日記でもなく、手紙でもなく
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2003年03月31日(月) 満開の桜

 昨日近くのスーパーへ買い物に出た折。
 ちょうど小学校の敷地に沿った道路を通るのだが、この小学校の周囲に桜が30本ほど植えられているので、ここの桜が私にとって一番現実的な桜の開花を実感できる場所になる。
 一番花を多くつけているのは、校舎寄りに植えられた一本。6〜7分咲き。それ以外は2〜3分くらいで、一番花の少ないものでは、まだ花が3つか4つくらい。それでも、桜が咲き始めると本当に春を感じてくる。

 今日たまたま築地警察署の近くを通った。その警察署と一方通行の道路一本隔てて築地川亀井橋公園という猫の額のような広場があるが、ここにも桜が何本か植えられていて、既にほとんどが5分〜7分咲き。
 そのうち最も警察署に近いところの一番枝ぶりの良い桜は満開。あまり見事に咲いているので、少し脇へそれその公園の中に入って、満開の桜の下に佇んでしまう。

 薄紅の花びらを通した晴れた空からの光は、薄雲がかかったように優しすぎる日差しに変わってしまう。
 既に木の枝の下の地面には、多数の桜の花びら。逃げていく春の痕跡。


2003年03月30日(日) 紅烏龍その2

 近くの買い物に行ったら、紅烏龍が試飲してもらおうとしているのか、1本98円という値段で平積みされていた。2本購入する。
 結局家では飲まずに、そのまま外へ出てしまった。

 夕方、Mさんに会う前に、お茶を一本買っておこうと思い、池袋駅に近いコンビニに入ると、ちょうどこの赤いボトルが見えたので、他の人がどう思うかも聞いてみようという気になった。
 実はこのMさん、知らなかったのだが、お茶大好き人間で、この紅烏龍は初めてと言う。比較的飲み易い味。悪くないというのが共通意見。ただ、缶に書かれていたダージリンというところまでは至らない。それはあまりにも大げさすぎると思う。
 悪くないお茶なので、また買うこともあるような気はするが、これもネスレの烏龍茶同様、店頭から消えてしまうのではないかという、漠とした不安も残る。


2003年03月29日(土) ラリックの値段

 八重洲の大丸ミュージアムで27日(木)から始まった<ルネ・ラリック展>を見に行ったついでに、そこの3フロア下にある9Fでラリックの展示即売会が催されていることを知る。ラリックのガラス、確かに素晴らしいものが多いだけに、実際にはいくらくらいの値付けがされているのか、どのようなものが置かれているのか、かなり興味深いところなので、そのフロアまで行ってみることにした。

 行ってみると、(既に売れてしまったのか?)さほど多くの点数が置かれているわけではなかったものの、ミュージアムのほうで見た作品と同じものが数点置かれている。なるほど。
 工芸品というのは、オリジナル一点だけで終らないからこそ工芸品足りうるのだが、しかしラリックのお値段というのはなかなかのものだ。

 しかも、展覧会で見て、その前から動けなくなってしまったテーブルセンターピース<火の鳥>が置かれていて、再び「おおっ!」と思いながら、プライスカードに目を向けると、これが1700万円となっている。
 高いと思うか安いと思うかは、それこそ人によるのだろうけれど、大半の人は決して安いとは思えない金額だろう。それ以外のものでも数百万円の値札がつけられているものが多々あったのも事実。

 これとは別に、ミュージアムを出たところで、ラリックの香水やアクセサリーが売られていたのだが、女性のレリーフのついた記念レプリカ壜を用いたいかにもラリックらしい香水があった。値段が書かれていなかったのだが、そこで欲しそうに眺めていたら、販売している女性がぜひ一ついかがですか、95000円でございます、と言う。やはり、これでも手は出ない。
 庭園美術館でも売られているミニサイズのレプリカ3種セットならたったの6千円、ではあるが、これではラリックを感じさせてくれず、寂しすぎるのではあるが。


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