日々是変化...遊丸   
炎の蜃気楼(直高小説、イラスト等)&犬夜叉(弥犬小説、イラスト等)ファンサイト『七変化』の日記
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秋田内陸縦貫鉄道の旅 +ウェブ拍手お返事
- 2017年06月24日(土)


こんばんは、今年の上半期は異常なほどあっという間だった遊丸です。
そう、2017年ももう、半分が過ぎようとしているんですよね。


<七変化 MIRAGE-SIDE 更新状況>

・6月13日…ミラツアレポート「横浜横須賀ツアー」をアップ。

・6月21日…プチ・ミラツアレポート「箱根駒ケ岳の巻」をアップ。



今後順次アップ予定のレポートは…

・2016年5月 富山
・2016年8月 奈良
・2016年8月 富士宮
・2016年10月 足摺
・2016年11月 大阪、神戸
・2017年1月 石手寺
・2017年3〜4月 琵琶湖周辺

…といったところです。
今年はまだ、2回しかミラージュツアーに出かけていないんですね…。
しかも、1月の石手寺というのは、
松山経由で高知から帰る際に立ち寄っただけですので、
(『拝啓、足摺岬にて』のミクちゃんツアー)
まともなツアーは、琵琶湖周辺だけ。

むむむ…。引っ越す前に見るべきところは見ておきたいですな。


さて。毎度遅くて申し訳ありません。
ウェブ拍手のお礼とお返事です。

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6月1日にコメントを下さった貴方さまへ

ウェブ拍手&コメント、ありがとうございます♪
ツアーレポートをお読み頂けて、とても嬉しく思います。
自分のための記録みたいなものなんですが、
参考にして頂ければ、これ以上嬉しいことはありません。
私自身、ミラージュの舞台を訪ねることが楽しくて仕方ないので、
この楽しさ、面白さを、同じファンの方に分かち合って頂けたのであれば、
本当に、それが一番の幸せだと思っています。

江ノ島はいかがでしたか。
思わぬハプニングで、ご苦労もあったようで。
でも、そうですね。リベンジする機会ができたということかもしれません。
色々ツアーにでかけていると、
天候に恵まれなかったり、チェック漏れをしてしまったり、様々な不運がありますが、
「もう1回来ればいいんだ」くらいの気持ちのゆとりがないと、
やってられないかもしれませんね ^ ^;
遠方でなかなか行けない場所だったりすると、結構ショックですが…。

小動神社は是非行ってみて下さいね。
こじんまりとした神社ですが、だからこそ、ここに高耶さんが!という感動があります。
どちらからのアクセスかわかりませんが、
神奈川県内は舞台となった場所が多いですし、また是非お出かけになって下さい。
もし宜しければ、ツアーに出かけられたお話も聞かせて頂けますと嬉しいです。

あ、そうなんです、秋くらいに引っ越しなんです。
お心遣いありがとうございます ^ ^
最初に高知に行ったのは、正にミラージュツアーでのことでした。
感慨深いです…。
最終的に人を移住までさせてしまう、ミラージュツアー…(笑)。

例によってマイペース更新ではありますが、
またお時間のある時にのぞきにいらして下さいね♪

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6月17日にコメントを下さった貴方さまへ

ウェブ拍手&コメント、ありがとうございます♪
小話をお読み頂けましたようで、とても嬉しく思います。
ただの妄想話ですが…、そうですね「ミラージュ愛」はありますね^ ^
むしろ愛しかない(笑)。
原作本編が完結してかなり経ちますが、
こうしてひっそりファンサイトをやっていて、
読んで下さる方がいらっしゃることを考えると、
ミラージュって本当に偉大なんだなと改めて思ってしまいます。
最近は、ツアーレポートの更新がメインになってしまい、
お話の方はほとんど書いていないのですが、
また気が向けば、書く機会もあるかもしれません。
また是非あそびにいらして下さいね♪

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今年に入ってから、ミラツアにはあまり出かけていないのですが、
実は、旅自体にはちらほらと出ています。

その中の、秋田旅行の写真をいくつかご紹介します。
すっかり季節外れの雪景色ですが、少し涼んで頂ければと…。

大館能代空港行きのチケットが安く取れたので、初めての秋田旅行となりました。
レンタカーだと便利かもしれませんが、この雪です、
移動は秋田内陸縦貫鉄道を利用することに。
写真は阿仁マタギ駅にて、乗って来た列車を見送って。
宿泊予定の「マタギの湯」へは、宿の車が迎えに来てくれました。

阿仁マタギ駅のガラス窓についていた雪の結晶。
マタギの湯は、高級宿ではありませんが、
秘境の雰囲気がすばらしく、良いところでした。

二日目は、やはり内陸線で角館へ。
角館と言えば、桜の季節が有名ですが、雪景色もまた乙なものですよ。
墨絵のような世界です。

1泊だけの旅でしたので、角館だけ観光して、
再び内陸線で空港へのアクセスが良い鷹巣駅へ。
(余談ですが、ずっと前、ミラージュの四国編を読んでいる時、
「鷹の巣山」が気になり、検索すると、
この秋田の鷹巣ばかりヒットして困りました…。
まさかその後、こっちの鷹巣にも来ることになるとは思いもよりませんでした)
青森の津軽鉄道もそうでしたが、
がんばって存続している地方鉄道は、実にサービスが良いですね。
お姉さんが色んな名物を売りにきてくれるし、とても気が利きます。
私はもちろん機嫌よく酒盛りですよ。
(真ん中のワインは角館で買ったもの)
「もちもち三角」というのは、秋田名物バターもちです。
意外とあっさりとしていて(全然しつこくない)、美味しかったです。

角館と鷹巣は、内陸線の両端の駅になります。急行でおよそ2時間の距離。
でも、車窓の景色が嘘のように美しいので、ひとっつも退屈しません。
そして、不思議なくらい天気が移動中ころころ変わりました。
角館では雪が降っていたのに、途中青空が広がり、
かと思うと、鷹巣に近づくにつれ、また雪が降り出し…。

山も川も橋も、すべてがふんわりとした雪に覆われています。

ころころ変わる雪国の景色は、思ったよりドラマチックです。

秋田内陸縦貫鉄道がメインのような秋田旅でした。
きっと他の季節もそれぞれに美しいんでしょうね。

結構色んな都道府県を旅しましたが、行ったことがないのはどこだろう…。
岩手、福島、福井…、岐阜、三重、和歌山…、あとは、宮崎かな。
三重と和歌山は、ミラツアの一大聖地ですからね、そのうち行くでしょう。

今回はこの辺で。
また、近いうちに近況でも書ければいいなと思います。





...

先日家を買いました +ウェブ拍手お返事
- 2017年05月07日(日)


こんにちは、先日、家を購入した遊丸です。

ゴールデンウイークももう終わりかけですが、いかがお過ごしですか。
私は相方が休みじゃなかったため、少しも連休っぽくありませんでした…。
郵便局行って、あれ何で閉まってんだろ?と、休日であることに気づかなかったり、
ゴミの回収も休みなのに、うっかり出してしまったり…。
まぬけすぎる…。


さて。先ずは、ウェブ拍手のお礼&お返事から。

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●うさ坊太郎さま

ウェブ拍手&コメントありがとうございます!
お久しぶりです、お元気でお過ごしでしたか。
またメッセージ頂けて、とても嬉しいです♪
そうなんです、足摺。ようやく、念願の足摺に…。
うさ坊太郎さまは、もう行かれたことあったんですよね?
足摺は本当に地の果てが実感できるような場所でした。
でも、暖かくて南国チックなので、あまり寂寥感はないんですよね。
食べ物もおいしいし。
室戸とか剣山とか、四国の中でまだ行っていないスポットもあるので、
今後も少しずつ回りたいと思っています。

わだつみツアーはいかがでしたか?
このゴールデンウイークはお天気も割と良かったと思いますが…、
広島の方はどうでしたでしょうか(いや、山口の方かな?)。
美味しいお好み焼きとか、牡蠣とか食べられましたか?
広島ツアーは、私は1泊のわりにはよく回った方でしたが、心残りもあるんですよね。
呉と、広島港。あと、できれば村上水軍の城があった能島?
(千秋が踊り狂ったのは能島…でしょうか?)
いくつか行きそびれているので、そのうちまた行きたいです。

高知に移住する予定があり、ミラージュの舞台になった地は、
移住する前に大方回り尽くしたいと思っていたのですが、到底無理なようで…。
引っ越しても、まだ続きそうです ^ ^;

このサイトも、相変わらずののろのろペースではありますが、更新を続けていきますので、
またお時間のある時に、是非のぞきにいらして下さいね。お待ちしています♪
奥さまにもよろしくお伝え下さいませ。
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ここで何度か書いていますが、高知に移住する予定がありまして。
元々、来年あたりに引っ越そうと考えていたのですが、
何やら、今年に入ってから、色んな物事がポンポンポンと進みまして、
今年の秋くらいには、すべての荷物を引き上げて、高知で生活することになりそうです。
相方は向こうで仕事が決まったので、6月から一足先に高知入りします。
(何と家を買った次の日にさっさと仕事を決めやがりました…)

というわけで、先日、無事、高知で家を買うことができました。
この家探しが、移住の中で一番解決しにくい問題だと思っていましたので、
意外なスピード解決に自分でも驚いています。
(田舎の方だと、最近ではよく移住者誘致のために、
行政が住宅や土地を格安で提供するといったところもあるようですが、
高知市はさすがに県庁所在地ですし、そこまでの政策はありません)

来年の移住に向けて、今年に入ってから本格的な家探しを始めたのですが、
色んな条件があったので、
(予算、場所、一階に母親二人の個室が取れる、畑付き…など)
相当難航するだろうし、下手をすれば、
条件を曲げなくてはならないかもしれないと覚悟をしていたのですが、
何と最初に訪れた不動産屋さんで、ほぼ希望条件に適う物件と出会うことができました。
(なので、物件を見に行ったのも、実際に購入した一件だけという…)

これまでも物件情報だけはちらほらと見てはいたのですが、
ここまでピンとくる物件はもちろん見たことありませんでしたし、
条件にかすりもしないようなものばかりでしたので、
本当に、こればかりは縁だなあと、つくづく思います。

売主さんもとても良い方で、
お隣は売主さんのご親戚でこちらもとても良い方ですし、
更に言うと、不動産屋さんの担当者さんも良い方で、
今後も個人的なお付き合いも続きそうです。

そして、この不動産屋さんを勧めてくれたのは、
古民家のリフォームなどを手掛けている女性の方なんですが、
この方は、私(と義母)が、安兵衛という高知で有名な屋台の餃子屋さんで呑んでいる時に、
偶然隣に座っていて話が盛り上がったおんちゃんの娘さんという…。

なんか不思議な感じ。すべてが数珠繋がり。
本当にありがたいことです。
考えてみれば、ものすごく人に恵まれています。
たまたま、というのも大きいでしょうけれども、
高知の人は総じて、あたたかく迎え入れてくれます。
縁もゆかりもなかったけど高知に移住したいと言えば、皆さんものすごく喜んでくれますし、
ひろめ(高知城近くのフードコート的な呑み屋街)でぽろりとそんなことを漏らせば、
おおちょっとこっち来て吞めや!と誘ってくれる(赤鯨衆もこんな感じのノリなんだろうな)。

私は土佐に骨を埋めるつもりですが、
しっかり恩返しをしてからでないと、死ぬに死ねないなと思ってます ^ ^;

まあしかし。
家を買ったと言っても、オレらみたいなしがない中高年が買う家と言えば、
当然、古い家なわけでして。
色々と手を入れないとだめなんですけどね。

それでも、一応めでたいことで。
4月11日、高知市内の銀行で決済をして、
とぼとぼ歩いてひろめまでやって来て、先ずはいつも通りゆずサワーで乾杯↓
ここがふるさとと言うか、オレらの原点みたいなもんですね。
ひろめのゆずサワーに感動するところからすべてが始まっていますから。

そして、高知城へ。
そう言えば、高知城の桜が咲いているところを見たのは初めてです。
これから毎年見ることになるのかな…。
現存天守のある街ってやっぱり良いですよね。
あ、松本と一緒だ、高耶さんと。街の雰囲気はだいぶ違いますが。

その後、街中から少し離れた家へとやって来ました。
この草木の繁った荒地のようなところがうちの畑…。要開拓です。
(家は写真に写っていない、手前の方)
売主さんは高齢で、近年はほとんど手入れできていなかったようです。
文旦とか小夏とか金柑とか植わっているんですけどね…。
びわの木もありますが、残念ながら折れてしまっていて、切らないとだめですね。
枝を折って挿し木して二代目とかできるのかな。

この家は、駅からやや遠く、高台にあるので、
免許をまだ取っていない相方は、
取りあえず、現在借りているアパートから通勤することになります。
私はたまに行って畑の開拓と、家の掃除から始めないと…。
亀きち亀ぞうがまだ千葉にいるので、2〜3日しかいられませんけどね。


近況はこんな感じで、引っ越しに向けて、少しずつ物の整理とか始めています。
取っておいてもしょうもないもんとかたくさんあって。
少しずつ捨てようかなと。
でも思い出もあって捨てるのが惜しいものもあったり。
もう使わないし、見返すことだってほとんどないであろうものなのに…。
これを捨てる時は、恐らく次の引っ越しをする時で、
もう人生最後の断捨離をする時だろうな…なんて思ったり。
そんなふうに物の整理をしていると、
生きることは少しずつ死ぬことなんだ、と不思議な実感が湧いてきたり。

生きることは少しずつ死ぬこと。

中高年になると、そんなふうに思えてくるものなのです。


ツアーレポートの方は、3月に火輪ツアー第二弾(2016年1月分)をアップしています。
その後もまだまだ溜まっている分がありますので、ぼちぼち整理していきます。

今年に入ってから秋田や琵琶湖周辺(これはミラツア)に行きましたので、
また近日中にこの日記コーナーで少しご紹介できればと思います。





...

足摺ツアーダイジェスト。
- 2017年02月15日(水)


※久々の更新ということで、二日連続で書いています。
簡単な近況とウェブ拍手のお返事は、前日の日記↓をご覧下さい。


えっと。
昨年10月の足摺ツアーですね。
いくつか写真をピックアップしてご紹介します。


足摺岬って、移動時間で言うと、「東京から一番」遠い場所なんですよね、確か。
ということは、関東の人間にとって非常に行きにくい場所であるわけで。
例によって、高知空港ではなく、松山空港を利用する私たちは、
当然余計に時間がかかるわけですが、
朝9時過ぎに成田空港を出発して、足摺岬に着いたのは、夜10時前。
高知駅前からレンタカーを借りてやっとこさ到着。
しかし、高知県内、夜になると暗い道路が多くてびっくりしました。
街灯のない夜道のカーブなんて、ハイビームでも全然足りません。


でも、夜到着したおかげで、足摺岬の展望台を夜見に行くという念願も叶いまして。
やっぱり、ここはね…夜、見たいですよね…。
「最後の最後で痛い障害物」もちゃんとあります、この円形の物見台?
真っ暗なので、無数の星以外何も見えないのですが、
遥か下の方から波が砕ける音が絶え間なく響いてくるので、
ここが高い岬の突端であることは暗闇の中でも体感できます。
長い移動距離のせいもあってか、本当に地の果てという感じ。
ああ、ここで、高耶さんと直江が…。はは〜ん。
にやけ顔を誰にも見られずに済んだのも、夜だったおかげですね。


足摺で宿を取ったのは、二日目の夜だけ。
一日目は元々、高知市内に借りているアパートがあるので、
そこに泊まって、翌早朝に出発する予定でしたが、
よくよく考えると、それでは観光する時間があまり取れないので、
一日目に足摺まで行ってしまい、車中泊することに。
で、車中泊した場所は、あの唐人駄場です。
↑の写真は、唐人駄場の星空。
足摺岬は、まだ多少街の灯りがありますけれども、
唐人駄場は本当の闇です。
懐中電灯がなければ、トイレまでもたどり着けません。
(と言うか恐らく一歩も動けない)
その分、星空は本当にきれいでした。
あんまり良い写真撮れませんでしたけど…。
上方、中央、見切れるくらいのところにプレアデス星団(すばる)、
下の方に木々の陰から昇りくるオリオン座が写っています。


行ったのは10月の下旬だったんですけど、さすが南国土佐の最南端だけあって、
足摺は暑いくらいでした。というか、暑かった。
車の中で寝る前、冷房をかけていたほど。
でも、明け方は窓に結露ができるくらい冷え込んでいました。
そして、外に出ると、繋がれていない牛さんがその辺に居てびっくり。
(写真中央奥の方。唐人駄場駐車場にて)
ミラージュにも書いてありましたが、この辺、牧場になっているんですね。
一応、自動車道もあるんですけど、普通に、牛さんがうろうろしています。
この写真の左の方に、唐人駄場公園(広場)があり、
道路を挟んで、写真右後方に唐人駄場の巨石群があります。


唐人駄場公園から望む巨石群。
四国大転換の際、赤鯨衆はこの広場に集結し、
星の室のあるあの巨石群の中で、高耶さんが大転換の呪法を成したわけですね。
早朝、誰もいない唐人駄場に立つと、
この場所には、そんな壮大で神秘的なストーリーがよく似合うと思わず納得。


巨石群の中には遊歩道があって、石に登ることもできます。
裂命星を納めた星の室はどの辺かな〜なんて思いながら散策。


巨石の上から見下ろす唐人駄場公園と太平洋。
少しもやっていて、水平線も霞んで見えますが、この景色に感慨ひとしおです。
足摺も長らく来たいと思っていたスポットのひとつなのですが、
この唐人駄場は車でないと来れなさそう(近くまでバスが来ていない)なので、
どうしたものかとずっと考えあぐねていました。
まあ、この歳になって免許取った甲斐があったというものですね。
そう言えば、自分で運転するミラツアはこの足摺ツアーが初めて。
その初めてで唐人駄場車中泊って、いささかディープ過ぎる感もありますが…。


唐人駄場から足摺岬へは車で15分ほど。
朝、もう一度足摺岬の展望台へ。
ここは、嶺次郎が高耶さんに裏四国のことを打ち明けた場所でもありました(23巻103ページ〜)。
あいにく、高耶さんが見たような真っ青な風景はこの日は見られませんでしたが、
遮るもののない大海原は、実に清々しいものです。


ここは、四国を巡る気が出ていくところ、
裏四国においては、死人が次の生へと旅立っていくところでしたが、
そんな設定も頷けます。
地の果てに大海原と接する、その最先端の地は、
生と死の接点でもあるような、そんな気がしてくるのでした。


展望台から右の方を見ると、すぐ隣に足摺岬の白い灯台が佇んでいます。
下は少し怖くなるくらいの断崖絶壁です。
高耶さん、この高さから飛び降りようとするなんて…。


こちらは、白山洞門。
高耶さんが足摺のアジトから抜け出して、立ち寄った場所ですね。
アジトと思われるホテルと、足摺岬展望台との中間くらいの位置にあります。
波の浸食でできた洞門で、国内最大級のものだそうです。
確かに、なかなかの迫力。
ここで想いに耽っていた高耶さんが吉村に捕まり、
窮地に陥っているところを、直江がついに追いついて…という展開でした。


そして、足摺岬展望台のすぐそばには、第三十八番札所の金剛福寺があります。
『拝啓、足摺岬にて』でミクちゃんが最後に訪れた札所ですね。
最後に、足摺岬の展望台から旅立つシーンは、本当に…泣けてきました…。


足摺岬周辺を一通りチェックした後、車で小一時間ほどの距離にある竜串エリアへ。
写真は、「足摺海底館」です。
『深紅の旗をひるがえせ』で、伊達方のスパイを確保した場所ですね。
桑原先生が描写していた通りの建造物でした。
建物の中の階段を降りていくと、海底の窓から海の中が覗けるようになっています。
きれいなお魚さんたちがたくさんいました。
沖縄の海とまではいきませんが、竜串ではサンゴ礁や熱帯魚を見ることができ、
シュノーケリングやダイビングも体験できるようですよ。


私たちは、手軽なグラスボートに乗船。
変わった形のサンゴはシコロサンゴの群体。
きれいな色の魚がたくさん泳いでいます。


竜串で食べた昼食。
刺身はキハダマグロの幼魚とのことですが、これが激旨。
こういう新鮮さを売りにした旨さというのは、現地に来ないと食べられません。
海の恵みをたっぷりと体感できました。


夕方、再び足摺岬に戻ってきました。
この日の宿は、「足摺国際ホテル」。
赤鯨衆の足摺アジトは、恐らくここがモデルではないかと思われます。


泊まった部屋は、最上階の海がよく見える部屋でした。
ミラージュでは、確か嶺次郎の部屋が、最上階だったような…。
因みに、こちらのホテルには地下室はありません。
(もしかしたらあるかもしれませんが、宿泊客が行けるような地下はありません)


しかし、裏口から抜け出して崖下に降りていく道というのは、一応実在しました。
地下牢から救出された後、高耶さんが人目を忍んで逃げ出した道ですね。
ただし、宿泊客用の裏口はなくて、厨房かどこかの裏口らしきもののみ確認できました。
写真は、高耶さんのように、崖下に降りていく途中で建物を振り返って。
足摺では、本当に色々ありましたね。
宿毛、窪川、大正、中村、浦戸、室戸…高知県内は思い出深い場所が多々ありますが、
中でも、やはり足摺の印象はなかなか強烈なものがありました。
今回は…天気は決して悪くはなかったのですが、
真っ青な空と海というのは見られませんでしたので、またいつか再訪してみたいですね。
ああ、あと、時間の関係上、大堂海岸(千秋の差し金で高耶さんが拉致られた場所)
の方までは行けなかったので、やはり要リベンジです。
次に行くのは、高知に移住した後、かな。


最後の写真は、足摺国際ホテルで食べた「清水サバのしゃぶしゃぶ」。
うっすらと色が変わる程度に軽くしゃぶしゃぶして食べると、
脂の乗った新鮮なサバの旨みが増して、とっても美味。
魚好きの高耶さんも、足摺の食生活には満足していたことでしょう。



当面、次のツアーの予定は立てていません。
移住する前に、なるべく行き尽くしたいと思っていましたが、
ちょっと無理かなぁ…。
地方に移住してしまうとアクセスが悪くなったりしますので、大変そうですが…
まあ、ゆっくり続けて行こうかと思います。

ツアーレポート、たまりまくっていますが、こちらもぼちぼち進めていきますね。

あ、昭和編は遅ればせながらも読んでいます。
最新刊はまだ手を付けていませんが…。
こちらも楽しみですね。
阿蘇に行く…んですよね、最後は。それも楽しみ。


...




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