日記でもなく、手紙でもなく
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| 2002年10月25日(金) |
殺害された民主党・石井紘基氏 |
今朝、衆議院災害特別委員長や衆院決算行政監視委員会委員などを務める石井紘基議員が家を出る時に、刃渡り30cmの刃物で胸を刺され、すぐ近くの病院に運び込まれたが、その1時間半後に亡くなるという事件が起きた。 犯人は逃走し、まだ捕まっていない。日本では死語に近くなろうとしていた<暗殺>というコトバが一番近いような事件になった。
ところで、この石井紘基議員のサイトを見に行って、こんなものがあったのかと思ったのが、<リアルタイム財政赤字カウンター>がとりつけられていること。日本経済が破綻するまで動きつづけると表示されている。 ちなみに、このカウンターによれば、(地方含む)日本全体の長期債務残高総額は30秒で約6800万円強増える様子がわかるようになっている。表示は1秒単位なので、放っておくと毎秒200万円強ずつ、財政赤字が増えているがわかる。これを見ているだけでも、空恐ろしくなるが、更に見続けているとそういう正常な感覚がどんどん失われてくるところもある。怖いのはむしろこちらのほうだ。 なお、1時間で82億弱、1日で1966億円が増加赤字額となる。1年放置すれば、71兆円。
日本全体で、それだけ資産が減っているという数字であり、それを国民が負担しているわけであるから、日本がいかに急激に貧しくなっているか、その状態を示す数字でもある。
昨日、トヨタが空前の利益を上げているというという記事があったが、1年かかって生み出したものが、1週間もせずにすっ飛んでいくのである。
| 2002年10月24日(木) |
ハリー・ポッター第四巻の初版刷り部数 |
本の初版刷り部数というのは、研究書などでは2〜3千というのもあるし(百単位というのもあると聞く)、そこそこ売れる小説のハードカバーで数万。初回で10万部以上というのは、よほど人気のある小説で、前宣伝もしっかりされているような本だろう。
ところで、<ハリー・ポッターと炎のゴブレット>が今日店頭に並んだ。ハリー・ポッターシリーズの第四巻。旧来とは異なり、上・下巻に分かれている。それだけ、今までの物語より長い。 シリーズ第三巻は初版刷り部数が80万冊だったが、今回第四巻の初版刷り部数は230万セット。今日の発売初日に向けて100万セットが店頭に並んだとも伝えられる。
本が売れないと嘆いている出版社も多い中、初版で80万部という数字でもかなりのものだし、一般向けの超人気小説シリーズですら、このような刷り部数で出てきたものはほとんどないと思われる。僅かにマンガでいくつかあったとも聞く。 初版230万部というのは、史上空前、凄まじい数だ。
しかも、上下巻あるわけだから、冊数にするとその倍の460万冊である。 書店も、早いところでは朝5時から、前日から並んでいる客のために、店を開けて販売したというところもある。本屋すら動かしてしまうこの力。 それだけ、次の作品を心待ちにしている人が多いというのは、作家としても、日本でいえば翻訳者あるいは出版社としても、これほどありがたいことはないに違いない。本を読む面白さが体感できれば、また別の本にも手が伸びていく機会もあるから、出版業界全体にとっても悪い話ではない。
電車の中で、このハリー・ポッターを読んでいる人を見かけたりすることもよくあるのだが、最近原書で読んでる人も時々見かけたりして、いろいろな意味で良い影響を及ぼしてくれているのではないだろうか。
今までの国内でのハリー・ポッターの販売冊数は、1〜3巻合計で1234万部。4巻の初版を入れれば1464万部。 現在世界中で売れた部数は、1億6千万部と言われている。
この本こそ、本離れの子供(&大人?)を、呼び戻したという功績は、決して小さくないと見れば、ノーベル賞とは言わないまでも、文化功労賞くらいには値するか、などと本気で思ったりもしている。
| 2002年10月20日(日) |
2003年ダイアリー |
池袋で用事を済ませた後、渋谷まで行って、タワーブックスを覗いておこうと思いたつ。 そろそろ、来年の輸入カレンダーとダイアリー(アジェンダ)が入荷しているはずだ。
7Fのフロアまで上がると、カレンダーとダイアリーが今年はほぼ同じところに置かれている。以前だと、ダイアリーは別の平台に置かれていたり、場合により少し分散しておかれていたりしたものの、去年あたりからかなり接近し、今年はほぼ同じ場所になった。 カレンダーの<ART>系で、あまり見かけたことのない画家の作品を使ったものはないか、少し探してみたが、特にこれというものはなかった。タワーの場合、比較的売れ筋に絞り込んでいるようで、ダリやクリムト、印象派などがやはり目に付いた。(たぶん、六本木のABCのほうが、ART系では少し変わったものがありそうだ。イエナがなくなってしまったのは、本当に残念でもある。) ただ、1940年代前後のパルプ・フィクション系ペーパーバックの、いかにもというような怪しい表紙を、ビジュアルとして用いたカレンダーが置かれていたのが面白い。
ダイアリーでは、話題になったハリーポッターやスターウォーズの映画を受けた体裁の、少し値段の高いものが平積みされていた。
TASCHENのものは日本国内でも販路が広いようで(大型一般書店でも見かけることがある)、価格も若干低く設定されている。40年代前後のセクシーな女性イラスト・ピンナップのカレンダーや日めくりが良く売れるようで、ここ数年毎年登場している。
このようなカレンダーやダイアリーの類というのは、売り切り型商品のようで、人気のあるものはすぐなくなり、再入荷しない場合も多い、という表示もある。同時に、売れ残りは年明け半額以下でセールにもなる。このセールで欲しいものを見つけられれば、本当はそれにこしたことはないが、やはりこの手のものの売れ残りというのは、売れ残った理由があるようなものが多い。
ここ何年か、店頭を見ていて、比較的早く売り切れてしまうのが、映画(俳優)の写真を使ったダイアリー。それだけ映画ファンというのは(特定画家や写真家のファンより)その底辺が広いのも事実。 今年も映画俳優のモノクロ・ポートレート写真を使ったダイアリーがまだ残っていたので、プレゼント用に少し余分に買っておくことにする。
毎年10月、こういうカレンダーとかダイアリー/アジェンダが並んでいるのを見ると、一年が終わっていく気配を急に強く感じてしまう。
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