安全地帯で直高ソング♪ - 2010年10月25日(月) こんばんは。 寂れた港近くの酒場で、 あぶったイカを肴に熱燗を呑みたい気分の遊丸です。 先日、『トラベルエッセイコレクション・『炎の蜃気楼』紀行』を読んだんですが、 桑原先生が「日本海の海岸には安全地帯の『きみは眠る』が似合う」と書かれていて、 どんな歌か知らなかったのでYou Tubeで聴いたら見事にはまってしまいまして。 ちょっと直高ソングっぽい。 <♪ 他人でいるには近すぎて 心を許すには遠すぎる> なんてとことか。 でもむしろ、換生者としての二人の心象風景っていう方がしっくりきますか。 <♪ どこから来たのかも忘れた僕は 永遠に放浪者(たびびと)> うーん。 こう聴くと、安全地帯ってミラージュの雰囲気に合ってるような気がします。 というわけで。 若い方には馴染みがないと思いますが(汗)、 やってみましょう、安全地帯で直高ソング♪ ※最終巻ネタバレっぽいものがありますのでご注意下さい。 ●「好きさ」 <♪ 好きさ くやしいほど……思いつめれば 狂いそう……> これは…完璧狂犬ソング。 「好きさぁ〜」というあの囁くような歌い方がもう既に直江(笑)。 ●「じれったい」 <♪ ……じれったい からだもとかして もっともっと 知りたい> 「Sodomy」っぽいノリ? 岡崎さんと風雅さんで聴いてみたい。 ●「ワインレッドの心」 <♪ 忘れそうな想い出をそっと抱いているより 忘れてしまえば……> ちょっと主旨は違うけど、ワイン繋がりで『夜を統べる瞳』のイメージとか。 一線を越えそうで越えない二人のもどかしい関係が正に初期の直高。 ●「プルシアンブルーの肖像」 <♪ もうはなさない…はなさない……あなたをひとりにできない> <♪ ふたりで見た夜のうれしさ忘れない> これは『砂漠殉教』のテーマソングでしょう! 高耶さんを求め追いかける直江の悲痛な叫び。 ●「悲しみにさよなら」 <♪ 泣かないでひとりで ほほえんでみつめて あなたのそばにいるから……> 「わだつみの楊貴妃」後のウェイブ直江から高耶さんへのエールですね。 小太郎直江に傷つく高耶さんへ贈る言葉…。うー切ない。 でも、この歌はもうひとつ、聴き方があると思うんです。 それは最終巻後、高耶さんから直江へのエール…そう思って聴いたらどうでしょう。 <♪ 悲しみにさよなら ほほえんでさよなら ひとりじゃないさ〜> <♪ ……その胸にときめく 愛をかなえられたら……> <♪ ……ひとつになれる〜> 悲壮な決意を抱きながら淡々と生きていく直江へ、高耶さんが遺す言葉…。 だめだー。目から汗が止まらない。 はぁー。 いかがでしたでしょうか。 皆さんにも、これは!と思う直高ソング、ありますか? よろしければ是非教えて下さいね。 そう言えば、この間何気なく最終巻の“あの箇所”を読み返したんですけど、 あれは本当、何度読んでもリアルに泣けますね。 私は本や映画であまり泣かない人なんですけど、 ミラージュの最後は本当に涙が出る。 『BANANA FISH』のショーター・ウォンが死ぬシーンを読んで以来かも。 (あ。木原音瀬さんの『檻の外』でも泣いたか…) きっと、これからも読み返す度に泣くんだろうな。 でも、読んでから時間が経つほど、納得のいくいいラストだったと、私は思います。 ... 剣山と言えば… - 2010年10月22日(金) <七変化 MIRAGE-SIDE 更新状況> ・STORYページに「折り鶴のねがい 其四 スウィートホーム」をアップ。 ・ILLUSTページに「ともだち、だろ?」をアップ。 先日、スーパーでこんなもの↓を見つけ、思わず即座に買ってしまいました。
剣山のそば。 剣山と言えば… 高耶さんに大転換を許してしまった直江がショックのあまり失語症に陥り、 言葉にならない無念を身体でぶつけるように高耶さんを抱き続けたというあの剣山ですよ。 あーそんなエッチの合間に二人で黙々とこのそばでも食べたかもしれない… などと思いを馳せながら(笑)、私も食べてみました剣山そば。 ... 川越祭りと渋すぎるプチミラツア!?(+ウェブ拍手お礼) - 2010年10月17日(日) こんにちは。 何だかまた直高なドリームを見てしまった遊丸です。 自分が高耶さんになってて、直江のうち(マンション?)に遊びに行ったら、 大きなベッドがあり、「いいなーこのベッドー」とか何とか言って、 ごろんと横になったらそのまま寝ちゃって、 でもそれはほんとはたぬき寝入りで、直江の様子を伺っていたら、 案の定キスしてきやがった! みたいな夢でした(笑)。 夢つうか、俺の妄想そのまんまですね、馬鹿ですみません。 さて。 ウェブ拍手ありがとうございます。 一言メッセージもありがとうございます。 積極的な高耶さん、いいですよね! 積極的な高耶さんについて語りだしたら、 ウイスキー片手に小一時間ほど熱く書きまくってしまいそうです。 嫌がる高耶さんを少々乱暴に…っていうのも萌えるんですけど、 何と言ってもあの淫乱!な高耶さんことですから、 我慢できずに自分から乱れまくる…という姿が理想的です。 20巻以降の高耶さんは本当にえろくていいです。 直江という「男」を知って、一皮も二皮も剥けたという感じです。 正に蝶が羽化するのを見るようでした。 私が最も好きなのは… って、ハッ! 本当に小一時間語りだしそうだな…。 すみません、調子に乗りました。 「折り鶴のねがい」の続きはまた金曜日辺りにアップする予定です。 また是非いらして下さいね。 さてさて。 また話は変わりますが、前回の予告どおり、川越祭りに行ってきました。 相変わらずすごい人出でした〜。
初めて行ったツレは田舎町の田舎祭りを想像していたらしく、 予想をはるかに超えた賑わいに驚いていたようでした。
山車行列が来るともう身動きが取れない状態です。 でも、太鼓と笛の音と、たくさんの人たちの熱気をまとって 山車が近づいてくると、テンション上がるものですね。 あれが祭りというものなのだなあと、久々に肌で感じました。
私はやっぱりおきつねさんがお気に入りです。 独特の動きが神秘的でかっこいい。
今回の旅の目的のひとつ、でかたこ焼き。 八年前に行った時のように、 どこもかしこもでかたこ焼ばかりというわけではなかったのですが、 やはり、足のはみ出てるでかたこ焼はありました。 もちろん、食べたんですけど、味はいまいちだったなー。残念。 たこの風味があまりなかった…。
最近はお菓子の種類も豊富のようですが、 私はもっぱらここのこしあん最中が気に入ってます。
バラで買って持って帰ってきたので、皮が傷ついちゃいましたが…。 子供の頃、あんこが苦手だったのですが、そんな私でもこのこしあん最中は好きでした。 甘すぎず、上品な味わいです。 今回は、事情により夕方に帰ってしまいましたが、 川越祭りの真骨頂は夜からです。 提灯の灯りが点った山車同士が向かい合って、競り合う姿は大いに盛り上がります。 行かれる機会があれば、是非夜に行ってみて下さいね。 そして! 今回の旅の密かなるミッション! 北条VS直江、因縁の対決の地を踏め! ですが…
保存修理工事中というわけで、やはり工事用壁に囲まれていました。 来年春には終わるらしいので、またリベンジします。 川越城は、1457年上杉持朝が家老の太田道真、道灌父子に命じ築かせたもので、 上杉氏は持朝以来80年在城するものの、1537年に北条氏に奪われます。 その後、1545年に上杉軍が再び奪還を計って襲撃したのが、日本戦史に名高い川越合戦です。 激戦となったこの川越合戦で活躍したのが氏康パパです。 激戦地と伝えられる付近の東明寺では、後の世までも土を掘り返すと人骨が出たのだとか。 「群青」では、この川越合戦の死者が甦り、不穏な動きを見せているところへ、 北条兄弟の三男・氏邦が鎮圧に向かいます。 一方、直江も合戦で死んだ怨将の起こした事件を嗅ぎつけ、 駆けつけた際に氏邦と鉢合せ、激しい念波戦の末、 氏邦は負傷して帰還、 直江は後日(「七月生まれのシリウス」の中で)、 高耶さんに、景虎の実家である北条氏と戦ったことを告げるのです。 うーん。 やはりミラツアスポットとしては渋すぎますね;; でも、自分にゆかりのある土地が出てきたのは、 ここだけなので、嬉しかったのです。 現在建っている「川越城本丸御殿」は、 子供の頃、学校の社会科見学で行ったことがあります。 あんまり覚えてないけど…。 歩くとキュッキュッと鳴るうぐいす張りの廊下があったような…。 この近くに球場があって、テニスコートなんかもあるんですが、 中学生のころ(弱小)軟式テニス部だった…私は、そこで大会に出たものです。 待ち時間には本丸御殿前の石段に腰掛けてくっちゃべってた…。 そんな場所に、こんな縁があって再び来ることになるとは…奇妙な感じです。 ...
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