ひみつ日記
脳内漂流日誌|もっと前|もっと後
ロンドン旅日記とかホームズ萌え語りとかやりたいことはいっぱいあるんですが、とりあえずザンガード感想いっといていいですか。
あの、これ、発売告知ポスターに「彼女(ヒロイン)は護られる」とかコピーがあってどーんとそよちゃんが描かれてるんですが、えっ…そよちゃんは別に護られてないよね…護られるどころかふっつうに澄野さんにいつもの他意のない(何の感情も介在しない)セクハラされてますよね…ヒロインどころか被害者ですよね…。 実際に護られているのはアキバのオタク達か、あるいはザンガード(ヒーロー)であるところのキリノであるという不思議。 ていうかキリノがヒーローだったのは2話目までだったよね…3話で澄野さんが出てからはむしろヒロインになってしまっている不思議。 1話のキリノと4話のキリノが同一人物とかしんじられない。恋するってすごい。 初期キリノ、そよちゃんに「人形のあなたにメイド服を着せてるところを想像していいですか」とか言ってて、なにも知らなかった頃ならきっとこいつやべーと思ったんですけど、もう本編14巻を知ってしまった今では、BLがなにをいっちょまえに、としか思わない。 「みるくさん(メイドそよちゃんの源氏名)はぼくのもの」発言(みるくさんの人形を造るため型をとらせてもらうの意)にエロい妄想してぐるんぐるんしていた本編4巻あたりの菅田に教えてやりたい。そいつはBLのうえ澄野さんにべた惚れだからあらゆる意味で安全パイだと。
そんで澄野さんはどうしてそうキリノのピンチにタイミングよくあらわれるの? それはもうキリノだって自分のヒーローとしての立ち位置うっかり忘れてふにゃふにゃっと夢見心地になってもしかたがない。あれはしかたがない。 キリノはヒーローだけど澄野さんはそのキリノにとってのヒーローなのだな。ヒーローの入れ子構造。 「パットン将軍は言いました。敵が丘に潜んでいる場合は、丘ごと破壊しろ!」で敵も味方(人質)もまとめて殲滅するちょっと物騒なヒーローですけども。
4話目にもなってくるとあれだろ、お前ら番外編だと思ってだいぶ気とか箍とか緩んでるだろ…っていうくらいにラブがだだもれでびっくりしました…キリノだけならともかく、澄野さんまで! 本編ではキリノ個人に対する激しい感情描写のない澄野さんが、キリノのピンチに大汗かいて動揺して名前を叫んでいるとか、ちょっとした萌えの地殻変動でした。 すみきりに対する認識をあらたにしないといけないかもしれない。わたしが考えてたよりはるかに澄野さんはキリノのことをもっとずっと深く好きなのかもしれない。 キリノのピンチに逆上してとっさに攻撃に出たり身体を張って敵の攻撃から護ってくれたりするくらいだもの…と文章で書くとものすごい萌えシーンのようですが、いえたしかに萌えもするのですが、実際のわたしは読みながら感情の持って行き場に苦労していました。 なぜなら、敵は、カバだったからです。 暗喩とか隠喩とかでは一切なく、そのままカバです。ヒポポタマスです。 カバの口の中で噛み潰されそうになりながらのキリノの「澄野さんと一緒ならカバの中で死んでもいいです」は本編の「す 好きです」に次ぐ一世一代の告白のはずなんですが、なにしろ、カバなので。 なぜ カバ 。
キリノのほうは箍が緩むどころかどっか遠くにふっとんで影も形もない感があります。 背中にひっついてみたり首元に頭を預けたりしたあげく最終的には思いっきり澄野さんの胸に飛び込んでいってたのでぎゃっとなりました。おまえ。腕を組むのが夢物語とかどの口が。 描きおろしおまけも。おまえ。おまえさあ。おまえはほんと澄野さん以外はわりとどうでもいいんだな! 知ってたけど。本編おまけで夢とはいえ澄野さんの嫁になろうとした自分のムスメ(自作したラブドール)にグーでパンチくれてたときから薄々は感づいていたけれども。
澄野さん>>>>>>>>越えられない壁>>ムスメ達≧アキバ(のオタク達)>クル(妹)
最後のコマとかほんとひどい。「ハイ」じゃないだろ。なんという盲目っぷり。恋ってこわい。まさに人でなしの恋。人形師だけに。あれっなんかうまいこと言った。 澄野さんのほうは、もうそれがデフォっていうか、呼吸をするようにひとでなしであるので、いまさらなんの問題もありません。
| 2011年06月15日(水) |
ノーブルでエキセントリック |
あちこち調べたら地下鉄のストはあっても夜から明け方にかけてくらいまでぽいのでちょっと一安心です。 これで心置きなくぞんぶんにパブに行って昼間から飲んだくれたりベーカー街でホームズの幻を見たり本屋いったりおもちゃ屋徘徊したり公園でぼんやり妄想したりできるというものです。 行動予定が日本にいるときの休日とほとんど大差ないあたり。
明日は仕事から帰ってきたらそのまま成田に行ってしまうのでこれでたぶん23日に帰ってくるまでは日記書けないと思います。
それではみなさましばしのあいだごきげんよう。
| 2011年06月14日(火) |
そろそろ俺とお前の時間だ |
旅行社のおねえさんから連絡があってイギリス滞在中に地下鉄ストの予定があるって教えてもらいましたうっおおおおい!こんばんは。 当日現地集合のツアーあんのに現地までどうやっていくか…。
しかし今はそれよりも発売日当日に無事ザンガードを入手できるかどうかのほうがわたしにとって重要問題です。買っていけなかったら一週間がたえられない!いったい何しに行くんだと自分でも思いますがオタクだものしょうがない。それはしょうがない。 本編20巻も同時発売なんですがそれは買っていかない。われにかえってかなしくなってしまう。あと重いし。
澄野さんはキリノが自分を好きなことはでもうっすら知ってたよね…。 あれだけ視線が熱い視線が熱い言ってたんだもの…っていうかキリノの態度だだもれだったし…口に出さないまでも…。 キリノがBL(あんまりボーイズラブって単語は普段使わないんですが本人がそう主張したのでしょうがない)だってことはもう初対面から承知してるはずなのに、澄野さんにはキリノとの肉体的接触をためらうふしがほとんど見受けられないのでソワッ…とします。キリノのほうが意識して接触をさけてるようなので(腕を組むのも本人曰く「夢物語」レベルだし)よけいに。 気を使って自然にふるまったりとかそういうことができる性質のひとじゃないので、たぶん何も考えてないだけと思うのですが、しかし無意識というか根っこのところで「そうなったらそうなったでそれはアリ」くらいの許容のしかたをしてればよいな…と思います。 でも実際そうなってしまえば自分がキリノをどういうふうにしてしまうのかとかもしかしたら野性の本能にまかせてぶっこわしてしまうかもしれないとかそういう不安がどっかにあって「とりあえず現状維持」してるのであればたいへんにもえます。キリノのことを大事にしたいけどそれゆえに(なにぶん慣れないもので)扱いかねてる澄野さん。澄野さん卵割るのとか苦手そうですよね。力加減わからなくて全力破壊してそう。
とにかく、そういうもろもろをふまえての最後の「言っとくことあるか?俺に」だったらほんとうに痛々しいなと思うわけであります。ラブが。
チルド室からホイミ送ってくださったみなさま、ありがとうございます!
思わずTVのまえで伊達さーーーーん!(泣)て叫んだ。 で、その5分後にまた伊達さーーーーーーん!!(笑)て叫んだ。 もう!ほんとに!もう!!
あの、後藤さんは、伊達さんに夢見すぎですよね。よくわかった! 社長が伊達君がいなくなったらどうするんだって言っちゃう気持ちもよくわかった! 後藤さんのかわいらしさが大気圏を突破した。 そして一枚も二枚も上手だった伊達さんのかっこよさ反則すぎる。最初から欲望まみれとかウホッ。そうだよね伊達さんは最初から言ってたもんね…誰かを助けたいならまず自分が生き残ることだって…はわわわかっこいい。何度でも言う。
後藤さんは欲望を持た(て)ないヒーローという立ち位置なんですね。 もともとエイジがそういう立ち位置なのかと思ってたんですけど、エイジは夢を破壊するヤミーの回でなんかえらいでかい夢持ってそうな描写があったから、後藤さんのそれとはまたすこし違うのかなという気がします。 ともあれ後藤さん初変身おめでとうございます。 超ロックな戦い方も感動的でした。ギャップ萌える。 ガタブルしてたドクターもたいへんに愛らしかったですね。 そんでやっぱり伊達×ドクターフラグもたってたらしきことが判明して、あらためて伊達さんのモテアビリティの高さに戦慄を禁じえません。(例外:里中さん) 一旦退場の伊達さんですが、ぜったいにまた最終回あたりに出てきてくれるはず…YASUKOさんはやってくれるはず!と期待して再登場を待ちたいと思います。
で、トリコのほうですが。 今日のサニーは小松といっしょのシーンばかりだったのでそれほど見るのが辛くはなかったです。あとは慣れるしかないのか。ぐうう。 サニーは小松といるとなんかすごくかわいくてあきらかコマサニ!て思うんですが、単体だと攻なのよな…。 そのへんをスタッフにはほんとわかってほしい。 いや受とか攻とかいう以前に根本的になんかこう。サニーはたしかに変なんですけどそういう方向の変さではないというか。サニーは美しさにこだわるけどそれにどっぷり浸かって酔う感じじゃなくてわりと明確に「こうあるべきだ」みたいな基準があってそれに沿うように意識的に行動してる気がするのですよ…。 だから「美しさとは調和だ」とか「それ(美しいフォルムのケース)に入れて持って帰るならOKじゃね?」とか言ったりするのかな…とか…とか。 自分でも何いってるのかわからなくなってきました。
ココの再登場ももうじきですね。 ありえんほどビューティー(サニー評)な登場、お待ちしております。
| 2011年06月09日(木) |
この人のとこにはパパが嫁ぐ |
滾るにまかせてがつがつらくがき。
http://lovepack.web.fc2.com/81junk.jpg
そういえば、澄野さんとキリノの関係についてまったく説明してなかったので、かんたんにまとめておきます。
澄野さんは、キリノの将棋の師匠です。 ふたりの出会いは2年前の秋葉原、とあるビルの地下で開催されていた裏賭博(※1)に、キリノがヒーロー(※2)として乗り込んだことに端を発します。 たまたまその日、そこで一日アルバイトの用心棒をしてた澄野さんに一撃でノックアウトされてしまったキリノは、マッドな医者にあやうく心臓を摘出されてしまいそうになるのですが、退屈しきっていた澄野さんが自分が賭博に参加して勝てば心臓摘出は勘弁してもらえるように話をもっていってくれます。 キリノのBL宣言と医者のBL妄想(※3)にかなりやる気をそがれつつもきっちり勝負に勝ってくれた澄野さんにキリノは感謝と熱い視線を送ります。 しかしそこに悪い人たちのボスが登場してなんやかんやで澄野さんは内臓の一部を切除され余命5年となってしまいます。キリノも左腕を切り取られました。 以来、ふたりは暴力と将棋の二段構えでもって、悪い組織に復讐をする日を夢見ているのでありました。
(※1)将棋ボクシング。将棋とボクシングを交互にやる。相手を投了させるかノックアウトすれば勝ち。 (※2)秋葉原のオタクを守るヒーロー・ザンガード。キリノのもうひとつの顔。ちなみに本職は人形(等身大ラブドール)造り師。 (※3)王子が愛する隣の国の王子の命を救うために戦う設定
しつこいほどにくりかえしますが、将棋まんがです。
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