覚書 (自分自身への審問 辺見 庸 著より)
根源の恥辱 爛熟した資本主義のシステムはそこに生きる者に人間的恥辱をそれとして感じさせないか、あるいはちょっと感じたふりをさせるだけの「擬似感覚細胞」をかぎりなく増殖させていくとぼくは見ています。これは"恥知らず細胞"と呼んでもいいかもしれません。この前、世界的に有数の企業のトップが、いま必要なのは誠実や勤勉ということではなく、眼に見える業務成果なのだ、という意味のことを何憚らず語っていました。それをテレビで見ながら、ぼくは「人間の魂の奥深くまで、善と悪は入れ替わり、ひそかな妥協を交わす」というボードリヤールの言葉を想い出しましたが、求められているのは人の一般的徳目ではなく経済成果のみだということは、先人たちの悲観的な予言どおりなのかもしれません。
去年の夏にチューリップを随分減らしたおかげで、地植えの球根(放置組)にちゃんと目がいくようになりました。 自立して咲いている風情は見ていて本当に気持ちが良いです。 これからも全体的に鉢植えを減らす方向でいこうとおもいます。
ローメンテナンスガーデンは、美しさを犠牲にしてなりたつものと思われがちですが、自然の力をフルに活用するため人間の想像を超えた美的効果をしばしば放ちます。 それは園芸家が自然から「芸」を享受する瞬間でもあります。
 チューリップ・バーケリー ‘ライラックワンダー’
 桃花キランソウ(Yojiさんより)
 モチノキの花(雄花)
 シャガ 淡青色の花と常緑の艶やかな葉は、日の当る場所でその美しさを発揮することはありません。 日蔭を清々しい空間に変えます。
 本日の収穫(蒔いてから6ヵ月後のはつか大根)
 サヤエンドウの花
 実生で増やしたギボウシです。
ふつうの個体は見向きもされないことが多いですが、斑入り品種を庭に繁茂させるとかえって奇妙に目立ってしまい、煩いことが殆どです。 希少種、変異個体ばかりを集めて鉢で維持管理することもけっこうですが、園芸家の基本はその文字が表すように「庭園」をつくることにあります。
青春18切符の旅(日帰り)
本八幡 ― 西船橋 ― 西国分寺 ― 高尾 ― 石和温泉
 モモが満開でした
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