんですけど…一部のかたにはこいつまたかって思われると思うんですけど…しかし一人でもんもんと妄想してるよりはさらっと言っちゃったほうがまだ軽い感じで流せるんじゃないかと思ったので言っちゃいますね…。
ドイル×ホームズってどうですかね…。
いかん文字にすると病んでる感はんぱないことがわかった(でももう取り返しがつかない)
いや…「最後の事件」のホームズ殺しに見られるようなドイル先生がホームズに対して愛憎半ばっていうかむしろ憎しみが一馬身リードみたいな感情を抱いてたのが個人的にたいへん興味深いというか…世界中に愛されたホームズという人物がそれを生み出した作者であるドイル先生にだけは愛されなかったという事実がね…こうね…。 すいません萌えを語るつもりだったんですけどもなんかすでに気力を根こそぎ奪われた…自分で書いておきながらなんですが「ドイル×ホームズ」表記の破壊力とんでもねえ…。 そうなのあたし頭がおかしいのよ!(ゆっこ殿@主に泣いてます)
充填して出直してきます…。
回復呪文ありがとうございます!
●ホイミ!大江戸銀魂ランド堪能されたようで…のかた
猫銀ヅラもたいへんすばらしい出来だったと思います…そこは抜かりなくがっつり激写してきました…あとパー子ヅラ子の扇子投げでもしっかり銀ザベスヅラザベスのワッペンを獲得して勝鬨をあげてまいりました…銀ヅラはもう当然のごとく傍らにある萌えであります…例えるならば白米の感覚です…右手で多種さまざまな萌えをつまみつつ常に左手には銀ヅラを…。 そういえば銀魂感想を最近ここで言ってなかったですね…最近のコミックスで言えばコタツでバーコード回が一番モエッとしました…当たり前のような顔で銀さんの隣に座るヅラ(コタツの角をはさんだ隣でなく同じ辺の隣)とかかつてなく普通の友達ぽいぶっちゃけトークとか…ほかは将軍家討ち入り回でふつうに銀さんとツッキーに萌えてました…右手もだいじ! 映画はオリジナル脚本とちらっと小耳にはさんだのでたいへん楽しみです。 無事封切られた節はまたこちらで(居酒屋のサラリーマンレベルで)語らせていただこうと思います…。
お言葉、ありがとうございました!
| 2012年09月04日(火) |
コラボフードの強気な金額設定におののく |
先週末はK也さんとともに大江戸温泉に遊びにいってきました…。 銀魂コラボも今年で2回目なので去年の時よりはだいぶまったりと楽しんでまいりました…。 というか今回はヅラがほぼデフォルトでヅラ子で何度もふぎゃっとなりました…お前なに当たり前のような顔して紅一点気取りとか…また横にひかえる浴衣姿のエリーがえっらい貫禄あるおっさんぽくて二人セットでなんていうかすごく…夫婦でした…。(ごくり) しかし温泉エリヅラ子のカットが入ったグッズやなにやらが施設内に満ち満ちていたはずなのに家に帰って気がつけばそれらを何一つ買っていないばかりかチラシ一枚持ってこなかったことに気がついていまさら地団駄です。おお…どれだけぼんやり夢の中をただよっていたの…。
そんで夕食にオイスターバーでうまい牡蠣など無心に食みつつオタク話に花を咲かせたわけですが、痴呆のように繰り返しホームズを語る私をみかねてか、K也さんがそんなに好きならぜひ描くべきだと優しくGOサインを出してくれたので、ならばいってみようやってみよう的にチルド室にそっとホームズ置き場をつくってみました…。 手始めに現代版で短いのを描いて置いてみましたが、ジョンシャロを謳いつつ自分でもびっくりするくらいジョンシャロぽくないです…というかシャーロックがいません。どういうことなの。 シャーロックをめぐるエトセトラという構図が大好きなので、結果、主役不在のドーナツ化現象がおきがちです。ジョンとアイリーンさまとかジョンとモリアーティとかもいずれ描けたら描きたいと思います(ジョンとシャーロックを描くべき)
回復呪文ありがとうございます!
●りんこさま
ありがとうございます…!それではいつか関西圏にて必ず握手を…人生における野望がひとつ増えました…。 私もほぼホームズのためだけに数回イギリスに出向いております…ホームズ関連グッズはたいがい日本では入手不可能でありますし、ホームズを求めて13時間かけて海を越えてしまうのもやむをえぬファン心理ですよね(と自分を納得させてみる)かくいう私の部屋の壁にはベーカー街のショップで入手してきたホームズの肖像画(パジェットの挿絵)があるんですが、どうせならもう2,3枚いろいろ買ってくるんだった…と後悔しきりです…。 銀英伝の舞台もそろそろですね…!アンスバッハが出るなら間違いなくキルヒ死亡のあたりまでやりますね…ヤン提督がキャスティングされてると聞いて頭を抱えたい気分でおります…歌って踊っちゃうのか…やはり…!そんなのヤン提督じゃないっていうか、ヤン提督は帝国サイドの人々が歌ったり踊ったりマント翻したりして大騒ぎしてるのを舞台の隅でティーカップ持って眺めてるくらいが自然と思います。 おっとつい興奮して乗り出して語りすぎました…失礼しました…。 お言葉、どうもありがとうございました!
シャーロックのシーズン3のキーワードが rat、 wedding、 bow、の3つに決定したそうで…。 ratって…「ボスコム谷の惨劇」…?じゃなきゃスマトラの大ネズミか…?でもあれ原典では名前だけ出てきただけでちゃんと描かれてない事件のはずだけど…オリジナルでやるのだろうか…というか復活劇はどこでどう組み込んでくるのか…。 weddingはあえてmarryとかmarriageとかじゃなくweddingという単語をもってくるところが気になる…単純に「marry(結婚)」ならジョンの結婚(四つの署名)の可能性が高いけど、「wedding(結婚式)」であるなら「独身の貴族」か「さびしい自転車乗り」のがニュアンスとして近い気がする…。 bowはほぼlast bow(最後の挨拶)だろうと思うけど、それだったら、え、もう…?という拍子抜け感すごい…あれは…あれはもっとおっさんになってからでいいじゃん…! 「最後の挨拶」の晩年にさしかかったワトホムのしっとり感がとてつもなく好きです。
ホームズ熱の上昇がとどまるところを知らず商業パスティーシュをがつがつ読みはじめてますが(これまではあまりに数が多くてきりがないから(割と)自制してたというか見ないふりをしてたのにもう台無し!もう!)日本人が書く作品における漱石×ホームズ率の高さにおののいております…なんだこれ…なにゆえこんな東洋の辺境の島国でこんなマイナーカップリングの一大ムーブメントが…? 漱石=日本人代表みたいな感じで書く人も読む人も彼に自己投影して楽しむものなのだろうか…そうするとこれはようするに俺×ホームズ(略して俺ホム)の変種みたいなものか…ルブランが自分の生んだ主人公(ルパン)とホームズを対決させたのも同様、どの世界でも最終的にいきつくところは俺ホムということなのか…。 でも日本人の身でこういうこと言うのもなんですけど、漱石が推理でホームズをやりこめてたりするような話だと、椅子からガタッと立ち上がって調子に乗るなよ貴様!と作者を一喝してやりたくなりますね。だってわたしも俺ホムだから…。 嫁レイプ、駄目、絶対。
回復呪文ありがとうございます!
●りんこさま
悪魔の足に対する萌え、わかっていただけてうれしいです…! この回はホームズのコカイン癖をめぐってのふたりの物言わぬ応酬もたいへんにファンタスティック!(英国調)でございます…。 いやあ同じ作品の同じところで萌え、語り合うことができるってすばらしいことですね…いつかお会いすることができましたらそのときには固く握手させてください。 お言葉、ありがとうございました!
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