『ウォ・アイ・ニィ』第四話 - 2002年01月30日(水) 17:27。 今日は、弥犬的異国大河ロマン(笑)『ウォ・アイ・ニィ』の第四話をお届けします。 第一話は1月23日、第二話は1月24日、第三話は1月27日にあります。 何度も言う通り、ちゃんとした小説の書き方をしていません。非常に書き方が「粗い」です。 設定と粗筋だけかと思いきや、好きなシーンだけやや細かく描写したりしています(笑)。 妄想の迸るままに書き連ねているメモなんでご了承下さい。 てな感じで、ちょっと今までの話を振り返りつつ、設定を少しだけ練って見ました。 設定協力:G.H. ---------------------------------------------------------------------- <第一話から第三話までの「粗筋の粗筋」(笑)> 舞台は1940年代初頭、日本政府支配下の満州・大連。 関東軍司令部の少佐・弥勒はひたすらエリート軍人への道を歩んでいた。 弥勒は上官である参謀副長官の指令を通達する任務により、大連市副市長邸へ度々赴くことになる。 副市長邸には犬夜叉という使用人がいた。 孤児である犬夜叉を副市長が善意で(?)引き取ったのだ。 副市長は諸用、急用で不在が多かった。 よってこの屋敷を訪れる度、犬夜叉が弥勒の応接をした。 初めは反日的な感情から弥勒を毛嫌いしていた犬夜叉だったが、片言の会話を通じて、軍人でありながらも本当は心の底に柔なものを秘めている弥勒に次第に心を開いていく。 弥勒も、一介の下男でありながら人並みはずれて美しい容貌を持ち、苦境にあっても内心気高い犬夜叉に急速に惹かれていった。 二人は中国語を学び、教えることで、楽しい時を過ごし、気の置けない間柄になるものの、所詮は日本のエリート軍人と、中国人の下男。 乗り越えることの出来ぬ壁が二人の間には常にあった… ―――が。 募る思いは止まることを知らなかった。 或る日、ふとしたことから手が触れ合ったのをきっかけに、弥勒はとうとう己を制することが出来ずに、犬夜叉の体を引き寄せ、口づけを交わしてしまう。 弥勒はその晩、犬夜叉との逢引を計るが…どれだけ待っても犬夜叉は来なかった。 弥勒との長く深い口づけに、犬夜叉も切ない思いを溢れさせていたが、叶わぬ思いと自分に言い聞かせ、弥勒への態度を一変させた。 そうして、ぎこちない関係を引きずったまま、弥勒に突然帰国の命が下った。 最後に副市長邸を訪れた際、いつもは決まって待ち時間に応接に出てくる犬夜叉が出て来ない。 弥勒は、犬夜叉を探して屋敷の中を歩き回るうちに、副市長と犬夜叉の情事から漏れる声を聞いてしまう。 やがて応対に出た副市長に弥勒は平然と接し、弥勒が帰国してしまうことを傍で聞いていたらしい犬夜叉を冷たくあしらい、屋敷を去って行った。 悲しみの淵に沈む犬夜叉を、翌日夕暮れに弥勒が突然訪れた。 屋敷に忍んで侵入した弥勒を、犬夜叉は自分の部屋へと連れて行く。 そして、弥勒は、犬夜叉が副市長に関係を強要されていることを知ってしまったことを告げ、犬夜叉に屋敷を抜け出して自分と一緒に船に乗って日本へ行こうと語った。 その夜二人は寒くて暗い使用人部屋で初めて結ばれた。 小さい布団の中で漏れる声を押し殺し、密やかに、けれども熱く激しく、夜が明けるまで何度も何度も互いの熱を伝え合った。 犬夜叉は幸せな未来の予感に包まれていた。 弥勒が耳元で囁く「アイシテル」という未知の日本語を聞きながら――― 計画決行の朝。港で待ち合わせた二人はまだ人気の無いうちに船へ乗り込んだ。 弥勒の個室へと入ると、スチームの効いた暖かい空気に二人はほっと息をつき、もうこれからはずっと一緒なのだと噛み締めるように抱き合った。 弥勒は犬夜叉のためにあつらえていた洋服を着させ、「学校に行かせてやる」と言った。 瞳を輝かせる犬夜叉に、弥勒が唇を重ねようとしたその時。 誰かがドアをノックした――― ---------------------------------------------------------------------- <第四話> 弥勒はぴたりと動きを止めた。 そして、犬夜叉の腰に回した手をそっと解くとベッドから立ち上がり、ドアへ向かった…。 ……… 「ああ、分かった。すぐ行く―――」 ドアを僅かに開けて誰かと話している弥勒。 やがて、ベッドにきょとんと座ったままの犬夜叉の元へ来て言った。 「すぐ戻ってくる…」 犬夜叉は、突然軍人らしい硬い声と厳しい表情に戻った弥勒に少し戸惑ったような顔をしている。 それに気づいた弥勒が犬夜叉の肩に手を置いた。 せめて中断された接吻だけでも与えていこうかと思ったが、ふと思いとどまる。 「すぐ…戻るから…」 弥勒は出来るだけ優しくそう囁くと、鏡の前で襟を正し、部屋を出て行った。 海からの冷たい風に吹かれながら、弥勒は上の階にある己の上官の部屋へとステップを上って行く。 予定より少し早い召集に眉を顰めながらも、霧の向こうにぼんやりと明るい朝日と、その方角にある祖国日本、そこでの犬夜叉との生活を思い、口元を緩ませた。 弥勒の個室に一人取り残された犬夜叉も、ベッドに腰掛けたまま円い小窓から東の海を眺めていた。 霧が晴れたら…この海はどんなに美しく輝きだすだろうかと思っていた…。 霧が、晴れたなら――― 参謀副長官の部屋には既に、この度共に帰国の途につく数名の同僚が集まっていた。 やがて人数が揃い、皆が整列すると、副長官が話を始めた。 それは例の如くだらだらとした、実の無いどうでも良い話だった。 船の汽笛がぼーっとけたたましく鳴り響いて出港間もないことを告げると、副長官の話はようやく纏まりがつく。 「解散」の合図と共に弥勒が急いで部屋を出ようとすると、副長官に呼び止められた。 満州での任務遂行情況を総括して報告しろなどと今更訳の分からないことを言われ、どうも腑に落ちなかったが、それでも弥勒は背筋を伸ばし、上官に適切且つ要領の良い報告を行った。 そして…報告し終えた頃…船がゆっくりと動き始めた。 弥勒はちらりと窓の外を見遣ってそれを確認する。 「……弥勒」 副長官はそんな弥勒の仕草を敏感に察知し、語り出した。 「お前の才能は誰もが認めている。私の上にもお前の働きぶりは伝わっている。帰国したら相当の昇級が望めるはずだ…」 「有難う御座います」 何かの前置きのような上官の言葉に、弥勒は取り敢えず礼を述べる。 「それにお前、名家の娘との結婚話まであるそうじゃないか…」 弥勒は痛いことを言われ、ぐっと言葉を詰まらせる。 「…それ、は…実は、お断りしようかと―――」 「弥勒―――」 副長官の良く通る声に、弥勒の言葉尻が遮られた。 「―――失望させてくれるな。…今転ぶには、お前は惜しい人材だ」 その言葉の意味に、弥勒は瞬時に眉を吊り上げた。 嫌な予感が胸を駆け巡り… 「副長官…?」 弥勒がその意図を探るように瞳を覗き込む…と、副長官は唇を歪めて苦笑した――― 「!!!」 弥勒はキッと目を見開くと、副長官の制止も聞かずにドアをバタンと開けて勢い良く部屋を飛び出した。 緩やかに動き出している船の中を全速力で駆け抜け、ステップを慌しく駆け下り、人にぶつかりながら更に走っていくと…弥勒は自分の部屋のドアが開け放たれているのを見た。 「犬夜叉っ!?」 唇を噛み締めながら中を覗くと、犬夜叉は居ない――― 苦しく鼓動を速まらせる心臓。 弥勒は息をつく間も無く、犬夜叉を探して船の中を駆け回った。 犬夜叉―――どこだ!?―――犬夜叉ッ――― デッキに出た時、港の方から微かな叫び声を耳にした。 見送りの人との別れを惜しむ乗客を掻き分け、弥勒は手すりに身を乗り出して岸に目を遣る。 すると…港に―――犬夜叉の姿を見つけた。 犬夜叉は数人の男に引きずられながら、もがき喚いている。 「犬夜叉ァーーッ!!」 犬夜叉は弥勒の声に気づき、悲痛な表情を向ける。 「少佐っ…少佐ーーーっ」 しかし、弥勒は既に動き始めている船の上。犬夜叉の姿は刻一刻と遠ざかっていく。 その時、港の人垣が割れ、犬夜叉の「主」である大連市副市長が現れた。 副市長は船の上の弥勒に勝ち誇ったような視線を投げかけると、男たちから犬夜叉を「受け取り」、連れ去っていく――― 弥勒の脳裏に、犬夜叉を抱いた夜に見つけた、その白く滑らかな体に残る無数の折檻の痕が思い出された。 俺の…犬夜叉… もう、他の誰のものでもない… 弥勒は躊躇うことなく腰の拳銃を引き抜いた。 そして、副市長に狙いを定める――― 「伏せろッ、犬夜叉!!」 犬夜叉がそれに気づいて身を反らしたとほぼ同時に、弥勒の銃が唸った。 銃声と共に、肩を撃ち抜かれた副市長がその場に倒れ、見送りの人々でごった返す港は一気に騒然となる。 犬夜叉は突然のことに膝の力が抜け、今まで自分を捕まえていた男たちが血を流す副市長を支えに走り寄り、その場が慌しくなっていくのをただ呆然と眺めていた。 「犬夜叉ッ!逃げろ!!逃げるんだッ―――犬夜叉ーーッ!!!」 必死にそう叫ぶ弥勒の声がようやく犬夜叉の耳に届く…。 わなわなと震える膝を引きずりながら、犬夜叉が一歩、二歩とその場を後にしようとする。 弥勒は手すりに手をかけ、動いている船から海に飛び込もうと身を乗り出した――― が、その瞬間。 脇腹に固い拳を入れられ、弥勒は息を詰まらせ、敢え無くその場に膝を落とした。 弥勒の腕がするすると手すりから滑り落ちていく…。 船の上で突然背後から襲撃され、倒れた弥勒に、犬夜叉は絶望の瞳を揺らした。 逃げろ…犬夜叉… そう叫ぼうとする唇を認め、犬夜叉は引きちぎられそうな気持ちでその場を後退る。 その時、腹に再び強打が加えられ、弥勒は口から血を噴き出した。 そして霞んでいく視界の中に、混乱の渦にある港をそっと抜け出す犬夜叉を確認すると、弥勒は意識を手放した――― ---------------------------------------------------------------------- あははははは;;;; 別れさせちまいましたぁ〜〜。 何か…凄く冷たい視線を感じます(汗)。 すみません。苦情はメールで… でも、話はどうやらまだ終わってない模様です(しつこく…)。 遊丸の頭の中では、これでようやく第一部が終わったという感じでしょうか。 この続きは…ちゃんと書くかどうか不明です(笑)。 ただ第二部の話をちょこっとだけ語ると… 舞台は終戦後の日本に移ります。 軍人だった弥勒は終戦によりエリートへの道を断たれるものの、名家出身の妻のお蔭でビジネス界で再起を謀ります。 会社を立て、貿易の仕事を始めます。 そんな折、弥勒の前に突如、美しく成長しきった犬夜叉が現れて――― 愛憎を交えた悲しみの展開?になっちゃうかも?です(笑)。 これまでの話と同様、概ねの展開は頭にあるんですが、あんまり具体的には考えていないので、書きたいけどいつ書くか分かりません。 こんな阿呆な妄想話に付き合って下さった方々、ありがとうございました。 因みに、「ウォ・アイ・ニィ」ですが、漢字にしたかったんですが「ニィ」が文字化けして出ないんですね;; 「我愛ニィ(‘イ’+‘尓’)」です。「アイシテル」の意味です。 もう、話ばかりが膨らんで…自分の妄想を裁く力量が欲しいです(苦笑)。 ... 親近感(笑)。 - 2002年01月29日(火) 23:31。 どーしても入手したいものがあって、 昨晩もその品物のオークション終了があったので、 競り合ってたんですが…諦めました(泣)。 また出品があり、5日後に終了になります。 今度こそ奪いにいきますっ。 しかし。 同じ獲物を争う相手とは言え、 「この人もそんなにコレが欲しいんだ〜〜」 って思うと、妙な親近感が沸きますね(笑)。 欲しいものって… ふふ、めでたく落札できたら書くかも知れません。 ... 俺の弥犬♪ - 2002年01月28日(月) 22:49。 部屋の模様替えしました…。 窓際に置いていたポトス(って言うんだったかな?蔓が伸びる植物)が 体長2.5mくらいに成長していて大変です(笑)。 壁に這わしてみました。 面白いです(笑)。 ↓の方で書いた通り、ウチの弥犬を激写してみました。 弥犬人形劇?ここをクリックしてみてくんさい。 別窓が開きます。 ↓以下、今日未明の日記↓ ---------------------------------------------------------------------- 01:28。 こんばんはぁ・・・・・(暗) どーしても入手したいブツが落札できなくてちょっとブルーな遊丸です。 最後まで張り合っていたんですが…くそぉ。 次回に賭けます。 なーんか最近すっごーーく金使っちゃってるんですが。 良いんでしょうか?この貧乏モノが(笑)。 今日は結構久しぶりに池袋に行って来ました。 んで、東急ハンズにて以前ココでほざいていた黒のカーテンをゲット。 悪くないです。 でもこれに合わせて部屋ん中も変えななりません。 あーそれから、ゲーセン行って、 弥犬の人形?(ゴムで出来たようなヤツ)を取りましたぁ!!(取ってもらいました) 弥勒っちと犬の二体で1600円かかってます(笑)。 でも、ちゅげーきゃわいいです♪ 取れた瞬間、大人気なく「やったぁ〜」と叫びながらぴょんぴょん飛び跳ねてしまいました。 大人にも遊びは必要なのだよ… もう今日はへとへとなので、明日にでも早速デジカメを使ってこの二人を激写したいです(笑)。 んで、ココにアップなんぞしちゃうかも知れません。 あ。因みに、彼ら、すでにキスまでいってます(笑)。 ... ウォ・アイ・ニィ〜異国ロマンス第三幕〜 - 2002年01月27日(日) 02:00。 ※初めましての方へ※ 当サイトの日記コーナーは、管理人の個人的なシュミに基づく妄想の掃き溜めとなることが多いです。 突如予告無く己の妄想をぶちまけることがあります。 しかも、何故か連載してしまうことが… という訳で、以下は日本支配下の満州を舞台にした弥犬による大河ロマン(笑)『ウォ・アイ・ニィ』(っていうタイトルにしたらしい・仮)の第三幕です。 第一幕は1月23日、第二幕は1月24日にあります。 小説みたいなものではありますが、基本的に小説の書き方ではないです。 長編向けの物語の「設定」と「粗筋」を羅列したような感じの駄文です。 それでも宜しければお読み下さいませ。 ---------------------------------------------------------------------- 弥勒が屋敷を後にしたのは、東の空に輝く明けの明星が朝日にまだ消えぬ頃だった。 別れ際に唇を重ねると、夜中あれだけ肌を合わせていたのにまだ満ち足りなくて離れられなくなりそうだった。 弥勒はもうすぐ好きなだけ抱き合えるのだと自分の胸に言い聞かせ、こみ上げる気持ちをぐっと押さえつけると、そっと唇を離した。 そして、自分を見上げる犬夜叉が小さく頷くと無言で踵を返し、まだ暗く底冷えのする小路に消えた。 犬夜叉は弥勒の忍び姿が見えなくなると、いつもと変わらぬ、しかし祖国で過ごす最後になるであろう一日を迎えるために屋敷の裏口をくぐった。 翌日、早朝。 大きな汽船が泊まっている港には濃い霧が立ち込めていた。 弥勒は早すぎてまだ人気の無いその岸壁に立ち、犬夜叉を待っている。 懐から時計を取り出して時刻を確認すると、約束の時間はとうに過ぎている… 眉を寄せてどうしたものかと思案していると、霧の向こうから人影が近づいてきた。 犬夜叉だ。 弥勒はその姿を認めると胸をほっと撫で下ろし、懐中時計をしまう。 犬夜叉はいつもの着古した中国服を着て、胸に小さな袋をひとつ抱え、小走りでやって来た。 弥勒の目の前までやって来ると、白い息をはあはあ吐きながら言う。 「他の使用人たちに気づかれそうになっちゃって―――」 「言い訳は後だ」 弥勒はそう一言言うと、軍用の長い外套を脱ぎ、寒そうに震える犬夜叉の肩にすっぽりと掛けた。 そして、頬を染める犬夜叉の肩に手を回して船へと急ぐ。 カツンカツンと弥勒の靴がタラップを上る音が響く。 今まで見たことも無いくらいの大きな船を目の前に足が竦みがちの犬夜叉を、弥勒はしっかりと抱きながら歩く。 タラップを上りきると、弥勒が買収しておいた乗組員が出迎え無言で頷いた。 ずらりと並ぶ部屋の前を通り過ぎ、二人は一番奥の部屋の前まで来た。 弥勒は予め受け取っていた鍵をポケットから取り出し、ドアを開け、犬夜叉を中に入れる。 部屋の中は既にスチームが効いていて暖かい。 狭くてベッドもひとつしかない一人部屋だったけれども、小奇麗で過ごしやすそうだった。 弥勒の荷物は既に運び込まれ、整理されている。 弥勒が内側から部屋の鍵を掛けると、二人はどちらからともなく抱き合った。 これからはずっと一緒に居られるのだと… 犬夜叉は誰に何を強いられることも無く、自由の身になって弥勒に愛されるのだと… 弥勒はもう犬夜叉に辛い思いをさせることなく、その愛しい笑顔をいつも傍で見ていられるのだと… 抱き合いながら二人は互いの存在が何ものにも代え難いことを確かめ合った。 それから、弥勒はふと思い出したように犬夜叉の体を離すと、ベッドの上に置かれていた衣服を手にした。 「これを着るんだ」 自分が?と意外そうに眉を寄せて聞く犬夜叉だったが、有無を言わさぬ弥勒の口調に仕方なく着替え始めた。 一昨日の晩はあれだけ激しく抱き合ったのに今更「見ないでくれ」などと言われ、弥勒は苦笑しながらも服を脱ぐ犬夜叉に背を向けた… 再び振り向いた時…まるで別人のように変身した犬夜叉がいた。 英国仕立ての白いシャツにベロア地の黒いリボン。 細くすっきりしたラインのパンツにピカピカの革靴。 今の今まで屋敷の下男として働いていただなんて、誰に言っても信じないだろう。 「まるで貴族の子息だな…」 目を細めてそう言いながら、弥勒は犬夜叉をベッドに座らせ、自分もその隣に腰掛けた。 そして、後ろで編み込まれた犬夜叉の長い髪を解き、指の間に通すように梳くと、柔らかい銀の髪がゆるりと波打って肩に垂れた。 「いいか?犬夜叉。お前は俺の知人の息子だ。日本に留学しに行くことになっている。解かったな?」 犬夜叉は弥勒の目を真剣に見つめ返しながら、ゆっくり、自分に確認させるように深く頷いた。 そんな犬夜叉に優しく微笑むと、弥勒は言葉を続けた。 「お前には本当に学校に行かせてやる…」 犬夜叉が目を見開き、瞳を輝かせた。 「そう、それで良いんだ。お前は、もっと…輝くべきなんだ…」 今度は少しの誇りを含んだ瞳で、犬夜叉は頷いた。 「全部俺が面倒見てやる。日本語も教えてやる。今日から早速練習だ」 犬夜叉はまだ少年らしい好奇心を含んだ笑みを浮かべる。 そして… 「アイシテル?」 不意に犬夜叉の口を突いて出た日本語に、弥勒は困ったような顔をして笑った。 あの夜、自分が何度もそう囁いたのを覚えてしまったのだろう。 頬を心もち紅くしながら自分を見上げる犬夜叉を包むように、愛しむように見つめ、弥勒はその腰に手を回した。 「その意味も、たっぷり教えてやるさ…」 犬夜叉がはにかむように微笑むと、弥勒は顔を傾け、小さな唇に自分の唇を寄せていく… もう少しで触れ合うかという時―――― トントントン… とドアを叩く音がした。 ---------------------------------------------------------------------- すみません。 続いてしまいます。申し訳ないです。 いい加減終わらせろよ、自分(笑)。 でもね、私の頭の中では今、この5年後くらいのストーリーが渦巻いているんですよね…どうしましょ。 いつか小説にしてみたいです。 せめて、前回のエッチシーンだけでも…(笑)。 ... ロマンスよ何処へ? - 2002年01月26日(土) 00:59。 帰ってきました。 何だったんだろう… 新幹線で片道3時間。 仕事関連だったのですが… たった30分程度の面会のために…? 世の中よく解からなくなってきました(笑)。 今からレス〜♪ ... 俺にもロマンスをくれ。 - 2002年01月25日(金) 11:07。 凄い時間に出没です。 今日これから大阪までひとっ走り(笑)してきます。 突然のロマンスでも発生しない限り、日帰りだと思います。 (もちろん冗談です、↑の「ロマンス」っていう部分は) しょれでは〜〜 BBS後ででましゅ〜〜 ... ウォ・アイ・ニィ 〜異国ロマンス(笑)第二幕〜 - 2002年01月24日(木) 19:36。 あわわわわ… カウンター、いつの間にか15000逝きそうですね。 一体どれだけの常人様(笑)にご迷惑をお掛けしたんでしょう、自分。 ありがとうございますと同時に謝った方が良さそうですね。 考えてみれば、トップ、犬ママからデビル犬に戻しましたが、 あれだってどーかなって感じですよね…。 恐れおののいて逃げ帰るお客様多数ってとこでしょう、きっと。 まあ、管理人の俺様至上主義(要するにやりたい放題ってコトです・笑)なサイトなんで… どうか諦めて下さい。 リクですが、当分無理っぽいかも知れません。 現在、書きたいものがいっぱいあります。 何万年後になってもオッケーだから、こういうの書けよ… ってのがもしもありましたら、受け付けないでもないですが(笑)。 因みに当サイトは男オンリーですので悪しからず。 あ、言うまでもないですか…。 ↓以下、今日未明の日記↓ ---------------------------------------------------------------------- 以下、昨日の日記のつづきです。 ホント、すみません。 遊丸の自己満足的な妄想メモです。 小説ではありません。 突如、設定と粗筋だけ頭に浮かんで来たので、 興の赴くままメモを取ったという感じの駄文です。 それでも構わなければ、お読み下さい。 ---------------------------------------------------------------------- やがて、澄ました顔でやって来た長官と、弥勒は事務的に最後の用事を済ませた。 屋敷を後にしようとすると、例の如く犬夜叉が弥勒の外套を手にやってきた。 長官との会話を聞いていたのか、犬夜叉は何か言いたそうにしていたが、弥勒は表情ひとつ変えずに犬夜叉が広げた外套の袖に腕を通すと無言で屋敷を去って行った… 国も身分も違う人への思いなど叶うはずがないことは解かっていたのに… 犬夜叉は遠ざかっていく馬車を見つめながら止めど無く涙を流していた。 次の日。 魂の抜け殻のようになって一日雑事をこなした犬夜叉は、日没間際に洗濯物を取り込み、そのまま庭に蹲って暗くなる空を眺めていた。 とその時、「犬夜叉」と自分を呼ぶ声がする。 犬夜叉がきょろきょろと周りを見回すと塀の上から顔を覗かせて、こちらを見ている人が… 闇に紛れてすぐには判別できなかったが、近づいてよく見てみれば、それは確かに…弥勒。 弥勒は犬夜叉に誰も見ていないことを確認させると、高い塀を軽々と飛び越え、屋敷内に侵入した。 いつも日本の軍服しか着ていない弥勒だったが、この時ばかりは人目を憚ってか中国服を着ていた。 その見慣れない格好に犬夜叉はしばし戸惑っていたが、それでも本当に弥勒が自分の目の前にいるのだと分かると、弥勒の胸に縋り付いて堰を切ったように泣き出した。 泣きじゃくりながら中国語で、自分が日本へ帰ってしまうこと、それなのに未練がましく会いに来たことを責めているらしい犬夜叉を、弥勒は植木の陰へと引っ張り強い力で抱き締めた。 そうして、犬夜叉がひとしきり泣いた後で、弥勒は低い声で自分を犬夜叉の部屋へ連れて行くように命じた。 犬夜叉の部屋は屋敷の一番隅にある小さな部屋だった。 それでも一人で寝るには充分な広さがあるのは、何の荷物も置いてないからだ。 壁には小さい窓がひとつあるだけで、灯りも無く、ひんやりとしていた。 弥勒がそんな部屋を見回すと、犬夜叉は気まずそうに俯いた。 エリート軍人である弥勒はこんな部屋、見たことも無いのだろうと…。 それでも、犬夜叉にとってはここが唯一自分の好きにできる空間だった。 弥勒はふと枕元に転がっている本に目をとめた。 犬夜叉がそれに気づき、慌てて隠そうとするが、弥勒の手が先にそれを拾い上げた。 それは『紅楼夢』、中国古典文学の精髄と言っても過言ではない小説。 何の教育も受けていない孤児、屋敷で日々こき使われている下男。 そんな犬夜叉には到底相応しくない本だった。 弥勒は壁に寄り掛かるようにして座り、ぼろぼろになるまで読み込まれたその本の頁をめくる…。 一行一行その漢文を読んでいくと、犬夜叉のいじらしさが痛いくらい胸に突き刺さる…。 無言で本を手にしている弥勒に、犬夜叉はどうして良いのか解からず、言い訳じみたことを口走る。 自分には学が無いから、そんな本を読んでも何の足しにもならないが、ただ好きだから唯一の楽しみとして読んでいるのだと… そう言っても弥勒は本に目を落としたまま何の反応も無いので、言っていることが解からないのかと、犬夜叉は弥勒の隣にしゃがみ込んでその顔を覗き込んだ。 すると…弥勒は本を手にしたまま、泣いていた… そして、不審に思う暇も無く、犬夜叉はそのまま弥勒の腕の中に抱きすくめられた。 動揺している犬夜叉に弥勒が言う。 「知ってしまったんだ…」 犬夜叉の瞳に翳が差す。 まさか…それが一番知られたくないことではないように…と一瞬の間にそう祈る犬夜叉の思いも虚しく、弥勒は続けて言った。 「お前が、××長官と…していたこと…」 犬夜叉は瞳を大きく見開くと、弥勒の腕を振り払おうと激しくもがき出した。 自分を好意的な目で見てくれたたった一人の人に、最低な自分を知られてしまったのかと思うと、もう何もかもが嫌で…それでもそんな風にしか生きていけない自分が酷く情けなくて…犬夜叉は激昂するままに弥勒から逃れようと暴れた。 しかし、軍人の鍛えられた体に適うはずもなく…犬夜叉は布団の上に押さえつけられた。 「解かってる…そうしなければお前はこの社会で生きていけない…それでもお前は懸命に生きている…どんな屈辱もお前を汚すことはできない…」 一言一言、確認するように弥勒は犬夜叉に言って聞かせる。 でも、どんな言葉をくれようと、犬夜叉の心は癒されない。そうしてさよならを言われることほど辛いことは無い。 「犬夜叉…よく聞くんだ」 弥勒は一層声を潜めて犬夜叉に語る。 「明後日の朝、お前はここを抜け出す…」 「…!?」 「ここを抜け出して、俺と一緒に船に乗る」 「!!」 突然のことに怯える犬夜叉の瞳を弥勒は見つめ返して優しく囁いた。 「一緒に、日本で暮らそう…」 そして、弥勒は小さく震える犬夜叉を抱き締めながら、自分の知っている限りの中国語で思いを伝えた。 犬夜叉は夢のような弥勒の言葉に胸が一杯になり、訳も解からずその温かい懐にしがみついた。 思っても見たことの無いくらい幸せな未来が、今訪れようとしている… 実感すら湧かぬまま、犬夜叉はただ恍惚として弥勒に抱きついた。 「アイシテル…」 不意に弥勒が口にした日本語が解からずに、犬夜叉はきょとんとして「何?」と聞き返した。 弥勒は微笑んで、これから日本語を勉強すれば解かるようになるさと囁いた。 犬夜叉もその言葉にただ微笑んで頷いた。 小さな布団の中で、その夜二人は体を求め合った。 暗くて寒い使用人部屋で、それぞれの身分を脱ぎ捨て、密やかに、そして熱く激しく抱き合った。 犬夜叉も弥勒も、夜が明けるまで何度も何度も幸せの絶頂を迎えた。 部屋の外に微かな人の足音がしたことも気づかずに… ---------------------------------------------------------------------- またまた続いてしまう模様。 どなたかこれ、小説にしてくれませんかねぇ…。 んなしょーもないモノ、自分で書けって? あはは…確かに。 でも、もっとしっかり構成を立てて、時代背景とか民衆感情とかもよく研究して書いたりなんぞしたら、面白いものができるんじゃないかと思うんですがね。 長編向きストーリーですが。 03:51。 BBS後で出ますね〜♪ ...
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