詩集 ”心の扉をひらいて

2005年08月25日(木) あなたの背中

あなたの背中
見送る私
あなたの背中
呼び止めて すがりたい

あなたの背中
恋しくて 忘れられなくて
逢いたくて
 
 
 



2005年08月20日(土) 男と女の幸せ

あなたを愛してる
あなたしか愛せない

男の幸せと女の幸せは
どこか違っていて

愛の空想と現実の狭間で
すれ違う

お願い
愛してると言って
女は それだけで生きていけるから
 
 
 



2005年08月10日(水) ときめき

まっすぐに私を見つめないで

嬉しそうに微笑まないで

恥ずかしそうに俯かないで

紳士のようにエスコートしないで

あなたの全てが
愛を囁いているようで
ときめいてしまうから
  
  



2005年08月08日(月) 恋心

私たちの恋は
もう ずっと先を走っていって
笑いながら私たちを待っているのか

それとも あの頃に戻って
はにかみながら お花を摘んでいるのでしょうか

こんなに愛しあっているはずなのに
私たちの恋がどこに行ったのか
ふと 探してしまうのです



2005年07月31日(日) どうして

どうして 私は独りでいるのだろう
どうして 独りでいなくてはならないのだろう

こんなに寂しがりやなのに
私は どうして独りでいるのだろう

あなたは どうしてこんなに私を愛してくれるのだろう
それなのに どうして一緒にいてくれないのだろう

涙が静かに流れる
嗚咽も何も聞こえない
 
 
 



2005年06月03日(金) 母よ

母よ
私の最愛の人よ

あなたは
わが子より紙切れを信じ
わが子より
自分の姉妹を信じるのですか?

マリア像を見上げるように
絶対に変わらぬ愛と信じ
その愛に頼り切っていた私は
あなたの子です

母が
一人の人間となった今
私は虚ろな心を幼子のように
抱きかかえて それでも
微笑みながら生きていきます

今日は
私がやっと
親離れした日です
 
 
 



2005年05月29日(日) 私は昔

私は昔
柔らかく波打つ豊かな髪を持っていた

ジョキジョキ
跳ねるように軽やかにハサミは
私の髪を切り落としていく

私は目を瞑り
あのころの私を想いだしている


涙を流すたびに
私の髪は短くなった

孤独を感じるたびに
私の髪は短くなった

頼ることをやめようと思うたびに
私の髪は短くなった


出来上がった私を見て
鏡の中の私が微笑んだ

軽やかになった私を見て
娘が言った
 ママさんバレーみたいね




2005年05月28日(土) こんなにも辛いとき

こんなにも辛いとき

私は
あなたとの別れを想い

あなたは
私と生きる道を探す

こんなにも辛いとき

私は
あなたの愛を
信じようと思う
 
 
 



2005年05月26日(木) 愛は妄想?

私は両親に
たっぷりと愛されて
育った

しかし妹は言った
 それは妄想よ

 父の愛なんて
 最初っからなかったし
 母の愛も大したものじゃない

 お姉ちゃんは
 愛されたかったから
 愛されているという妄想を
 作り上げたんだわ

母の愛を見失って
さまよう私に
妹の言葉は
まさに青天の霹靂

私が信じていた愛など
最初から全て
妄想だったのだろうか

愛なんて
現実に存在するものではなく
妄想の世界に存在するものなのだろうか
 
 



2005年05月23日(月) 修行中


詩は書けません

冷たい滝の下
真っ白い水しぶきの中で
心が縮み上がっているので

今は無理なのです

もう少し経ったら
もう少し大きな心になって
もう少し強い心になって
滝の下から出てきますから

それまで待ってください

でも
大きくも強くもなっていなかったら
ごめんなさい
 
 


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