日記でもなく、手紙でもなく
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その行方がどうなるか、少しわからなかったものの、燃え残り21トンが無事太平洋に沈んでいったミールではある。 ま、21トンの「ごみ」が沈んでいったわけだが、燃え残りといっても、実際には燃えないようなものに入るとすると、「燃えないごみの海洋への大量投棄」にあたる。
大量の燃えないごみを捨てるぞ、捨てるぞ、といいながら海に捨ててしまうというのは、不法大量投棄にはあたらないものなのか、とか思ったけど、大型貨物船とか石油タンカーなんかでも、沈んでしまえば結果は同じ話だ。 ある意味、ミールなんかより廃棄量は多い。
重油タンカーが事故で沈み、原油が流出するようなイヤーな話より、まだ救われる面もあるか、と思い直す。
東京でも、桜開花宣言が出ました。いよいよ春。 わが家のすぐそばの小さな寺では、やっと梅の花が散り始めているくらいなので、桜が咲くまでにはもう少し時間がかかりそうではありますが......
近くの小学校の校庭の道路沿いに、桜が植えられていて、満開の頃この道を通ると、気持ちまですこし若やぐ感じにしてくれるのは、桜の花がもっている力なのかもしれません。ちょうど桜の花の咲く頃というのは、花曇りの頃とも重なって、薄紅色の花の色彩が、ぼんやりと僅かに曇った空の淡い色の中にうかびあがる、そんな感じが合っているようにも思ったりします。
一陣の風吹けば、あまりにも華麗な花吹雪。 美しさがはかなさを上回る花は、この桜を置いて他にありません。
コンビニでふと見ると、「旨茶」とか「まろ茶」、「花緑茶」など、お茶の新製品が並んでいる。先週だったか「桜茶」というようなペットボトルが置かれていたのを、目の端で見ていたような気がしたのだけれど、今日探してみても見当たらない。売れないとすぐ棚から外されてしまうのがコンビ二なので、売れ方が芳しくなかったのだろうとは思うが。
お茶の新製品が多いというのは、去年キリンの「生茶」で、他社はぐんと差をつけられたという苦い経験がある。捲土重来。今年は、どこがアタマ一つでも抜けるか、なかなか面白いところではある。
お茶といえば、昨日の夜、まあるい形になった「白牡丹」という中国茶を飲んだ。それを一つ小さい急須や湯呑み茶碗にいれて、熱湯を注ぐと、白牡丹のような花(といっても、実際には緑の花びら)のように開くお茶。 見かけは、すこし凝っているが、味はイマイチだった......
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